◾️チームの状況
サービス業の経験を持つメンバーが多く、ミッション、ビジョンへの共感が強いこともあり、サービス、プロダクトに対しての熱量が高いメンバーが揃っている状況です。
ミッション、ビジョンドリブンでのチーム組成には成功したと言える状況ではあるが、その反面、技術的な網羅性の低いメンバー構成です。
多機能化(マルチプロダクト化)をスピードを重視した開発によって実現したことにより、負債が溜まって運用工数が上がってしまっている状況のため、こういった状況を技術的に打破できるテックリードを募集しております。
■業務詳細
エンジニアリングマネージャーとして、プロダクトにとって必要なものを開発していただき、チームをリードいただくのがミッションです。
現在、正社員・業務委託あわせて10名以下の小規模なプロダクト開発チームですが、まずは数年で30名規模を目指して、プロダクト開発チーム作りを担っていただきたいです。
1: マルチプロダクトを運営する開発チーム移行における開発チームの立ち上げ
- 短期的に2チームへの立ち上げのための採用を動かす
- 採用のための認知施策をCTOと一緒に施策を検討し、メンバーも積極的に巻き込み推進していく
2:複数開発チームを立ち上げていくための採用とメンバーのモチベーション管理
- 働くを科学を意識しながら、定量/定性でメンバーの生産性を最大化するためのプロセスを検討
- 組織がスケールしてもHATALUCKらしさを持った開発文化を複数チームへ浸透させる
3:マネジメント観点で実施している内容を記載いただく
エンジニアリング組織の定期1on1、評価エビデンスの取得、壁打ちや助言の実施
・OKRベースの目標管理を行っており、エンジニアリング人材の定期1on1を実施し目標に沿った行動・改善のフィードバックをして頂きます
・1on1や日々の振る舞い・成果指標から評価エビデンスを取得、保管いただきます
・必要に応じて壁打ちや助言を行う他、影響の大きい課題はCTO・CEOにエスカレーションしながら組織全体で解決を模索いただきます
※CTOと協業して実装いただくイメージです。
▼現状の課題
現在、大きく3つの課題があり、解決に向けて開発組織全体で取り組んでいます。
①開発生産性の向上と技術負債の解消
これまで、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)を最優先し、機能追加を優先してきた結果、技術的負債が蓄積されている状態にあります。
このままでは開発のスピードや品質の維持が難しくなるため、外部品質・内部品質を高めながら高頻度でリリースできる開発体制を構築することが、会社全体の最優先課題となっています。
そのため、リソースを集中投資し、技術的負債の解消と開発プロセスの改善を進めています。
==具体的な取り組みとして、以下を実施・計画しています。==
- 業務ドメインの複雑性に対応するため、DDD(ドメイン駆動設計)のエッセンスを取り入れた再設計
- バックエンドの移行: PHP(Laravel)→ Go への段階的移行
- フロントエンドの移行: Vue.js → React への段階的移行
- ミドルウェアの最適化: Firestore から MySQL(Cloud SQL)への移行
- デプロイプロセスの改善: 2週間ごとのリリースサイクルから、オンデマンドデプロイ へ
- Feature flag の導入、ブランチ戦略の変更、自動テストの強化
- 開発パフォーマンスの可視化: Four Keys のモニタリング
- 開発者体験(DX)の向上: DXクライテリアの実施
②開発組織のスケール
当社のプロダクトは、サービス業における幅広い業態(数千人規模の企業、フランチャイズ店、商業施設など)で導入されており、多様なニーズに対応する必要があります。
そのため、機能リリース後には想定外の使い方や新たな要望が次々と生まれ、運用で補っている課題も多く存在します。
現在、既存機能の拡張や細かな改善による顧客価値の向上の余地はまだ大きい一方で、新機能の開発とのバランスを取ることが求められています。
これを実現するためには、プロダクトロードマップの推進と既存機能の拡張・改善を両立できる体制へと、開発組織をスケールさせることが重要な課題となっています。