SEでフリーランスに。気になる年収からデメリットまで紹介

SEのキャリアパスとして、フリーランスとして働くという選択があります。フリーランスSEになるには、どのようなスキルが必要でしょうか?また、独立後の年収やデメリットはあるのでしょうか?解説を参考にしながら検討しましょう。

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SEでフリーランスになるには

フリーランスとしてSEが独立するためには、スキルはもちろん、社会保険などの事務的な手続きも必要です。具体的にどのようなものが必要になるのでしょうか?やるべきことや注意点などを紹介します。

ある程度のスキルが必要

フリーランスを目指すなら、ある程度のレベルのスキルが必要です。レベルの高い仕事ができるほど収入は高くなりますし、持っているスキルが必要とされているものなら、さらに高収入を狙えます。

また、専門分野以外にも、コミュニケーション・語学・マーケティングのスキルがあると、独立に有利です。

SEはコミュニケーションに苦手意識がある人が多いと言われています。そのため、良好なコミュニケーションが取れるということがアピールポイントになります。

語学が堪能なら、海外の案件にチャレンジ可能です。国内の案件よりも高単価なことが多いですし、世界で通用するSEへ成長できる可能性があります。

マーケティングができれば、提案力のあるSEとして重宝されるでしょう。活躍の場を広げることにつながるスキルです。

未経験の人はまず経験を積むのが現実的

未経験でフリーランスのSEを目指したいなら、まずは正社員として企業に就職して経験を積むのがおすすめです。

就職・転職支援をしているプログラミングスクールで学んでから、SEとしてのキャリアをスタートさせるのもよいでしょう。実践的に使える技術を習得することで、優良企業への就職が狙えるからです。

プログラミングスクールは、条件が合うと無料で通えるところもあります。うまく活用することで、体系的に知識を身につけ効率的に経験を積み、最短で稼げるフリーランスSEを目指せるでしょう。

税・各種社会保険の手続きもチェック

SEがフリーランスとして仕事を始めるときには、税金や社会保険の手続きも必要です。

企業が源泉徴収していた所得税は、フリーランスになると確定申告して支払ったり、払い過ぎていた分は還付請求したりします。

社会保険も自分で手続きしなければいけません。国民年金と国民健康保険へ加入するのです。必要書類を揃え、市役所や区役所などの窓口で手続きしましょう。

フリーランスSEの年齢別年収

独立すると年収が上がる、というのはよく言われますが、実際はどうなのでしょうか?フリーランスSEの年収について解説します。

また、デメリットも解説するので、フリーランスを検討する際の参考にしましょう。

700~1200万円が相場

厚生労働省の調査によると、会社員SEの平均年収は580万円ほどでした。それに対し、フリーランスSEの年収は700~1200万円が相場といわれています。

首都圏のフリーランスSEの年収を年代ごとに集計した調査によると、年代ごとの平均年収は下記の通りでした。

  • 20代後半:696万円
  • 30代前半:780万円
  • 30代後半:816万円
  • 40代前半:840万円
  • 40代後半:876万円
  • 50代前半:660万円
  • 50代後半:500万円

会社員SEの平均年収と比較すると、フリーランスの収入は高い傾向にあります。

賃金構造基本統計調査 平成29年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 | ファイルから探す | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

収入が安定しないというデメリットも

独立しフリーランスになると、収入アップする人が多い傾向にあります。しかし、その反面、収入が安定しにくいというデメリットがあるのです。

フリーランスは参画している案件が終了すると、次の仕事まで収入がありません。そのため、前月は月収80万円でも、翌月は0円ということがあるのです。

また、先の年齢別の平均年収を見ると、50代の平均年収が大幅に落ちています。収入が年齢によって左右してしまう可能性があるのです。

大きく稼げる可能性がある反面、収入を安定させるのが難しく、さまざまなリスク回避策を用意しておく必要があります。

案件探しにはエージェントを利用

自分で営業をして案件を獲得するのは大変な作業です。そこで、エージェントの利用をおすすめします。効果的に利用することで、収入アップも安定も叶えられるかもしれません。

高単価の案件を扱っているか確認

エージェントにはさまざまなサービスがありますが、まず大切なのは、高単価の案件を扱っているかどうかです。

案件数が極端に少ない・低単価のものしかない、という場合、希望の案件が見つけられません。希望年収を稼げる高単価案件を紹介してもらえるエージェントを利用しましょう。

その上で、サポートが充実していることも大切です。待遇交渉や事務手続きの代行・福利厚生があるエージェントなら、SEとしての仕事に集中できる環境作りができます。

フリーランスSEの働き方

フリーランスとして働くとなると、自宅やカフェなどで仕事をするイメージがありますが、SEはどうなのでしょうか?フリーランスSEの代表的な働き方を紹介します。

出向型

フリーランスSEの多くは、出向型といって、通勤してオフィスで仕事をしています。プロジェクトのメンバーとして参画するので、働き方そのものは会社員とそこまで大きく変わりません。

仕事の範囲は幅広く、設計から実装・テストまで参画します。レベルによっては、リーダーとしてチームに配属されることもあるでしょう。

月単位で報酬が支払われるため、比較的収入が安定しやすいのが特徴です。比較的稼ぎやすい働き方といえるでしょう。

在宅型

在宅型はオフィスに出勤する必要のない働き方です。システムの受託開発やプログラミング業務を行うことが多いでしょう。

SEの仕事で扱うファイルは、社外に持ち出すことができません。そのため、在宅型の仕事は制限があるケースが多くなっています。

在宅型のよいところは、時間やペースが自由になりやすいところです。例えば、アプリやソフトなど独自のサービスを作って販売することもできます。

まとめ

SEはフリーランスを目指しやすい仕事です。専門にしたスキルが一通り身についたら、フリーランスを検討してみるとよいでしょう。収入アップにつながる可能性もあります。

ただし、フリーランスには収入が安定しにくいデメリットがありますので、よく検討した上で決定しましょう。

紹介した平均年収や働き方の特徴を参考に、フリーランスSEを検討してみてください。


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