エンジニアの副業はサイトを活用。案件選びのコツを紹介

「副業したいけど、どこで案件を見つければいいのか......」エンジニアが副業を始める時、案件探しが最初の関門になります。そんなときはサイトを上手く活用して副業案件を探しましょう。副業の案件の探し方や副業選びのポイントについて解説します。

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▼ この資料でわかること
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エンジニアの副業探しにおすすめのサイト・探し方

エンジニアが副業探しをする手段として始めやすいのが、サイトを活用することです。おすすめのサイトをご紹介します。

サイト名 案件の種類 掲載数 開始年月
OffersJobs 開発系特化 657件 2020年
シューマツワーカー 総合(ビジネス/開発) 29件 2017年
コデアル 総合(ビジネス/開発) 354件 2015年

一方で、単発型の開発案件としてはクラウドソーシングにも多くの案件があります。

サイト名 案件の種類 掲載数 開始年月
クラウドワークス 総合(ビジネス/開発) 369,777件 2012年
ランサーズ 総合(ビジネス/開発) 5,930件 2012年

インターネット上にあるサイトでの求人は、さまざまなメリットを持っています。

どのようにサイトを使って副業探しを行えばよいのか、そしてエンジニアが副業するメリットは何かをまずは見ていきましょう。

エンジニアが副業をするメリット

エンジニアが副業をする利点としては次のようなメリットがあります。

  • 本業での昇給・残業代よりも収入を増やすことができる
  • 本業では用いない技術を使うことでスキルアップができる
  • 人脈を増やすことができる

エンジニアの副業案件の獲得経路として2番目に多かったのが、「副業案件掲載サイト」です。副業に絞った案件サイトでは、稼働時間が週1~2の案件が多く、副業を始める人に適した案件が揃っています。

副業特化型サイト・プラットフォーム

最近は、エンジニアの副業がトレンドになっていることもあり、副業案件に特化した案件サイトがあります。リモート可、週1〜3勤務など、副業のマストの条件を満たしている案件が多いのが特徴です。

中でもエンジニアのための求人案件サイト「OffersJobs」は、掲載案件の半数以上が週1・時給4000円以上と高単価。リモート案件も豊富に取り揃えています。エンジニア職に力を入れている求人サイトである為、エンジニアの副業に適していておすすめです。

Offers Jobsはこちら

クラウドソーシング型サイト

クラウドソーシング型サイトは、企業の出した募集案件に対して、直接受発注を交渉するタイプのサイトです。発注者と直でつながれる反面、価格競争に陥りやすいという特徴もあります。

クラウドソーシング型サイトは案件が豊富なため、すぐに副業をしたいという方におすすめです。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ

人材募集型サイト

他にも、副業に特化していなくても副業案件を探すことができます。例えば、Wantedlyは正社員の採用文脈で使われることが多いですが、副業の募集やスカウトも行われています。

Wantedlyのユーザーページを持っている場合、本業先の都合など特に避けるべき理由がなければ、依頼者側も依頼しやすくなるため、副業歴も掲載しておくと良いでしょう。

  • Wantedly

副業サイトで人気の条件や言語別の副業求人倍率

エンジニアの副業案件で人気の条件やプログラミング言語別の求人倍率を見ていきましょう。

週1・週2・週3などの稼働日数別副業求人案件

エンジニアの副業案件で人気な稼働日数は週1〜週3です。週3以上で本業終わりに副業をする方もいますが、平日は本業をして、休みの土日や週末に「週1」や「週2」程度で副業を行う事を希望する方の方が多い傾向にあります。しかし、週2や週3のエンジニア募集中副業案件はすぐに見つかっても、週1の案件は希少で見つけにくいのです。

土日の副業求人案件

これはOffersJobsに掲載されている実際の案件のうち土日可能な案件の割合をまとめてグラフにまとめたものです。フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニア、その他エンジニア全体の数値は比較的均一です。デザイナーと比較すると案件数はいずれも低い値である事が分かります。また、PMは業務の性質上、土日のみで作業をする事が難しいため、土日可能な案件はありませんでした。

エンジニアの土日可能な副業案件については別記事でより詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

在宅・リモート副業求人案件

エンジニアは職業柄、在宅で行えるリモート副業案件は珍しくありません。OffersJobsにも多くのリモート副業案件が掲載されています。

在宅案件と非在宅案件の時給比率を見てみると、週3・週4稼働の副業案件については非在宅案件の方が平均的な時給の値が高い事が分かります。

しかし、週1稼働の副業案件については在宅案件の方が時給平均が高く、週2稼働の副業案件についても比較的同じ水準である為、在宅であればリラックスした環境で作業できる事も踏まえると土日稼働や週1・週2稼働であれば在宅案件の方がメリットが大きいと言えます。

プログラミング言語別の副業求人案件

プログラミング言語別の副業案件数を見てみましょう。Offers調べではRubyとGoが高い水準である事が分かり、次いでPython、Java、PHPが並び、Kotlin、Node,js、Scalaと続いて、C++、Rust、Perlは低い水準である事が分かりました。

次に、ポジション別求人倍率を見ていきましょう。

フロントエンドエンジニアがよく使用する言語別の求人倍率です。Reactが一番高い値となっており、次いでVue.jsとTypeScriptが続いていますが、どちらもほぼ同じ値である事が分かります。

次にご説明するのはサーバーサイドエンジニアがよく使用する言語別の求人倍率です。Scalaが断トツで高い値となり、次にGoとRubyが続いています。Python、Node.js、Java、PHPは比較的同程度の水準である事が分かりました。

IT業界の活発さや人員不足から、今後いずれの言語も求人倍率の値は伸びていくと考えられます。

エンジニア副業サービス「Offers」の活用

オファー型のプラットフォーム「Offers」を併用する事で、良質な案件と巡り会える可能性がグッと上がります。

先に記述したOffersJobsは、自ら案件を探して応募する為、自分にあった求人を自分自身で調べる事ができるメリットを持っています。対してOffersは、登録するとスキルや経験を見た企業からオファーがくるので、熱量の高い企業側からオファーをもらう事ができるのです。

興味のある方は早速Offersに登録してオファーを受け取りましょう。すでに多くのエンジニアが副業・複業としてマッチングしています!

エンジニア初心者・未経験者こそサイトを活用しよう

スキルが全くない状態でエンジニアとして副業を始めるのはかなり難しいのが実情です。エンジニア初心者・未経験だけど副業がしたいと考えている方は、まず、スキルを身につける事を目指しましょう。

スキルを身につける方法としては学校に通ったり、オンラインスクールの授業を受けるという方法もありますが、独学で勉強する事もできます。昨今ではブログやOffersメディアのような記事サイトも豊富にあり、現役エンジニアや、実際に副業を行っているエンジニアのインタビューから技術のみならずノウハウまでもを学ぶ事ができます。

また、スキルがついたあとにエンジニア初心者や未経験者が副業を行う際、自分のサイトを立ち上げたり、SNSで仕事を募る方法もありますが、実績のないうちは副業案件を待っていてもなかなか依頼自体来ずに終わってしまうという事も大いにあり得ます。

そのため、意欲や熱意がある事を履歴書や経歴書でアピールし、サイトを活用して副業者を求めている企業と繋げてもらい、実績をつける道がおすすめです。

副業サイトを利用するメリット

クラウドソーシング型サイトや案件掲載型サイトのような副業サイトを利用することで、エンジニアにどのようなメリットが生まれるのかをまとめてみました。

実績がなくても始めやすい

これは主に、クラウドソーシング型サイトを利用したときに生まれるメリットです。本業と無関係な副業や、副業経験が一切ない人は、実績の面で採用から漏れてしまうケースも多いですが、クラウドソーシング型サイトでは未経験者を募集している仕事が少なくありません。

そのため、副業実績がなくても副業が始めやすい点がメリットといえるでしょう。そうして、自身の実績や経験を積み上げていくのにも役立ちます。

また、案件掲載型サイトを利用する場合でも、本業でのキャリアをしっかりと積んでいたりすれば、副業実績がなくても仕事につながる可能性があります。

営業活動が不要

副業で大変なことの一つに営業活動があります。自身で企業にアプローチをかけたり、ギャラや仕事内容を交渉したりといった手間は、ときに本業以上の負担になるものです。

しかし、クラウドソーシング型サイトや案件掲載型サイトすでにギャラや仕事内容は提示されているため、自分で調査をしたり交渉したりする必要がありません。契約書の締結も不要なので、すぐにでも仕事が始められます。

営業活動を行う必要がないというのも、サイトを利用する上での大きなメリットといえるでしょう。

個人で仕事を探すより安心度が高い

個人で仕事を探していると、仕事先の情報がどうしても不足してしまいます。仕事で求められるスキルのレベルが分からないといった不安や、中には交渉がこじれてトラブルになってしまうケースもあります。

しかしながら、クラウドソーシング型サイトや案件掲載型サイトでは個人で探すよりも多くの情報が提供されますし、交渉がこじれた際にはサイトの運営が仲介に入ってくれるケースもあるため、個人で仕事を探すよりは安心度が高くなります。

不穏な受注先についても、あらかじめ弾いてくれることもあるので、安心して仕事に打ち込むことができるでしょう。

副業サイトを利用するデメリット・懸念

副業サイトを利用する際に予想される懸念点を見ていきましょう。

個人情報を預ける必要がある

サイトを利用する際、任意で履歴書や職務経歴書などを提出する事ができます。それは自身の個人情報を預けるという事です。しかし、きちんとした企業が運営している求人サイトであれば、個人情報保護法を順守している為、安心して利用する事ができます。

個人が運営しているようなサイトへ個人情報を預ける場合は、求人サイトに関わらずよく考えて利用しましょう。

メールマガジンが送られてくる事がある

求人サイトに登録をする事で、不要なメールマガジンが送られてくる事があります。「メールマガジンはもういらない…」と思ったら、配信解除の手続きをしましょう。手続きといっても、基本的にはメールの中に記載されている配信解除の指示に従って進めていけばスムーズに解除する事ができるでしょう。

求人サイトのメールマガジンには、自分の適正にあった案件を自動的にピックアップして送ってくれるというものもあるので、副業を探している間はメールマガジンを受取り、副業が決まったら配信停止を行うと効果的に使用する事ができるのでおすすめです。

副業選びのポイント

サイトを使って副業を探すと、多くの候補が見つかることでしょう。それらの中からどのように自身に合う副業を選べばよいか、ポイントを解説します。

実績になる案件か

より好条件な仕事につなげていくためには、実績の積み重ねが重要です。これから受けようとしている副業が、自身の実績として有効かどうかを吟味する必要があります。

例えば、エンジニアとしての実績を積み重ねていきたいのであれば、単純なデータ入力などの作業は実績としては薄いでしょう。

また、ホームページのデザインやアプリ開発、データベースや企業のシステム開発など、一口にエンジニアといってもその仕事はさまざまです。将来設計を行った上で、それに役立つ実績を得られる案件を引き受けることが重要といえるでしょう。

本業に悪影響を与えないか

副業は、スキマ時間に行えることが重要です。いくら高単価・好条件の案件であったとしても本業に影響が出るものは避ける必要があります。

睡眠時間を削ったり、納期が厳しくて本業を疎かにしてまで作業を行わなければならなかったりする案件は避けましょう。

副業のために会社のパソコンを使うなどすると、アクセス履歴が残りますし、情報漏洩の点から大きな問題に発展してしまうこともあります。

副業によって本業のパフォーマンスが落ちてしまい、本業の評価が下がってしまえば本末転倒です。時間や仕事量について、しっかりと自己管理を行うことが大切です。

副業を始める準備

副業を始めることを決めたのであれば、どのような準備をすべきでしょうか?以下のことを確認しましょう。

就業規則の確認

まずは、本業の就業規則について確認しておく必要があります。

企業の中には、就業規則で社員が副業を行うことを明確に禁止している場合や、人事部の許可が必要になるなどの条件、届け出を行う必要があるのかなどを記載していることがあります。

これらの手続きを行わずに勝手に副業を始めてしまうと、懲戒処分を受けるリスクもあるので注意が必要です。

履歴書、職務経歴書の作成

履歴書ならびに職務経歴書の作成についても、あらかじめ行っておきましょう。副業先の企業やエージェントから求められた際に提出がスムーズになります。

特にエンジニアにとっては、自身の技術やスキル、実績を示す上では重要ですので、どのようなプログラムを扱えるのか、開発環境や業務内容、所有資格といった部分は詳細に記載しましょう。

もっとも、クラウドソーシング型サイトや案件掲載型サイトなどのサイトを利用するケースでは、利用先のサイトから書き方を指定されるケースもあります。始めから書面に書き出さなくとも、自分の資格やスキル、これまでの業務内容などを整理した上で、サイト探しから行うのもよいでしょう。

まとめ

副業を始めるにあたっては、クラウドソーシング型サイトや案件掲載型サイトなどのサイトの活用がおすすめです。営業や副業先の企業との価格交渉といった業務を行う必要がなくなるため、自身の負担を大幅に削減できる可能性があります。

副業をうまく利用することで新たなスキルの獲得や収入につなげられます。将来に向けてどのようなキャリアを積み上げていくのかを考えた上で副業先を選ぶとよいでしょう。

ただし注意点としては、本業とうまく折り合わせる必要があります。本業の就業規則をしっかりと確認し、あくまで本業に支障が出ない範囲で行うことが重要です。

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