キャディがデジタル化・システム化しようとしているモノづくり産業は、未だ明確な型や解がない領域もたくさんあります。 それを少しでも定義し、改善していくことが、モノづくり産業の業務そのものを明確化し改善していくことにつながります。 そのためには変更に開かれたデータ設計や再利用しやすい実装を通して、堅牢で適度に柔軟性のあるシステム開発が必要となるでしょう。
また、キャディが開発しているものは平たくいえば業務システムですが、であるからこそ利用する人々の生きた業務の抽象であるべきです。 業務プロセスやそれを構成する要素をよく理解し、適切なデータ構造や設計を選択していくことが、翻って利用する人々の業務を再定義し、最適化された業務へとつながっていくと信じています。
キャディが現在トライしているのは製造業でも「多品種少量生産の調達」という領域です。 これまで殆どイノベーションが起こっていない領域だからこそ、業務プロセスの改善余地が大きいですが、一方で定型化されていない業務も多くあります。 ビジネス側メンバーと連携し、あるべき業務プロセスへと仮説検証を続けていく必要があり、そのために堅牢で適度に柔軟性のあるサーバーサイドアプリケーションを構築し続けるチャレンジがあります。
また、取引先や案件のカバー範囲は広がり続け、取引規模も急拡大を続けている中で、システムが扱うデータは増え続けています。 データを適切に保管するシステムの堅牢さはもちろん、データの将来的な活用まで見据えたアーキテクチャにぜひ挑戦してみてください。