AIRVISAでは複数のエンタープライズ企業で有料利用が決定したこともあり、PoCのフェーズは終了、グロースフェーズに入っています。
PoCフェーズでは仮説検証を優先していましたが、グロースフェーズでは次の3つを優先課題としています。
- システムの安定稼働
- マルチプロダクトの展開
- 在留資格申請業務のDX
AIRVISAはグロースフェーズに入り、今後より多くのお客様への営業活動を展開していく予定です。 特に事業戦略上、エンタープライズの会社様を中心に営業をしていく計画です。 そのため、システムが安定して稼働することが要件として重要になってきています。 システムの品質レベルはPoCプロダクトの段階ではそこまで高いものを要求してきておりませんでしたが、今後はエンタープライズのお客様にも安心して使っていただけるよう、システムを堅牢にしかなければならないという課題があります。
特に目下の課題となっているのがデータモデリングの再設計、セキュリティ面の対応、テスト戦略の策定及び実装です。 データモデリングの再設計においては、PoCフェーズからシステムを稼働させてくる中で得た業務知識などをデータモデリングに反映することを目指しています。 今後のAIRVISAの成長を見据えてSystem of recordを重視したモデリングを目指しています。
一方セキュリティにおいては、脆弱性診断の継続的な実施や各種外部認定資格の取得(ISMSなど)を目指しています。 また利用者が増え、システムも複雑化していくことが予測されているため、可用性や効率性の向上や安定化が重要になってきます。
テスト戦略の策定及び実装においては、モバイルアプリケーションやWebフロントエンドの安定稼働に対するE2Eテストなどの拡充を目指しています。
AIRVISAは労務担当者が主に利用するデスクトップSaaS、飲食店店長などの実務担当者の方が主に利用するモバイルアプリケーションを開発しており、その他プロダクト群を今後も開発していく予定です。 また全てのアプリケーションの中心には在留資格データが必ず存在し、共通データとして利用できるように構想しています。 そのためデータを軸にユーザー体験を設計でき、かつマルチプロダクトを開発できる体制を構築していく必要があります。
さらに外国籍従業員の雇用をよりスムーズにするため、またより多くの外国籍の方の移民体験を向上させるために、AIRVISAのユーザー機能の拡張、具体的には在留資格の認定・更新・変更といった業務をDXする機能開発を行っていく必要があります。 在留資格申請業務のDXの難しさの一つとして、同じ申請という業務でも在留資格の種類や雇用形態によってお客様へのペインの解消具合も異なる(=つまり複数回のPMFを狙う必要がある)ということです。 AIRVISAでは特定のユースケースをカバーするのではなく全ての外国籍の方の申請をDXしたいと考えています。
AIRVISAの構想について詳しく聞いてみたい方はカジュアル面談などでご質問ください。
『移民にまつわる非合理を解消し、多様な人が活躍する日本をつくる。』
AIRVISAは「移民」を誇りあるチャレンジャーと考えています。
文化、食をはじめとして世界的に評価されている日本。 そんな日本で働きたい、暮らしたいと考える外国籍人材もたくさんいます。
しかし住み慣れた土地を離れ、日本に来ること自体がチャレンジ。 普段から日本に住む私たちには気づかない、多くの困難が待ち受けています。
日本語でしか表示されない手続き。 与信情報がゼロから始まる生活。 住みたい家に住めない不条理。
マイノリティである移民が、精彩を放つ社会にしたい。
AIRVISAは、チャレンジャーに寄り添います。 多様な人が活躍する日本をつくるために。