【職務内容】 輸出入における行政手続きおよび貨物情報の管理・連携にかかるオンライン情報システム、貿易に関するサービス・ソリューションの企画・開発を行っている組織です。その中で、中心を担っているのはNACCSとCISという基幹システムです。 NACCS(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System)は、入出港する船舶・航空機及び輸出入される貨物について、税関その他の関係行政機関に対する手続及び関連する民間業務をオンラインで処理するシステムです。現行システムでの機能追加や新サービスの企画開発、更には次期システムの構想検討やデジタル技術を活用した新サービスの企画検討に取り組んでおり、これらの提案や開発を担当するメンバーを募集しています。 また、通関情報総合判定システム(CIS;Customs Intelligent database System)は、増大する輸出入申告等を適正かつ迅速に処理するために、過去の輸出入実績などを参照することで、通関貨物に係るリスクを評価・判定し、審査・検査の重点化・効率化を図るために導入された税関の内部システムです。CISについては、財務省が令和2年6月に公表したスマート税関構想に基づいた新機能の提案やデジタルを活用した新サービス開発に関する企画検討に取り組んでおり、これらを担当するメンバーを募集しています。
想定している主な対応案件は以下の通りです。 ・日本の輸出入手続きの約99%を支えるNACCSの新世代システム開発プロジェクトの企画・開発 ・NACCSシステム等で得られるノウハウ・ビッグデータ・AIを活用した民間企業向けの新規システム・プラットフォーム構築における、システム構想検討・プロジェクトの推進・システム構築 ・税関の情報系システムであるCISの次世代システム開発プロジェクトの企画・開発