土日でできる副業案件の一覧

エンジニアが週末に副業として取り組みやすい仕事を紹介します。ストレスなく頑張れそうなものを選びましょう。
開発系の案件
「副業・複業を始めたい」と思ったときに本業があると、なかなか稼働時間が取れず、土日稼働・週1からでも案件があればやってみたいという方は多いです。当メディアを運営するOffersでも登録者の3~4割の方がまずは週1程度から参画したいという希望があります。
土日で捻出可能な週10時間程度の稼働時間が目安になりますが、案件内容はコードレビューから新機能の実装まで幅広くあります。
週末を活用した副業に興味のある方は、まずはOffersに登録しておくと良いでしょう。SNS連携で登録が完了し、登録後は採用担当から直接オファーが届くので、探す手間なく良いオファーに出会うことができます。
想定の週稼働時間を指定することで期待値のあったオファーを受け取ることができます。
ライターとして働く
土日の副業としては、ライティングの仕事もおすすめです。さまざまな種類があるライター案件の中には、エンジニアに関する専門知識が求められるものも多く見られます。
- 専門誌への寄稿
- 技術書の執筆
- WEBメディアの記事執筆
また、近年のIT系エンジニアには、技術的なスキルだけでなく、物事を正確に相手へ伝える力も必要とされています。
ライター案件の副業を通して表現力を身に付けることで、報酬を得ながらエンジニアとしてのさらなるスキルアップも目指せるでしょう。
講師として働く
2019年から小学校の授業でもプログラミングが扱われるようになり、今後エンジニア系のスキルはますます世の中から求められます。
このような状況の中で、プログラミングのスクールが、オンライン・オフラインともに増え続けています。土日限定のスクール講師を、副業の選択肢として考えても良いでしょう。
スクールで教える内容は、エンジニアであれば一般常識レベルで習得している基礎が中心となることが多いです。ですので、授業内容自体のハードルはそれほど高くないといえます。
また、スクールを利用する生徒の数も、学校や仕事が休みになる土日に集中するため、週末の副業に向いた仕事といえるでしょう。
土日でできる副業案件の探し方

それでは副業の案件はどこで探せばよいのでしょうか。
スカウト型のサービスに登録する
スカウト型のサービスに登録して、企業側からのアプローチを待つという探し方があります。
特に、比較的高いスキルを持ったエンジニアの方は、多数の企業からのアプローチが期待できるため有効な手段であると言えます。
注意すべき点をあげると、多くの場合スカウト型のサービスは月額料金が発生します。ですので、企業ごとのサービスを比較検討して自分のニーズに合ったものを選択することが重要です。
興味のある方は、早速、Offersに登録してオファーを受け取りましょう。すでに多くのエンジニアが副業・複業としてマッチングしています!
TwitterやWantedlyで募集ページを探す
TwitterやWantedlyにはエンジニアの副業の募集ページが多数掲載されています。
Twitterでは、「エンジニア 副業 募集」などのキーワードで検索すると、募集のツイートが多数ヒットします。自分のエンジニアとしてののアカウントを作り、プロフィールに経歴(経験)・使用言語・スキルを明記し、フォロワーを増やすと仕事も獲得しやすくなります。
Wantedlyは無料で登録することができる、求人情報掲載サービスです。自分が気になった案件や企業の応募をワンクリックですることができ、企業側が応募者の中で気になる人材にコンタクトをとる形になっています。
特にWantedlyは、企業側が応募者のプロフィールだけを見てコンタクトを取るか取らないか判断するため、プロフィールの充実度が企業とのマッチング率を大きく左右します。
案件掲載型のサイトで詳しく調べる
近年副業に対して寛容な企業が増えてきたことあり、副業の案件掲載に特化したサイトも増えてきています。
案件掲載型のサイトで調べるメリットは、その求人の勤務条件や業務内容、報酬などが詳しく書かれているため、本当に自分がしたいもしくはできる仕事なのかを判断しやすいことです。
ただし、副業に絞ると掲載数が多いとは言えないため、自分に合った案件をなかなか見つけることができない可能性もあります。なので、他の探し方と並行して利用することが好ましいです。
経験者が副業で感じるメリットは?

副業のメリットは幾つもあります。それぞれ見ていきましょう。
新しい技術・使わなくなっていた技術を使える
エンジニアにとって、技術は命です。また、技術の発展速度が高いIT業界において、常に技術をアップデートしたり、習得することは欠かせません。
副業をすることによって、本業とは違う技術を習得したり、昔使っていたけど最近使わなくなった技術をもう一度使い技術をブラッシュアップすることができます。
今後、転職やフリーランスへの転向の可能性を考えても、技術の高さやバリエーションは強力な武器になるでしょう。
本業での昇給を待たずに稼げる
副業をすることにより、本業以外の収入が得られます。総収入を上げることは、副業を検討している人の多くが考えることだといえるでしょう。
本業での昇給には人事や会社の経営状況などが影響することが多々ありますが、その機会を待たずとも、副業を始めることで程度の差こそあれ収入を増やすことができます。
本業で得た知識や経験を活かしやすい副業を選べば、より効率的に収入を上げられるでしょう。
人脈が広がる
土日に副業をすることによって、会社の中だけで働いている時よりも人脈が広がりやすいです。良い仕事をしてクライアントさんからの信頼を得ることができれば、報酬以上の成果です。
副業として新しい仕事の依頼をしてもらえる可能性もあり、今後フリーランスに転向するようなことがあれば、営業などをする際の心強いビジネスパートナーにもなります。人脈の形成は収入以外の一つの大きな財産となります。
経験者が副業で感じる注意点は?

副業経験者に副業を通じた悩みや注意点についてヒアリングをすると、自己管理能力がないと厳しい(それ故に鍛えられた)という声や、単価の設定について迷ったという声を聞きます。
自己管理能力は強制的に強化される
副業をする際は、自己管理能力、つまりタスク管理と時間管理の能力が必須です。本業と副業を両立することは、簡単ではありません。
本業を疎かにせず副業もきっちりこなすとなると、副業・本業それぞれのタスク管理と時間管理はせざるを得なくなるため、強制的にこれらの能力が引き上げられます。
特に限られた土日という時間での副業は、自己管理能力をあげることに繋がり、本業でも役に立ちます。ですが、どうしても自己管理が出来ないという方はこの点に注意が必要です。
単価設定の仕方は迷いがち
副業の場合、初めから案件の単価が決まっていない場合もあります。この場合、クライアントとの交渉で単価を決定することになります。
単価の交渉はデリケートな問題なため遠慮しがちですが、自分のスキルや仕事量を考慮して、根拠のある適切な単価を提示するようにしましょう。一般的に3500円~5000円を基準に自分のスキルや業務量と照らし合わせて増減していくのが良いでしょう。
また、面と向かって交渉することに抵抗がある場合、メールで交渉するという選択肢もあります。この場合、記録が残るので後にトラブルが発生することも事前に防いでくれます。
副業を始める前の注意点

充実した副業は充実した本業があってこそです。まず副業して問題ないかを本業先で確認するようにしましょう。
就業規則をチェック
現在、民間企業に勤める会社員の副業を禁止する法律はありません。しかし、すべての会社員が副業をしていいわけではないことも、理解しておく必要があるでしょう。
労働基準法では、常時使用する労働者が10人以上の会社は、就業規則を作成し労働基準監督署へ届出をすることが義務付けられています。
就業規則で副業禁止と明記されていれば、副業することで雇用契約違反となり、最悪の場合、会社から懲戒免職処分を受ける恐れもあるでしょう。
情報漏えいを防ぐ目的などにより、副業を禁止している会社は少なくありません。副業を考える際は、所属する会社の就業規則を確認し、場合によっては総務や人事担当者に相談しておきましょう。
働きすぎにも注意
労働基準法は、本業と副業を合わせた労働時間が法定労働時間を超過した場合、副業側の企業に残業代として割増賃金を支払う義務を課しています。
しかし、副業による過重労働が原因で労働者が体を壊したような場合は、本業と副業の労働時間は合算されません。労災保険の給付は、それぞれの労働時間で個別に判断されます。
副業による働き過ぎにより体調を崩しても、労災保険の給付を受けられない可能性が高いというリスクを頭に入れ、あくまでも自己責任で副業を行う必要があります。
また、心身のストレスがたまりやすくなることや、趣味に使える時間が減ることなど、過重労働により発生し得るその他のデメリットも十分に考慮しましょう。
上司への報告は早めに
土日に副業をすることによってスキルを高めたり稼いだりすることはいいことですが、本業の方が疎かになって会社での評価が下がってしまっては本末転倒です。
上司の理解がある場合は、後々副業をしていることに『気付かれる』よりも『先に報告』しておいた方が上司からの印象も良いはずです。副業をする理由や目的などを明確に伝えましょう。
土日副業している人の実際の生活

では、土日に副業エンジニアとして働いている方の生活はどうなっているのでしょうか?実際に土日に副業エンジニアをしている方2人に、一日の流れについて伺いましたのでご紹介します。
副業エンジニアの土日の1日の流れ
副業 WEBエンジニアの土日
最初に、1人目のプロフィールをご覧ください。
性別 | 男性 |
年齢 | 38歳 |
既婚or未婚 | 未婚 |
本業(業界と職種) | IT業界、システムエンジニア・インフラ系エンジニア、サーバ構築・運用 |
副業の主な業務 | HP作成 |
それでは早速、1日の流れを見ていきましょう。
土曜日 | 内容 |
8時 | 起床 |
9時 | 近所の公園をウォーキング、溜めてある録画の視聴 |
12時 | クライアントさんと打ち合わせを兼ねてランチ |
14時 | 喫茶店にPC持ち込んで準備および作業 |
17時 | 帰宅 |
18時 | 作業続き |
19時 | 家族と夜ご飯 |
20時 | 自宅で作業の続き |
21時 | 作業終了、自由タイム |
23時 | 風呂 |
24時 | 就寝 |
日曜日 | 内容 |
8時 | 起床 |
9時 | セミナー受講(現地・オンラインなど) |
12時 | 昼飯 |
13時 | 所用がある場合はお出かけ、ない場合は喫茶店で引き続き作業もしくは読書 |
17時 | 帰宅 |
18時 | 家族と夜ご飯 |
20時 | 自宅で作業の続き |
23時 | 就寝 |
副業ソフトウェアエンジニアの一日
続きまして、2人目のプロフィールをご覧ください。
性別 | 男性 |
年齢 | 49歳 |
既婚or未婚 | 未婚 |
本業(業界と職種) | ハードウェアエンジニア |
副業エンジニアとしての職種 | ソフトウェアエンジニア・Webエンジニア
(専門はハードウェアですが、幅広い案件をこなせるよう、副業ではソフトウェアやWebプログラミングなどの習得に課題を設定して技術向上を図っています。 クラウドソーシングなどで開発案件があれば応募して仕事を取るようにしています。) |
こちらの方の土日の過ごし方は、この様になっています。
土曜日 | 内容 |
8時 | 起床 |
9時 | クラウドソーシングチェック、自宅で作業開始 |
13時 | 自宅で昼食 |
14時 | コワーキングスペースへ |
18時 | 買い物を済ませて帰宅 |
19時 | 夕食支度 |
20時 | 自宅で夕食 |
21時 | 残務整理 |
22時 | 運動して入浴 |
23時 | 読書や自己啓発 |
24時 | 就寝 |
日曜日 | 内容 |
8時 | 帰宅 |
9時 | 洗濯、掃除 |
10時 | クラウドソーシングチェック、自宅で作業開始 |
13時 | 自宅で昼食 |
14時 | 自宅で作業再開 |
16時 | 散歩、買い出し |
18時 | 作業続き |
19時 | 夕食支度 |
20時 | 自宅で夕食 |
21時 | くつろぐ |
22時 | 運動して入浴 |
23時 | 読書や自己啓発 |
24時 | 就寝 |
いかがでしたでしょうか。実際に副業をしている人の生活を知ることによって、自分が土日に副業エンジニアをすることが向いているのか、自分の場合実際の生活はどうなりそうかなど、考えるきっかけにしてみてください。
土日を活用して新しいチャレンジを!
エンジニアにとって土日で実施可能な副業案件も少なくありません。
本業の仕事が落ち着く土日に、普段とは違うスキルや業務内容の副業をすることで、新たな可能性が見えてくることもあるでしょう。