これまでは PoC の延長線上にあるファーストプロダクトによってサプライチェーンマネジメント SaaS が提供すべき価値を検証してきました。 検証の中でシステムとして実現すべき像が明確になり今後の価値提供のために最適な設計、実装が一定見えてきたため、それらを反映すべくゼロベースのシステム刷新を行っています。
開発は特に技術スタックで区別するようなことはしていませんが、0から作る開発ボリュームも踏まえて現状ではBackend, Frontend, Infraでそれぞれ専門を担当して進めています。
Web フロントエンド刷新後の技術スタックについては下記の記事で紹介しています。 ResilireのWebフロントエンドのコードベースと設計をチラ見せ紹介するよ! - Resilire Engineer Blog
世界中の多様なリスクを集積し、正確かつリアルタイムな情報提供によって「リスクに備えるシステム」であることからセキュリティや可用性の投資も必要不可欠(有事に使えなかったらどうしようもない)でありシステムとして高品質で堅牢であることが事業価値に直結します。
様々な業界のグローバルなサプライチェーンを支えるプロダクトなので、プロダクト自身もまたグローバルな展開を前提としています。あらゆる業種、国・地域、言語を問わず幅広いニーズに応えられる UI 開発はそれだけでも大きいチャレンジです。
リアーキテクチャが進行中の Web フロントエンドは toB SaaS として正しく割り切った Single Page Application になっています。React と Vite を軸に堅い技術基盤が構築されていて、ADR がしっかり残されていたり、整然とした monorepo のディレクトリ整理が行われていたりとキャッチアップしやすく学びのある環境です。