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エンジニアの「転職活動期間」、約4割が予想以上に長引いた経験あり。退職タイミングや内定を得るまでの流れとは

転職は多くのエンジニアにとって重要なキャリアの一歩となりますが、その過程は一筋縄ではいかないものです。

今回、Offersでは転職経験が豊富なエンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーの方々を対象に、「転職活動期間」に関するアンケート調査を実施しました。

多くのエンジニアが1〜3ヶ月の期間を転職活動に割くことを明らかにしながらも、予想外の困難に直面するケースも少なくありません。この記事では、転職市場の現状と、転職活動を円滑に進めるための準備と戦略について深堀りしていきます。

  • 転職活動における「転職活動期間」についてのアンケート
  • アンケート実施:2024年03月01日~2024年03月07日
  • 回答数:54件

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エンジニアの転職活動期間、約8割が半年以内と回答。

Q.転職活動にはどのくらいの期間が必要だと思いますか?

転職経験をお持ちの方に「転職活動にはどのくらいの期間が必要だと思いますか?」と質問したところ、40.7%が3〜6ヶ月と回答しました。

これに次ぐのは1〜3ヶ月が必要だとする38.9%で、これら二つの選択肢が全体の大半を占めています。6ヶ月〜1年と答えたのは9.3%、1年以上が必要だとしたのは5.6%、1ヶ月未満であると答えたのも5.6%でした。

このデータから、適切な転職を実現するには、計画的に時間をかけることが多くの人にとって効果的であると言えます。短期間での転職成功も可能ではありますが、より良い機会を見つけ、準備するためには一定の期間を見込むことが重要です。

Q.実際の転職活動にかかった期間はどのくらいですか?

「実際の転職活動にかかった期間はどのくらいですか?」と質問したところ、46.3%が1〜3ヶ月と回答しました。これは、転職活動の計画性や市場の状況に応じて、短期間で効率よく転職できることを示しています。

また、3〜6ヶ月かかったという回答は31.5%で、これも一定の割合を占めています。

1ヶ月未満で転職が決まった人は13.0%、6ヶ月〜1年は3.7%、1年以上かかったという人は5.6%でした。

これらのデータから、転職活動は一般的に数ヶ月を要するが、個人の状況や市場状況によって大きく異なることが分かります。

適切な準備と戦略により、多くの人が3ヶ月以内に転職を成功させていることが明らかになりました。

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エンジニアの転職活動において、約半数が1〜3ヶ月で内定を獲得

Q.転職活動のうち、内定までにかかった期間はどのくらいですか?

「転職活動のうち、内定までにかかった期間はどのくらいですか?」と質問したところ、46.3%が1〜3ヶ月と回答しました。これは、転職市場において比較的迅速な転職が可能であることを示しています

また、1ヶ月未満で内定を得たという人も29.6%に上り、合わせると約76%の人が3ヶ月以内に転職を成功させています。

3〜6ヶ月が18.5%、6ヶ月〜1年が3.7%、1年以上かかったという人は1.9%でした。

このデータから、内定を得るためには1〜3ヶ月の準備が一般的に必要であることが伺えますが、転職活動の効率は個人のスキルや市場の需要に大きく左右されることがわかります。

Q.転職活動中に最も時間がかかった活動は何ですか?

続けて、「転職活動中に最も時間がかかった活動は何ですか?」と質問したところ、42.6%が書類選考と面接を挙げました。これは、応募者が求人条件に合致するかを判断する重要なステップであり、多大な労力と時間が投入されることを示しています。

次に多かったのは求人情報の収集で20.4%、自己分析と求人への応募がそれぞれ11.1%でした。

職務経歴書の準備に7.4%、内定承諾および現職の退職準備に5.6%、そしてコーディング試験が1.9%であることも分かりました。

これらの結果から、書類選考と面接の準備に十分な時間を割くことが、転職成功の鍵であると言えます。

「書類選考・面接」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・書類はアピールにもなるので、的確にそして伝わりやすいように毎回試行錯誤してます。アピールは大事なので自分の長所、短所など、自己分析を理解しておきたいと思っております。(49歳 データ分析)

・ケース面接の準備や分析課題、プレゼンテーション等やることが一番多いフェーズだったから。(30歳 データ分析・データアナリスト)

・面談日程の調整、結果待ちはもちろんですが、やりとりなども含めるとけっこう時間がかかります。(46歳 フロントエンドエンジニア)

・自分の年齢が高いのと必要な経験が足りないのとで、書類選考や面接でかなり苦戦したから。あと転職エージェントを使わず自分一人で転職活動を行ったので、スピード感がなく途中だらけてしまった。(42歳 デザイナー・UI/UXデザイナー)

・実際の選考に日程調整、複数企業受ける時は準備が必要なため(37歳 エンジニア・iOSエンジニア)

・IT業界未経験・経験が少ないときは、選考が中々通らず、当時の現職の業務もあるので、スケジュールが確保しづらく期間が長くなってしまったため(39歳 エンジニア・SRE)

・面接回数が多く、面接地までの時間や交通費をかけたり準備に時間がかかったりするため。(35歳 エンジニア・コーポレートエンジニア)

・複数社とのスケジュール調整や、現職での時間調整なども含め空き時間を作るのに時間がかかった。(43歳 エンジニア・QAエンジニア)

・面接の日程調整から、面接を受けて結果をいただき検討するまでの流れが1社ごとに数週間はかかるため、複数社面接を受ける場合は数ヶ月かかる(43歳 デザイナー・UI/UXデザイナー)

・最低でも2回面接をするので、準備やスケジュールを考えると1ヶ月はかかる。(46歳 エンジニア・QAエンジニア)

・複数社でオファー時期を揃えるため調整に時間がかかる(35歳 エンジニア・エンジニアリングマネージャー)

「求人情報の収集」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・求人情報が多すぎるためかえって選ぶのに時間がかかる(39歳 プロダクトマネージャー・UI/UXデザイナー)

・転職エージェントなど使わず自分で探したので。(45歳 エンジニア・バックエンドエンジニア)

・通勤場所や通勤時間等の条件が合わかどうかを考慮した場合に、合致する求人がなかなかない為、求人検索には一番時間がかかります。(41歳 エンジニア)

・自分が行きたい業界や、自分がやりたい仕事の求人が見つからないのと、就労ビザの問題が大きいのでどうしても探す時間が大きくなってしまう。(41歳 プロダクトマネージャー・プロジェクトマネージャー)

・自分で探すのも、スカウトやエージェントを使っても、扱う案件が違うため(46歳 エンジニア・エンジニアリングマネージャー)

・求める求人が少ないため、時間がかかります。スカウトで業界が違う場合なども、求人内容の把握に時間がかかります。(32歳 エンジニア・インフラエンジニア)

「自己分析」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・就活時には自分の強みや弱みが理解できているかが大事だからと考えているからです。どこの面接でもガクチカのような質問は常にありました。(27歳 エンジニア・iOSエンジニア)

・自身のキャリアを考えたときに次に何をやりたいかを様々な角度から検討したため(44歳 エンジニア・QAエンジニア)

・自己分析が足りないと、次はどんな仕事をしたいかも見えないので、1番時間をかけるべきな部分だと思います(40歳 プロダクトマネージャー・プロダクトマネージャー)

・本当は何がやりたいのか?現状の何が不満なのか?を自身のキャリアを加味して考え、どのような会社に転職するのがいいのかを整理して言語化するのが一番時間がかかった(41歳 エンジニア・Androidエンジニア)

「求人への応募」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・求職活動は、モチベーションも重要なので、応募でも毎回、消耗すると感じることが以前は多かった。希望する企業を見つけ出すことも、タイミングが影響するため、注力したからと行ってすぐに見つかるものでも無いと思う。セレンディピティ的な、出会い的な要素も多分にあると思うので、自分の努力に反して、上手く見つからない経験をしている人も多いのではないかと思う。それが応募や、転職自体に時間がかかる大きな要因だと感じた。(46歳 データ分析・グロースハッカー)

・書類の添削・修正や面接の準備を行うため。転職を成功させるには入念な準備が大切だから。書類は一度作って仕舞えばある程度型を利用できるが、受ける企業によってリサーチをした上で若干の修正を加える必要がある。また面接で聞かれる内容も企業や面接官ごとにある程度予測して挑むため。選考プロセスも企業によってばらつきがあるため一番時間がかかると思っている。(39歳 エンジニア・フロントエンドエンジニア)

・自分が魅力的に感じる求人を追い求めていたから(44歳 エンジニア・バックエンドエンジニア)

「職務経歴書の準備」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・職務経歴書を書き慣れていないため(44歳 エンジニア・SRE)

・デザイナーやクリエイティブ職のため、履歴書・職務経歴書以外にポートフォリオも用意する必要があった。また、ポートフォリオがデザイナーのスキルの証明になり、それで判断されるため、応募先によって作り分け・作り込みが必要になる。(41歳 デザイナー・UIデザイナー)

・一から自分の経歴を作成するのは大変だから(37歳 エンジニア・バックエンドエンジニア)

「内定承諾・現職の退職準備」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・退職することを、もともとの職場がなかなか受け入れてくれず、調整に時間を重ねたが、結局退職代行を利用することになったため。(27歳 エンジニア・QAエンジニア)

・事前の情報収集や書類準備はその人の準備状況にも寄りますが、その後の選考プロセスは意外と時間が過ぎるのが早い印象です。逆に、内定を得て、どのタイミングで退職するのか、それを現職内で合意するのが大変なイメージです。(32歳 データ分析・SRE)

・引き留めにあい、繰り返し関係者との面談を行なった(42歳 エンジニア・Androidエンジニア)

「コーディング試験」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・思い出すのとすぐに使えるようにするために準備が必要だった(51歳 エンジニア・バックエンドエンジニア)

Q.転職活動の準備で役立ったことは何ですか?

転職経験をお持ちの方に「転職活動の準備で役立ったことは何ですか?」と質問したところ、33.3%が履歴書・職務経歴書のブラッシュアップを挙げました。これは、第一印象を左右する重要な要素であり、応募先からの評価を高める上で非常に重要であることを示しています。

次に多かったのは面接練習で20.0%、スキルアップ、業界研究、転職エージェントやコンサルタントとの相談がそれぞれ14.4%でした。

情報交換会への参加は3.3%で、これも一部の人には有益だったことが示されています。

これらの結果から、転職成功に向けては、書類の準備と面接練習に重点を置くことが重要であると言えます。

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転職活動期間中のエンジニアの約半数が「転職エージェント」を利用

Q.転職活動中に利用したサービスは何ですか?

転職活動中に利用したサービスについては、約半数の方が転職エージェントを利用したことが明らかになりました。

「転職活動中に利用したサービスは何ですか?」と質問したところ、47.9%が転職エージェントを利用したと回答しました。これは、個別のアドバイスや市場情報の提供など、転職エージェントが提供する個人的なサポートが求職者にとって有益であることを示しています。

求人情報サイトの利用が38.4%で次に多く、キャリアコンサルティングは6.8%、セミナーやワークショップの参加は5.5%であり、知人のリファラルを利用したのはわずか1.4%でした。

これらの結果から、多くの転職希望者が専門的なサポートを求めており、特に転職エージェントの役割が重要であると言えます。

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エンジニアの転職活動、「在職中に行う」が7割以上

Q.転職活動は在職中に行いますか?それとも離職してから行いますか?

「転職活動は在職中に行いますか?それとも離職してから行いますか?」と質問したところ、74.1%が在職中に転職活動を行うと回答しました。これは、経済的な安定や交渉力の維持など、在職中の転職活動が持つ利点を反映しています。

また、その両方で転職活動を行うと回答したのは11.1%、状況によると答えたのは9.3%で、離職後に活動を開始すると答えたのはわずか5.6%でした。

これらのデータから、在職中に転職活動を行うことが一般的であり、これが多くの転職希望者にとって有利な戦略であることがわかります。

「在籍中」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・職を失うことは世帯主にとってあまりにリスクが高いため、基本的には在職中に内定まで進めるべき。ただ失業保険の受取ができなくなるため、内定が取れることにある程度の確信を持っているのであれば退職後でも問題ないとは思う。(27歳 エンジニア・QAエンジニア)

・生活に支障がでてくるので、在籍中に行うと生活に問題なくスムーズに転職活動が行える。また、数年務めていれば有休休暇もあるため、半休つかって面接にいったりするとよい。(46歳 フロントエンドエンジニア)

・次が決まっていない状態で退職するのはリスクが高いと思う特に家族がいる場合は家族を安心させるためにも次が決まった状態で退職するのが望ましいと考えます(44歳 エンジニア・QAエンジニア)

・無職になってからの就職活動だと焦るし金銭的にも厳しい。転職先の会社に足元をみられ自分の希望よりも低い条件で入社する事も十分考えられるから。(42歳 デザイナー・UI/UXデザイナー)

・満足のいく転職先にあうかどうかは自分だけのスケジュール感だけで決められないときがある。期間的に追い込まれて余裕のない不本意な選択をしないようにするため。(39歳 エンジニア・SRE)

・職場によると思うが、次の仕事を探す必要があったので、仕事をしながら次の職場を探すことになった。理想としても、仕事を辞めてしまうと、プレッシャーが大きくなるし、面接時も面接担当者から今の状況を事細かく聞かれているような気がして、負荷を感じることが多かったので、仕事をしながらの方が、良いと思う。(46歳 データ分析・グロースハッカー)

・退職してからだと金銭の問題もあるし、じっくり考える暇がなくなるため、よりよい就職は見込めないため(41歳 エンジニア・バックエンドエンジニア)

・離職してから自分の望む求人がいつ出てくるか分からない、また、出てきてもいつ採用になるわ分からないため、決まらない間はキャリアのブランクになってしまう。(41歳 デザイナー・UIデザイナー)

・退職後に転職活動すると無職の期間が長引くほど精神衛生上良くないと思ったので時間がかかっても現職にいながら転職活動したほうがいいと思った。(31歳 エンジニア・SRE)

・在職中でも可能なためです。離職した後だと、状況によっては心に余裕がなくなるためです。(32歳 データ分析・SRE)

・在籍中に行えるものをあえて辞めてから行動に起こす理由がない(28歳 エンジニア・SRE)

・給与が途絶えるので。また在籍中に行わないと退職時に引き止めに会う可能性があるので、あくまでも転職先が決まっているということを関係者に伝えるようにしている。引き止めにあって決意が揺らぐようではそれまでの活動が無駄になってしまうため。(39歳 エンジニア・フロントエンドエンジニア)

「その両方」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・在職中はそこに集中しているので、私の場合、不器用なので、器用にできない。自身の環境もそうですが、全部自分でしなくてはならないので、その時の状況によるかと思います。(49歳 データ分析)

・極力次の仕事が決まってから退職したほうがいいが、そうもならない場合がある(58歳 エンジニア・Androidエンジニア)

・本業が忙しい場合や、余裕を持ちたい場合は離職後に行います。(32歳 エンジニア・インフラエンジニア)

「状況による」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・貯蓄に不安があるなら在職中にやるべきだし、自分の心身の健康を守るためなら、現職を辞めてからやった方がよい。燃え尽きてしまった場合は、しばらく休んでからでもよいと思う。(44歳 エンジニア・SRE)

・基本的には在職中に転職活動をするが、体調不良やハラスメントが転職活動開始の同機の場合は退職後に開始することがあるため。(35歳 エンジニア・コーポレートエンジニア)

・私は初転職時はキャリアを大きく変えようと思ったためポートフォリオを作りたかった。しかし現職は残業が多く土日出勤も当たり前で全く時間が取れなかったためとりあえず辞めてから転職活動することにした。そのため「絶対に次が決まってから転職した方が良い」という人が多いが私はケースバイケースだと考えている。(41歳 エンジニア・Androidエンジニア)

「離職後」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・すぐに勤務してほしいという求人が多い為、離職後のほうが、フットワークが軽いから(41歳 エンジニア)

・退職前は仕事の引き継ぎや自分の担当している仕事を退職までに終わらせる必要があり、仕事が立て込むため、退職してから行った方が集中できるから(43歳 デザイナー・UI/UXデザイナー)

Q.退職のタイミングとして適切だと思うのはいつですか?

「退職のタイミングとして適切だと思うのはいつですか?」と質問したところ、81.1%が内定を得てからが適切だと回答しました。これは、新たな職場が確実に決まってから安全に現職を辞めることができるという安心感を反映しています。

入社日が決まってから退職するのが良いと答えた人は15.1%で、これも同様に新しい職場への移行を確実なものにしたいという意向が読み取れます。

転職活動中期(2次面接以降)や転職活動終盤(最終面接以降)に退職するのが適切だと考える人はそれぞれ1.9%に過ぎませんでした。

これらの結果から、転職活動においては、内定の確保を退職の判断基準とするのが一般的であることが明らかになります。

「内定を得てから」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・きっちりと内定を得てから退職手続きをしたほうが良い。最終面談で、社長と合わないこともあったりしたり、急に雲行きが怪しい展開になることもあるため。(46歳 フロントエンドエンジニア)

・一次や二次選考だと早すぎるし、退職する会社とゴタゴタしない為にも内定が決まってから双方の会社と日程を調整するのが良いかと思う。(42歳 デザイナー・UI/UXデザイナー)

・せめて内定が決まらないと、すぐに次に働き始められるか?が分からず、精神的にも良くない。特に、面接に落ちていた場合、辞めてからさらに求職活動をするのは、気分的にも無職の期間を作ってしまうことから良くないと感じる。(46歳 データ分析・グロースハッカー)

・内定が出るまでは採用が確定していない。その前に退職を告げても留まることを説得される可能性がある。(41歳 デザイナー・UIデザイナー)

・最終で落ちることもあるので内定でここだという企業を決めた方がいいため(41歳 エンジニア・バックエンドエンジニア)

・次が決まってないのに退職の意思を伝えると決まるまで不安な気持ちで仕事と転職活動をすることになるので精神衛生上良くない(31歳 エンジニア・SRE)

・内定を得てからでないと無職になるリスクが高まり、あまり遅くなり過ぎない時期に現職企業に退職の意思を伝えたほうが引き継ぎの時間を取ることができるから。(35歳 エンジニア・コーポレートエンジニア)

・内定が出てから、退職の意志を伝えないと離職期間ができる可能性があるため。(46歳 エンジニア・QAエンジニア)

・内定を得るまでに退職するかもと不確かな情報で関係者を混乱させたくない(42歳 エンジニア・Androidエンジニア)

・退職を伝える際に引き止めに会う可能性があるので、というか成果を出していると100%合うので既に転職先から内定を得ていることを伝えるのがいい。同僚や上司にも安心して見送って欲しいのでそれがマナーかと思う。(39歳 エンジニア・フロントエンドエンジニア)

・退職日を決めてから転職活動を行うと、退職日までに内定が出ていることがほとんどなため。退職申請は面接前に実施します。直近は受けたらすぐ内定のイメージですが、転職への意欲がそこまで高くない場合や自信のない転職の場合は、退職申請のタイミングを遅らせると思います。(32歳 エンジニア・インフラエンジニア)

・もし次が決まってから退職するのであれば、最終面接で落ちることもよくあるので内定が出てからの方が良いと思う。たまに内定が出た後でなくなるケースもあるようだが稀だと思う。入社日は退職が確定してから決める方が良いと思うがなかなか難しいと思うので双方の会社と同時に調整していくのが良さそう(41歳 エンジニア・Androidエンジニア)

「入社日が決まってから」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・入社日が確定していると、退職の交渉がスムーズに進むことが多い(次の会社が〇月〇日より勤務する必要があるので、いつまでに辞めなければならない等)(27歳 エンジニア・QAエンジニア)

・間に空白期間が生まれると国民年金の手続きや健康保険の加入などの手間も増えるため、入社タイミングが決定してから退職するのがよい(44歳 エンジニア・QAエンジニア)

・現職の引き継ぎもあるから、結果的に退職までも時間かかります(40歳 プロダクトマネージャー・プロダクトマネージャー)

・転職の条件やスケジュールまですべて揃った上で判断したいため。また、在籍中の会社へスケジュールを伝えることで決定済みの事実であることが伝わり、望まない退職交渉を避けるため(39歳 エンジニア・SRE)

・基本は入社するタイミングを固めたうえで、いつまでに退職したいというのを現職内で調整するものと考えています(32歳 データ分析・SRE)

「転職活動中期(2次面接以降)」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・書類選考が終わって面接が決まり始めたくらいで退職すると面接の日程も調整しやすいため(43歳 デザイナー・UI/UXデザイナー)

「転職活動終盤(最終面接以降)」と回答した方の理由より(一部抜粋)

・空白期間が無くスムーズに転職できそう。(45歳 エンジニア・バックエンドエンジニア)

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エンジニアの「転職活動期間」、約4割が予想以上に長引いた経験あり

Q.転職活動期間が予想以上に長引いた経験はありますか?

「転職活動期間が予想以上に長引いた経験はありますか」と質問したところ、42.6%が「あり」と回答しました。これは、転職市場や特定の業界における競争の激しさ、あるいは求職者自身の条件と期待のマッチングに課題があることを示している可能性があります。

一方で、57.4%の人々は転職活動期間が予想通り、あるいは予想より短かったと感じています。

これらの結果から、転職活動は個々の準備や市場状況によって大きく異なる結果になりうることが明らかになります。

Q.予想以上に長引いた理由は何でしたか?

転職活動が予想以上に長引いた理由については、27.7%が希望する条件と合致する職場が見つからなかったと回答しました。これは、転職者が自身の理想とする仕事環境や条件に合った職場を見つけることの難しさを示しています。

また、スキルや経験の不足が16.9%、面接での自己PRの不足が15.4%で続き、これらの要因も転職活動を長期化させる大きな要因となっています。

応募数が少なかったという回答は12.3%、市場状況や経済状況の変化によるものが9.2%、履歴書や職務経歴書の不備が7.7%でした。

内定後の条件交渉の不一致、健康問題、家族の事情がそれぞれ影響を与えていることも明らかになりました。

これらの結果から、転職活動期間を短縮するには、市場の理解を深め、自己PRスキルを磨くことが重要であると言えます。

転職活動が予想以上に長引いてしまった経験があれば、その時の心境や対処方法について教えてください(一部抜粋)

・デザイナーなどの専門職は、キャリアが浅いうちは求人も選べず給与も高くない。自身が望む転職をするためには、次のステップに進むために必要なスキルを在職中に身に着けておく必要がある。(41歳 デザイナー・UIデザイナー)

・応募企業を絞っていたので時間がかかりましたがある程度想定していたので問題なかった(28歳 エンジニア・SRE)

・家族の事情と、職場環境の事情が重なって、どうしても新しい仕事を地元で探さねばならない時期があった。その際に、不安も大きかったこともあってか、面接に受からず困っていたが、良いキャリアカウンセラーと出会ったり、面接前後で相談にのって頂いたことでなんとか良い職場に受かることができた。メンタル面の支えになってくれるような知人や話せる人がいることの重要性をその時は特に感じた。(46歳 データ分析・グロースハッカー)

・今の仕事も持っているので、思い切って活動自体を辞めるということも選択肢の一つとして設けました。(27歳 エンジニア・iOSエンジニア)

・在職中の転職活動だったので、マラソンのように気長に構えた。退職後だったら、かなり追い込まれたと思うので、イヤな事があっても短絡的に辞めるは控えた方が良い。(52歳 デザイナー・UIデザイナー)

・体調不良のため退職し転職活動をしたときは長引き、精神的に追い詰められ貯蓄も減ってしまった。できるだけ健康的な生活をしたり、サポートしてくれる資源を最大限利用して乗り越えた。(35歳 エンジニア・コーポレートエンジニア)

・予想外に選考が進まずあせった。特にコーディング面接で自分の技術不足を痛感し、システムデザインやコーディングテスト等をひたすら進めた。(39歳 エンジニア・SRE)

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まとめ

エンジニアの転職活動期間には個々の準備と市場状況に応じた大きな差が存在します。

多くの人が転職活動には1〜3ヶ月を見込んでおり、適切な準備と戦略によって多くの人が3ヶ月以内に転職を成功させています。

しかしながら、約4割のエンジニアが転職活動期間が予想以上に長引いた経験を有しており、これは市場や業界の競争、期待と実際の条件の不一致など多岐にわたる原因によるものです。

転職活動の成功には、履歴書や職務経歴書の準備、面接練習、市場の理解を深めることなどが重要であることが示されています。

また、約7割以上の人が在職中に転職活動を行っており、これには経済的な安定や交渉力の維持などの利点があると考えられます。

転職市場の理解を深め、自己PRのスキルを磨き、適切な準備を行うことで、効率的かつ成功的な転職が可能となるでしょう。


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