フリーランスで広報の仕事に就く。仕事内容や必要スキルを紹介

あらゆる商品やサービスを発信する広報の仕事をフリーランスとして担うには、さまざまなスキルやコネクションが必要です。広報として企業で仕事をしてきた人にも、未経験からフリーランスとして広報の仕事に就きたい人にも役立つ基本情報を紹介します。

Offersエージェント」では、業界で活躍するプロフェッショナルがあなたの転職を徹底サポート。CxO経験者を含む現役エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャーが在籍し、職種に特化した専門的なアドバイスをご提供・非公開求人の紹介も可能です

【かんたん30秒】無料登録で転職相談する

フリーランスの広報の仕事とは

近年、副業をはじめ多様な働き方が認められはじめており、企業に属さず個人で単発の仕事の契約をする『フリーランス』も増加傾向にあります。

『フリーランス』として活躍する代表的な職種として、IT系ではプログラマーやWebデザイナー、クリエイティブ系ではライターや翻訳家など手に職がある仕事内容のものが挙げられますが、『広報』の仕事もフリーランスとして成り立ちます。

様々な商品やサービスを世に広める

『広報』は、社外あるいは社内向けに会社や自社の商品の情報を発信する仕事です。企業は広報を活性化させることにより、会社の知名度を上げビジネスチャンスを掴んでいきます。

企業に属している場合には、自社の商品やサービスを担当する広報が中心ですが、フリーランスで広報を担当する場合は、ジャンルを問わず広い範囲の商品を発信していく必要があるでしょう。

具体的な業務は多岐に渡る

あらゆるジャンルの商品やサービスを担当する他、広告媒体や宣伝の手法も熟知しなければなりません。最も影響力があると言われるマスコミュニケーション4媒体(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞)や、需要が高まっているインターネット媒体、そして地域を絞って発信するPOPやチラシなど、商品に適した広告媒体を選ぶ必要があります。

媒体が決まれば、それに応じた企画やデザイン考案なども全てを担当することになり、いかに自分の知識とセンスをクライアントに提案できるかが仕事の契約に繋がります。

フリーランスの広報として働くメリットと収入

商品やサービスを世に広める広報の仕事は、会社の顔として活躍するやりがいのある仕事です。そんな広報の仕事をフリーランスでやるメリットとは一体なんなのでしょうか?

メリット

フリーランスとして仕事をするメリットは、何と言っても『自分の都合・条件で働けること』でしょう。時間や場所に縛られず、柔軟性を持って仕事をすることができ、全て自分の頑張り次第で結果が付いてきます。

広報の仕事が成功して会社の知名度が上がると、その分会社の売り上げにも大きく貢献しているはずなのに、実情自分の収入はあまり上がらず、収入面で悩む会社員は多くいると思います。

対して、収入が不安定になると思われがちなフリーランスですが、仕事を受注した分報酬が入るというはっきりした仕組みがあるので仕事へのモチベーションや、やりがいを感じることができるます。

フリーランスの広報に有利な資格やスキル

広報の仕事で最も重要なことは、『情報を正しく世に発信すること』です。広報に配属される大半の社員は、資格を有している訳ではなく、知識ゼロのところから業務を通してスキルを身につけていきます。

会社で広報業務の経験がある人も、フリーランスとして1から広報の仕事を始めてみようと思ってる人も、広報の仕事を担当する上で、持っておくと有利な資格やスキルを確認しておきましょう。

PRプランナー資格認定制度

広報は英語で『Public Relations(PR)』と呼ばれ、社会(Public)と関わりを持つ(Relation)役割を担っている職種です。その広報の仕事に役立つ資格として有名なものが公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会主催の『PRプランナー資格認定制度』です。

PR関連企業で業務をこなしている人はもちろん、広報業務に関心のある社会人や学生を対象に、広報の基礎知識から実践的なスキルまでをテストします。

試験は3次試験まであり、1次試験合格とPRプランナー補書類審査に合格すると『PRプランナー補』、2次試験合格と准PRプランナー書類審査に合格すると『准PRプランナー』、そして3次試験合格とPRプランナー書類審査に合格すると『PRプランナー』として認定されます。

業務で必要になるPCスキル

広報の仕事をする上で必要となるのが『PCスキル』です。文章や資料作成が基本となる広報の仕事では、Office系ソフトの使用は必須になります。

また前述にもあったように、フリーランスでの仕事内容は多岐に渡り、広告媒体のデザイン考案等も自分で行うことになるので、フォトショップやイラストレーターなど、写真や動画を編集するスキルもあると良いでしょう。

コミュニケーション、プレゼンテーション力

資格や実務的スキル以外に重要視されるのが、『コミュニケーション・プレゼンテーション力』です。

フリーランスで広報として活躍する場合、まず自分自身で顧客獲得をしなければ収入にも繋がらないため『営業』をすることになります。営業には、クライアントと定期的にコミュニケーションをとり、信頼関係を築き上げるスキルが必要です。

そして、自らのPR方法をクライアントに売り込むことで仕事の契約が取れるので、採用したいと思わせる『提案』をするプレゼンテーション能力も必要となります。

フリーランスの広報として仕事を始めるには?

広報の仕事に必要な資格やスキルを身につけたところで、ゼロの状態から自分の力だけで仕事を獲得するのはとても難しいことです。フリーランスの広報として仕事を始め流には何をしたら良いか、どうしたら自分の働き方にあった仕事を見つけられるのか、その方法を紹介します。

コネクションを構築する

まず、仕事を始めるにあたり大切な課題は『コネクション構築』です。個人的に知人の繋がりを増やしていくことができれば良いですが、そのようなつてがない場合には、仕事の案件を紹介してくれる広告代理店を探してみましょう。Web関連の広告代理店の多くは、公式サイト上で広報担当の募集を行っているため、フリーランスとして自身を売り込みコネクションを作っておくことができます。

クラウドソーシングを利用する

隙間時間を利用した副業をしている人や在宅ワーカーなどが多く利用しているクラウドソーシングは、フリーランスとして活動する人にもおすすめです。

大手のクラウドソーシングサイトでは、100万件以上の豊富な募集が掲載され、会員登録するだけで手軽に始めることができ、自分の能力に合った仕事を見つけることができます。

会員登録をしておくと、仕事をこなす分サイト上で自分の実績が掲載されるものもあり、評価されればクライアント側から仕事の依頼が来るようになる可能性もあります。

フリーランス専門エージェントに登録

最近では、フリーランスとフリーランスに仕事を依頼したい企業をマッチングしてくれる『フリーランス専門エージェント』というものを活用できるようにもなりました。

フリーランスとして『営業』にかける時間が省ければ、より早く収入に繋げることができます。『自分がどのように働きたいか』という要望に合わせた案件を紹介してくれる他、契約を取るための交渉を代行してくれるので、フリーランスとして仕事が取れずに失敗するリスクを軽減してくれます。

まとめ

『営業・企画・提案・発信』と多分野に渡って業務が遂行される広報の仕事には、PCスキルやコミュニケーション能力、クライアントとコネクションを構築する能力などが必要です。フリーランスとして仕事の実績が上がればそれだけ収入も着実に増えます。スキルを生かして、やりがいのある働き方を検討してみましょう。


Offersエージェント」では、業界で活躍するプロフェッショナルがあなたの転職を徹底サポート。CxO経験者を含む現役エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャーが在籍し、職種に特化した専門的なアドバイスをご提供・非公開求人の紹介も可能です


この記事をシェア

関連記事


副業・フリーランス

プログラミング

デザイン

インタビュー

お金

採用・組織

転職

イベントレポート