エンジニアのスキルの定量評価を行うことは我々のサービスの根幹であり、社会的にも必要な機能です。定量的な評価を利用する場面は採用だけでなく、社内での評価やエンジニア自身が自分の持っている可能性を知るために活用することができます。 スキルの定量評価は時代や使うツールによって変化しますが、我々はこの難題を解くべく試行錯誤を繰り返し、価値のある情報としてユーザーに提供します。この価値を提供するため、我々は様々な属性のユーザーに対して情報を理解できるように伝える必要があります。 例えば、コーディングプラットフォームの文脈では、テストを出題・評価するユーザーと、テストを解答するユーザーです。これらのユーザーのインサイトは全く異なるものであり、それぞれに特化した実装が求められます。
わかりやすい例として、テストを解答するユーザーにとって、解答する画面のUI/UXやリアルタイム性など、実務で利用するツールと遜色のないレベルまで機能全体を磨き上げる必要があります。 また、評価者にとって有益な情報を提供するために、テスト受験者の解答の行動をロギングしたり、提出された解答を専門領域でないユーザーでも正当に評価できるように指標を定義したりします。 ユーザーの本当に欲しかったものを実現すべく、ビジネスやカスタマーサポートなどのチームをまたいで機能を実装するため、本当に利用される機能を提供する開発体験が得られます。