リモートワークって辛いの?利用率からメリット・デメリットまで解説

新型コロナウイルスをきっかけに、リモートワークを導入した企業は8割を超えました。リモート体制には組織のモチベーションの向上、人材採用、経費削減の観点でメリットがありますが、人事評価、セキュリティなどの面でデメリットが指摘されています。それぞれ見ていきましょう。

Offers」は、優秀な人材を獲得したい、でも採用になるべく工数をかけたくない、そんな企業・担当者の皆さまにぴったりのサービスです。いくつもの転職媒体を使って、人材を探し回るのはもう終わり。「副業」から始まる新しい採用のカタチを実現します!

→Offersをもっと詳しくみる!

リモートワークの実態

現在、多くの企業がリモートワークの導入を検討しています。ここではリモートワークの実態について、導入率を元に解説していきます。

新型コロナウイルス後のリモートワーク導入率

株式会社リンクライブの調査によると、新型コロナウイルスをきっかけにリモートワークを導入した企業の割合は、8割を占めていることが分かりました。

発生後の実施頻度に関しては、週5日が15.4%、週3〜4日が29.4%、週1〜2が29.9%、週1が25.4%という内訳でした。

また、新型コロナウイルス発生前にリモートワークを導入していた割合はわずか22.4%であり、新型コロナウイルスをきっかけに、リモートワーク導入企業が2倍以上になっていることが分かります。

リモートワークって辛いの?

リモートワークに対して、『効率が悪い』『辛い』といった印象を抱いている人は多いのではないでしょうか?

実際のところ、リモートワークに関する満足度は非常に高く、リモートワークの導入に満足している人の割合は、不満を持つ人の3倍以上であることが同調査によって分かりました。

また8割以上が『リモートワークのおかげで通勤のストレスから解放された』と回答しており、リモートワークは精神面にもメリットがあると言えます。

出典:株式会社リンクライブ

リモートワークのメリット

リモートワークは企業にどのような効果を及ぼすのでしょうか?ここでは、リモートワークのメリットについて具体的に解説していきます。

従業員のモチベーションの向上

リモートワークは、一人一人が作業に集中するために最適な環境を得やすいため、結果的に従業員のモチベーションを向上させ、作業の効率化にもつながりやすいでしょう。

会社内で作業を行なっていると、周囲の会議や電話対応によって集中できないことが多々あります。リモートワークでは、自宅以外のカフェやレンタルオフィスなどでも作業が可能なため、従業員は自分に適した環境で働くことができます。

一人一人の従業員が最大限の成果を出すことができれば、会社にとっても大きな利益となるでしょう。

コストの削減

リモートワークの導入は、以下のコストを大幅に削減することに繋がります。

  • 交通費
  • オフィススペース代
  • 出張費

リモートワークを導入する上では、環境整備のための初期費用が必要となります。しかし、リモートワークによって見込まれる削減コストは非常に大きいと言えるでしょう。

優秀な人材の採用

勤務地や労働時間に特定の制限がないリモートワークでは、世界中から優秀な人材を採用することが可能です。

自分に適した働き方ができるリモートワークは、企業にとってのアピールポイントになり、優秀な人材を確保できる可能性が高まります。

リモートワークの導入によって、企業の価値観にあった優秀な人材と出会うことができるでしょう。

その他のメリット

他にも、overflowが『エンジニアとデザイナー向け副業・複業マッチングプラットフォームOffers』の登録ユーザーを対象に行なったアンケートでは、下記のような回答が目立ちました。

従業員視点で見ても多くのメリットがあることがわかります。

  • 移動時間がない
  • 仕事が途中で中断されることが少なく、仕事に集中する時間が多くなる
  • 自分の働きやすい環境を自由に整えられる

リモートワークのデメリット

リモートワークには、上記のようなメリットがある一方で、デメリットが存在するのも事実です。ここでは解決策とともに、リモートワークのデメリットについて解説していきます。

業務進捗の把握がしにくい

リモートワークは、社員の進捗を把握しにくいという難点があります。

同じ空間で作業をしていれば、随時作業状況を確認し、作業量の調整や相談が可能です。しかしリモートワークの場合はそれが難しく、結果的に業務過多で全体の進行が遅れてしまう可能性があります。

そこで、リモートワークではビジネスチャットツールや会議システムを用いて、健康面を含む状況を定期的に把握することが求められます。

人事評価が難しい

リモートワークの問題として、人事評価が難しいという点が挙げられます。

勤務時間や職務プロセスを通して評価を行なっている会社も多くあり、直接対面してコミュニケーションをとることができないリモートワークでは、社員の評価が難しいと言えます。

そこで、リモートワークを導入する際は、時間ではなく成果で評価をする評価制度が必要です。それぞれの従業員に合わせた成果や目標を定め、『目標に対しての達成度』と『取り組み方』という二軸から評価することをオススメします。

これによって従業員はモチベーションを保ちつつ、安心して作業に取り組むことが可能です。

セキュリティ強化が必要

リモートワークを導入する際は、セキュリティの強化が必要不可欠です。

機密性の高い情報が社外に出てしまうと、クライアントや顧客に対しても加害者となってしまうため、以下の対策を行うことをオススメします。

  • セキュリティポリシーの見直し
  • 定期的なパスワードの再設定
  • 持ち運びハードディスクの暗号化
  • ウイルス対策ソフトの導入
  • セキュリティ問題発生時の対処マニュアルの作成

情報漏洩や端末のウイルス感染を防ぎ、自社の事業や社員を守るためにも、最適なセキュリティ対策を行いましょう。

その他のデメリット

他にも、Offersで実施したアンケートでは、デメリットについて下記のような回答が目立ちました。従業員視点で見ると、他にも多くのデメリットがあり、しっかりとケアしていくことが望まれます。

  • 飲み会のような余白部分のコミュニケーションは途絶してしまう
  • 残業の概念がなく、仕事をしすぎてしまう
  • 家族に『家にいるが仕事中』という状態に慣れてもらわないと互いにストレスが溜まる

まとめ

今回は、リモートワークのメリット・デメリットについて、企業の目線から解説していきました。

事前にデメリットを把握し、適切な対策をとることで、リモートワークは企業の生産性に大きく貢献します。これを機に、ぜひリモートワークの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

Offers」は、優秀な人材を獲得したい、でも採用になるべく工数をかけたくない、そんな企業・担当者の皆さまにぴったりのサービスです。

いくつもの転職媒体を使って、人材を探し回るのはもう終わり。「副業」から始まる新しい採用のカタチを実現します!

転職サイトには出てこない、あのCTO、VPoEも絶賛登録中!

この記事をシェア

関連記事


副業・フリーランス

プログラミング

デザイン

インタビュー

お金

採用・組織

イベントレポート