アプリエンジニアが副業を探す方法。自主開発はアリ?

アプリエンジニアのスキルを生かして副業することは可能です。そのためには仕事を探したり、自分でアプリを開発したりする必要があります。アプリ開発の副業で得られるメリットやデメリット、どのような副業方法があるのかを紹介します。

アプリエンジニアの副業はメリットが大きい

アプリエンジニアが副業をすることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは大きく分けて2つ紹介します。

需要が高いため案件が多い

個人に発注される仕事の中でも、アプリ開発は需要が多い人気職種です。そのため実力が認められ、顧客が定着すれば、安定して案件を獲得できる可能性が高いといえます。

顧客から依頼を受けてアプリ開発を進める受託業務には、さまざまな種類の案件があります。新規にアプリを開発するものや、既にあるアプリに機能を追加する案件、不具合を修正したり、機能を改善したりする案件などです。

企業が業務で利用するアプリであれば、法改正により機能の追加や修正が必要になるため、需要が高くなる時期があります。

また、パソコンやスマートフォンのOSがアップデートされるたびに、アプリが対応できるように改修が必要になる場合も多く、アプリ開発の需要は高いといえるでしょう。

スキルアップにつながる

副業でアプリ開発を請け負う場合、要件定義などの上流工程から、プログラミングや試験などの下流工程まで全てを経験できることが多いです。本業で実施したことがない業務を経験することで、自身のスキルアップにつながるでしょう。

副業の仕事をするためには、営業や価格交渉を自分で行う必要があります。そのため、エンジニアとしてのスキルだけでなく、営業サイドのスキルアップも目指せます。

将来独立を考えているエンジニアであれば、顧客への提案や交渉は必須です。多方面のスキルアップが目指せるのも、副業におけるメリットといえるでしょう。

アプリエンジニアが副業を見つける方法

アプリ開発の副業をするためには、仕事の依頼を受ける必要があります。ここではアプリエンジニアがどのように仕事を見つけるのかを紹介します。

クラウドソーシングやマッチングサイトを活用

インターネットを使ったクラウドソーシングや、仕事のマッチングサイトを利用すれば、空き時間で迅速に求人を探せます。これらのサイトで自分のスキルや業務経験を登録すれば、顧客から仕事の依頼がくることもあるでしょう。

仕事内容もインターネットを使って連絡や納品をする形が多いため、自宅やカフェなどで場所を問わず開発できるメリットがあります。

人脈を使って仕事を探す

友人や職場の同僚から紹介を受けて仕事を探すという方法もあります。クラウドソーシングやマッチングサイトと異なり、実績などのプロフィールだけでなく、紹介者の信頼という助けを得られる点がメリットです。

オフラインでのつながりだけでなく、SNSなどのオンラインのつながりからも仕事を獲得できます。日頃からSNSで情報発信をしていたり、他のユーザーとコミュニケーションを取っていたりすることが、仕事の依頼につながることもあるでしょう。

アプリを自主開発するのも一つの手

アプリ開発の副業は、顧客から仕事を受注するだけではありません。自主開発したアプリで収入を得るという方法もあります。自主開発アプリでどのように副業できるのかを確認しておきましょう。

課金や広告で稼げる

自主開発したアプリを有料化すれば、ダウンロードされるたびに収入を獲得できます。しかし、無料アプリが多数存在することや、企業が作る高品質アプリに比べ見劣りしてしまうこともあり、収入を上げるためには他のアプリにはないオリジナリティーなどの強みが求められるでしょう。

アプリを無料にしてアプリ内に広告を掲載することで、広告料を得るという方法もあります。アプリの有料化に比べて収入単価は小さくなりやすいものの、無料アプリとして開発しても収入が得られる点がメリットです。

広告を掲載して大きく稼ぐためには、ダウンロード数や作成するアプリの数などが多く必要になりますが、自由に開発できるので、手軽にアプリ開発の副業を始めるのであれば適した手段の一つです。

趣味での開発も実績として使える

自主開発したアプリそのもので収益化できなくても、それを転職先や顧客にアピールするために利用するという方法もあります。

実際に作成したアプリを見せることで実力を理解してもらいやすくなるため、新しい仕事を得るための道具として役立つのです。

また、本業で使ったことがないプログラミング言語で自主開発した場合、その言語の経験者としてアピールできるようになります。

副業を始める際の注意点

ここでは副業でアプリ開発を始める場合、どのような注意点があるのかを紹介します。

就業規則を確認し、必要な許可を得る

会社で副業を禁止していないかどうか、まずは就業規則を確認しましょう。禁止ではなくても『許可制』を取っている場合は、副業を始める前に必ず会社の許可を得る必要があります。

副業を禁止する法律は存在しませんが、会社に雇用される以上、就業規則はある程度の拘束力を持っています。無断で副業をしたことで懲戒処分になる可能性もあるので、必ず就業規則を確認してから副業を始めましょう。

社会的に副業容認の流れが進んでいるため、就業規則の文面上では禁止とされていても、相談することで許可を得られることもあるでしょう。

副業のデメリットを理解しておく

スキルアップや収入増加につながる副業ですが、デメリットもあります。まずは副業をすることで、プライベートの時間がなくなることです。本業の仕事をしつつ副業をすれば、どうしても趣味や人間関係に割く時間が少なくなってしまいます。

また、副業にばかり力を入れてしまうと、本業をおろそかにしてしまう可能性もあります。納期に間に合わせるために遅い時間まで仕事をすれば、翌日の業務に支障が出ることもあるでしょう。

副業は、本業やプライベートに悪影響が出ない範囲にとどめるのが基本です。

まとめ

アプリエンジニアが副業をする方法は大きく分けて二つあり、顧客から依頼された開発をするか、自主開発で広告などの収入を得る方法があります。

アプリ開発は需要の高い仕事であるため、どのような案件があるのか調べてみましょう。


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