金融産業は現在国内だけでも「60兆円」の巨大産業であると同時に犯罪収益は全世界GDPの3.6%を占め、200兆円が資金洗浄されている現状があります。そんな金融産業にもテクノロジーの波が押し寄せ、デジタルとの融合の時代に差し掛かりました。しかし、金融機関が直面するその不可欠さ故の「複雑」且つ「長大」な業務プロセス、そしてそれを支える「情報の流通」は、100年間大きな変化がありません。特に「定性情報=企業の実体と実態を表す情報」は、デジタル化が進む今も置き去りのままになっています。真に変革を実現するためには、この時代に即した新たな情報基盤が必要であり、同時に長年に亘り築かれてきた金融特有の事情に寄り添い、それを最適な形で届ける必要があります。私たちは、金融産業を支える情報基盤を地道に愚直につくり続けます。そして経済を加速させる本来の金融を取り戻すための足回りとなり、すべての法人がフェアに繋がれる世界を実現したいと考えています。