▍BtoCだけではなく、BtoBマーケットへの展開も
家具・インテリアや雑貨などの市場規模は8兆円弱あり、家具だけでも4兆円弱の市場規模があります。その市場規模は住価値の見直しとともに拡大傾向にあり、家具においてはBtoBのマーケット(オフィス、カフェ、レストラン、ホテル、公共施設など)がおよそ45%程度のシェアがあります。実はBtoBマーケットで高付加価値な家具・インテリアがかなり流通しています。
FLYMEeは取り扱いブランド数が日本最大のECであり、他では買えないブランドや商品を多数揃えているため、一般個人のお客様だけではなく、プロのデザイナー、インテリアコーディネーター、設計者のようなBtoBマーケットの法人のお客様が、日常の商品選定のツールとしてサイトを利用しているのも特徴の一つです。特に欧米では、家具・インテリアの世界はWEBのプラットフォームを持っている会社がBtoBマーケットの中心になっており、日本でも今後流通は大きく変わっていくと考えられます。
▍空間創造の社会インフラへ
フライミーは今後ECの枠を超えたWEBサービス、空間創造の社会インフラを作ろうとしています。会社の成長とともに、新たなサービスの拡張がされていく予定です。
家具・インテリア業界は一般の方から見たら考えられないような複雑な業界の課題が色々あるため、特にフライミーのビジネスは非常に再現性が低く、今後私たちが作る社会インフラは他社にはなかなか生み出せないものになっていきます。
ECは家具・インテリアの複雑な物流フローや業務フローに対応するため、すべてフルスクラッチで開発しており、裏側のシステムもかなり効率的に作りこまれています。また最新のマーケティング、SEOの情報を日々キャッチアップできる環境も整っているので、最新の知見をアップデートしながら、サービス開発をしていけます。フライミーの事業創造は通常のEC企業の枠組みを超えた幅広い知見と、他社には作れない独自のサービスを生み出すための抽象力が要求されます。