卸売・小売業は、500兆円強の市場規模を持ち、国内GDPの業種別内訳では全体の1割強を占める産業です。 30年前と今とを比較すると、ECの拡大や電子決済の普及など、消費者と接点が近い領域ではテクノロジーによる大きな変化がありました。 一方で、流通や店舗運営など、裏側領域での変化はまだまだこれからです。
私たちは延べ150社、1000店舗以上の小売企業のお客様に対して、AIを活用したストアアナリティクスサービス「ABEJA Insight for Retail」を提供してきました。 導入を決めていただく企業さまがサービスに期待することの1つが、「売れる」の再現性を高めることです。 私たちは店舗に設置したカメラから取得した動画像データを画像処理解析をかけることにより、来店人数や行動動線などをデータとして提供しています。 購買に至らないお客様の行動も可視化させることで、データに基づく施策の効果検証を、正しく容易に行えるようになります。 今後も、戦略的な販売活動を後押しするため、サービスの継続的発展に努めます。
併せて、既存の産業構造に大きなインパクトを与えるような新サービスの開発にも乗り出します。 これまでのサービス提供を通して、卸売・小売業に関する様々なリアル情報を蓄積してきました。 これらの情報資産に加え、テクノロジーのちからを武器に、卸売・小売産業の構造を変革したいと考えています。 新サービスの構想詳細については、選考を通してお伝えさせてください。
やるべきこと、やりたいことはたくさんありますが、手が足りていないのが実情です。 10年後、30年後の新しい世界を一緒に作ってくださる方をお迎えしたく考えています。