JavaScriptとjQueryの違いを整理しよう。jQueryのメリットも解説

『JavaScript』はメジャーなプログラミング言語です。そんなJavaScriptと『jQuery』はセットでよく利用されます。この二つの違いを知ることは、プログラミング作業の上で非常に有用ですので、ぜひ覚えておいてください。

JavaScriptとは

JavaScript』と『jQuery』の違いを理解するためにも、それぞれの概要について把握しておきましょう。まずはJavaScriptから、概要や用途について紹介します。

汎用性が高いプログラミング言語

JavaScriptC言語やRubyなどと並ぶ、代表的なプログラミング言語の一つです。JavaC++とも親和性が高く、習得が容易という特徴があります。

さらに、他の言語とも併用することができるので汎用性が高く、新しいライブラリやフレームワークが次々に出現していて、さまざまな分野での開発に利用されているのです。

JavaScriptが実行される場面の例

JavaScriptは、近年ではWeb開発によく利用されています。例えば、Web上において、打ち込んだ数値を自動で計算してくれる機能や、情報入力のエラーチェック、アニメーションなどの特殊機能をつけることが可能です。他にも、ゲーム開発やスマホアプリの開発にも利用されています。

Web上においてフロントとサーバーの両方を開発することができるため、よく利用されます。

jQueryとは

次に、jQueryについて詳しく見ていきましょう。JavaScriptを利用する上では、jQueryの特徴をしっかりと把握しておく必要があります。

JavaScriptのライブラリ

jQueryはJavaScriptのライブラリです。JavaScriptだけでコードを書くことはもちろんできますが、jQueryを用いることで、より便利にプログラミングの作業を行うことができるようになります。

ライブラリとは

ライブラリ(Library)は、日本語では図書館や書斎という意味です。プログラミング用語としては、多種類の機能をまとめたもののことを指します。

例えば、「ログを出力したい」「データベースに接続したい」といったよくある処理は、その都度書くのは面倒ですし、長いコードを書かなければなりません。

しかし、ライブラリの中にすでに同じ機能があれば、ライブラリの中から引用するだけで処理が完結します。

ライブラリは、プログラムを作るのに必要な部品が詰め合わさったものと考えてください。

jQueryの機能

jQueryには主に三つの機能が組み込まれています。それぞれ見ていきましょう。

一つ目は『DOM』です。これはHTMLを操作するための機能であり、Web上のボタンをクリックして別の位置に移動させたり、画面の明暗を調整したりといった操作ができます。

二つ目は『アニメーション』です。画面内にアニメーション効果を取り入れてWebページを豊かにします。

そして三つ目は『Ajax』です。これは外部のファイルを読み込む機能になります。例えば、施設へのアクセス情報として、ホームページにGoogleマップを掲載している企業を見たことはありませんか?これはAjaxの機能によるものです。

この三つの機能をうまく使い、ホームページのユーザビリティを高めることができます。

jQueryを利用するメリット

『jQuery』のメリットは、まずはコードが短くて済むということです。そのため、作業時間の大幅な短縮が見込めることや、バグがあった際に特定しやすくなるというメリットがあります。

また、従来であれば、異なるブラウザから利用されることを想定して対応しなければなりませんが、jQueryを利用すれば、このブラウザ対応が必要ありません。

さらに、jQueryには豊富なプラグインが備わっています。さまざまなプラグインを組み合わせることで、作業をより簡略化することが可能になるのです。

jQuery使用時の違いを整理

jQueryを使った場合と使わない場合で、コーディングの作業にどのような差があるのかを、整理してみましょう。

コードの書き方の違い

前述しましたが、jQueryではJavaScriptよりはるかに短くコードを記載することができます。元々用意されている命令文もあるので、1から作成するよりもはるかに便利です。

ただし、jQuery固有のコード記法があるので、jQueryを使う場合は覚えておかなければなりません。

ページ読み込みが遅くなる場合がある

JavaScriptのみで記載すれば、コンピュータがアクションする時に直接コードを読み込ませればいいだけです。

しかしjQueryを使うと、読み込む際にjQueryを読み込み、それからプログラムが動作することになりますから、アクションを増やしてしまうため、ページの読み込みが遅くなってしまう可能性があります。

さらに、jQueryを仲介することで、無駄なアクションを挟んでいる可能性もあるのです。特に初心者が使う場合は、jQueryに書かれているものがどんなコードなのかを理解しながら実装した方が良いでしょう。

まとめ

JavaScriptは、世界中で利用されている汎用性の高いプログラミング言語です。主に、ホームページ作成やアプリ開発などのWeb関連に利用されます。JavaScriptのライブラリであるjQueryを利用すれば、コードをスッキリさせ、アニメーションなどでWebページを豊かにすることが可能です。

JavaScriptとjQueryをセットで利用することは、プログラム作業の大きな手助けになるでしょう。

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