フリーランスのPHPエンジニアとは。在宅案件の見つけ方も紹介

PHPは昔から使われているプログラミング言語であり、フリーランス向けの案件も多いです。PHPエンジニアが在宅案件を獲得するにはどうすれば良いのか、どんな人が向いているのかなどについて解説します。

PHPエンジニアの需要は今後も続く

PHPは1995年頃からリリースされた動的ページの作成をすることが可能な言語です。このPHPの需要は今後も続くと予想されます。理由は何なのでしょうか。ここではPHPフレームワークについても言及しながら、PHPの需要について解説します。

WordPressのカスタマイズに使われるPHP

PHPの需要が今後も続くと考える理由の一つには、WordPressのカスタマイズとしての使用があります。WordPressは言わずと知れたWebサイトやブログの作成可能なソフトウェアです。

Web Technology Surveysの調査によれば2018年の全世界における全ウェブサイトにおいて32%のシェアをWordPressは誇っておりCMS市場のみで考えると59.5%と6割ほどのシェアを誇っています。PHPを使用するWordPressの人気はPHPの需要を支えるでしょう。

近年トレンドのPHPフレームワークはLaravel

近年トレンドのPHPフレームワークはLaravelです。Larvelは世界的に人気のPHPフレームワークです。フルスタックフレームワークでありかつジョブキューまたWebストレージなども統合しています。

フレームワークだけでもできることが非常に多いこと、フレームワークが他の言語と比べて多いこともPHPの特徴です。実際に仕事を行う際にはCakePHPかLaravelのうちいずれかの開発経験が優遇されることが多いです。

フリーランスのPHPエンジニアの収入

フリーランスの場合、PHPエンジニアはどの程度の報酬を期待できるのでしょうか。

単価の相場は70万円/月

案件掲載サイトによると、PHPのシステム開発の案件単価は70万円/月が相場です。

出典:PHPの求人・案件募集

PHP エンジニアとして収入アップを狙うには

PHPはフリーランス向けの案件数も多いです。そのため、案件を獲得すること自体には苦労しないかもしれません。では案件を獲得しながらPHPエンジニアとして、収入をアップするにはどうすればよいでしょうか。3つの例を上げながら解説します。

フロントエンド言語の習得

PHPの案件の中にはWeb開発などもあります。この場合、HTMLやCSS、JavaScript などのフロントエンドの言語も必須スキルをとして求められることもあります。

より多くの案件を獲得するための手段として、フロントエンド言語は習得するべきです。またフロントエンド言語を学びながらも、PHP以外のサーバーサイドの言語を理解することでフルスタックエンジニアとしての道も生まれるかもしれません。

0から実装までできるようにしよう

全体を俯瞰しプロジェクトを管理するエンジニアは必ずチーム内に必要になります。実際にプロジェクトを管理するポジションに就くには0から実装までできることが重要です。

本業で実際にPHPを使っているのであれば、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーなどを経験し、副業でそれを生かしてみてください。小さなプロジェクトであっても、0から実装までの経験を積んでいるのであれば、高収入につながるでしょう。

実際にPHPの在宅案件はあるのか

プログラミング言語でも、その言語で行う分野によってはどんな働き方ができるのか異なります。ここでは分野ごとに分けながら、実際にPHPの在宅案件はあるのかを解説します。

自社システム開発では在宅案件が多め

PHPでは基本的にシステム開発を行います。このシステム開発の中で最も在宅ワークが多いのは自社システム開発です。自社システム開発はその名の通り自社のための開発を行います。

他社から仕事を受注し行うわけではないので、自社システム開発を目指している人とコミュニケーションをとりながら、自社内で修正を行います。すべてが組織内で完結し、クライアントに左右されにくいです。それゆえ在宅などの柔軟な働き方を行いやすいでしょう。

在宅のフリーランスPHPエンジニアに向いてる人

自社システムの場合、PHPの案件でも在宅可能なものはあります。分野ごとのスキルとは別に在宅のフリーランスPHPエンジニアに向いてる人とはどのような方でしょうか。

新たな技術を積極的に取得できる人

これはPHPのみではなく、ほかの言語、事業内容に関する知識を求められることが多いからです。在宅ワークを実現したいのであれば、まずは選択肢を増やすべきでしょう。先述したフレームワーク、フロントエンド言語の習得だけでなく、PHPや担当したい案件に関連する知識を積極的に習得してみてください。

自分から情報を発信できる人

PHPの在宅案件はそこまで多くありません。その限られた案件を獲得するには自分から情報を発信することも重要になります。

自分がどんなスキルを持っているのか、自分が獲得したいと思っている分野の案件ではどんな人材を求めているのかを理解し情報を発信してみましょう。

まとめ

フリーランスのPHP エンジニア向けに在宅案件の見つけ方やどんな人が在宅案件に向いているのかについて紹介しました。それぞれのライフスタイルに合った案件を是非見つけてみてください。

この記事をシェア

関連記事


副業・フリーランス

プログラミング

インタビュー

デザイン

お金

採用・組織

転職

イベントレポート