フリーランスに資格は必要?費用対効果を考えて選択しよう

フリーランスとして資格を持つことは、どのような点で有益なのでしょうか。フリーランスが資格を持つメリットや、必要な資格について考えてみましょう。また、資格を取得する際の注意点やフリーランスとしてどう資格と向き合うべきかについても考察します。

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フリーランスが資格を取るメリットとは?

フリーランスが仕事を得るうえで、持っていれば有利に働くのが資格です。フリーランスが資格を持つことのメリットについて考えてみましょう。

スキルやキャリアの証明になる

資格があれば、案件を請け負うに必要なスキルやキャリアがあると証明できます。

フリーランスの場合、仕事は自分で獲得しなければなりません。仕事に応募する際は、職務経歴書やワークシートを提出することになりますが、ここに有益な資格があれば自分の持つ能力を証明することができるでしょう。

『資格を持っている=仕事ができる』というわけではありませんが、書面の審査などでは、アピールできる資格があるほどクライアントに好印象を与えられます。特にその分野での経験が少ない人は、資格でアピールしていくのがベターです。

競争力を高める手段になる

案件の応募者を見る際、クライアントはまず簡単な面談や経歴で判断します。その際、応募者が同じようなスキル・経歴の人ばかりなら、クライアントにアピールできるのは資格です。

有益な資格があればクライアントからの信用を得やすく、他者より一歩リード出来る可能性が高まります。他者との差別化という意味では、有益で希少な資格を持つほど、競争力は高まるでしょう。

仕事に直結する可能性がある資格

高い専門性を持つような仕事では、そもそも資格がないと応募できないものもあります。

例えば翻訳者として働きたいなら、一般社団法人日本翻訳協会が主催する『JTA公認翻訳専門職資格基礎試験』や、厚生労働省認定の『翻訳技能審査』などは、必ず取得しておきたい資格です。

また、ITに関わるエンジニアならば『情報処理技術者認定試験』が注目されます。なかでも『情報処理技術者試験・高度区分』は複雑で高度な専門性が求められる、難易度の高い試験です。この試験をパスしていれば、仕事獲得にはかなり有利に働くでしょう。

資格習得費用は経費になる?

資格習得費用については、国税庁のHPに以下のような記述があります。

37-24 業務を営む者又はその使用人(業務を営む者の親族でその業務に従事しているものを含む。)が当該業務の遂行に直接必要な技能又は知識の習得又は研修等を受けるために要する費用の額は、当該習得又は研修等のために通常必要とされるものに限り、必要経費に算入する。

〔その他の共通費用〕|国税庁

上記によると基本的にはフリーランスが資格を得るための費用は必要経費として計上可能となりますが、内容については精査しなければなりません。資格習得費用が経費になるのはどのようなケースなのでしょうか。

事業に必要かどうかで判断

事業に必要な資格なら経費として計上できます。ただし、『業務にかかる資格』という点には注意が必要です。

例えば、エンジニアが『ソムリエ』の資格を取得するのは、仕事上必要とはいえません。このような場合は業務に無関係ということで、経費としての計上は不可能です。資格取得の費用を計上する際は、どこまでが費用として認められ得るかをよく考えることが必要でしょう。

また、経費として計上するには出金を確認出来るものも必要になります。受験費の領収書や出金伝票はきちんと保管しておかねばなりません。

書籍代や勉強会の参加費も対象

業務上必要な資格を取得するために購入した書籍や、参加した勉強会の費用なども経費として計上可能です。

フリーランスの場合、資格やスキルを取得して自分を磨くことが、仕事受注に繋がります。『自分自身が商品』と考えれば、書籍代や勉強会の参加費用も必要と考えられるでしょう。

経費として上げる際の勘定科目は、書籍代については『図書費』、勉強会やセミナーについては『研修費』とすれば問題ありません。

資格に限らず勉強やスキルアップは必要

フリーランスの場合、自分の価値を高めて行くことが仕事の幅を広げ、収入を安定させます。そのため、日々の勉強やスキルの習得は必須事項と言えるでしょう。資格だけに頼らないフリーランスの働き方について考えてみましょう。

資格なしでも仕事はできる

経験や実績が十分にあれば、資格無しでも仕事は舞い込んできます。現場での知識やスキルは『ただ資格を所有しているだけ』よりもはるかに重宝されるでしょう。

『現場でマネージャーとして仕切った』『1つのプロジェクトの提案からとりまとめまで携わった』など、実績の伴う経験はクライアントには好印象です。

資格取得の効果とコストを考える必要がある

取得を目指す資格が業務に絶対必要ならば、取得を目指して頑張るのもよいでしょう。しかし、「あった方がよい」程度の資格なら、わざわざ時間やお金をかける魅力はあまりありません。

資格取得のためには、それなりに手間や時間を取られます。「とりあえず並べておきたいだけ」の資格に労力をかけるよりは、1件でも多く仕事をこなして実績を積み上げる方が、フリーランスとして働く上では有益でしょう。

フリーランスは自己研鑽が不可欠

安定して仕事を得られるフリーランスになるには、常に自分を磨くことを怠ってはいけません。

企業に属していれば黙っていても仕事はありますが、フリーランスの場合はスキルがそのまま仕事に直結します。一定の収入を得るにはある程度のスキルが必要であり、さらに上を目指すなら、より高いスキルや経験を積む必要があるでしょう。

フリーランスとして働くなら、『市場が今求めているスキルや経験』、『注目されているスキル』には常に敏感であるべきです。「自分の価値によって仕事は増減する」と承知し、日々スキルの向上を目指しましょう。

まとめ

フリーランスで働く際、資格はスキルやキャリアを客観的に証明してくれます。専門性が高かったり所有者が少なかったりする資格なら注目度も高く、仕事に直結するケースもあるでしょう。

ただし、資格をとることそのものが目的になるのは本末転倒です。資格はあくまでも自己の価値を高めるために必要なものと承知し、自分を高める努力も忘れないようにしなければなりません。

自分の職業ではどんな資格が有益なのかを調べ、自分の商品価値を上げてくれる資格を取得しましょう。

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