フリーランスでもローンは組める?審査を通るためのポイントとは

フリーランスになるにあたって『ローンを組めるか』というのは気になるポイントです。業績の好不調によって収入が変化するため、車や住宅ローンを組むのは難しいといわれています。フリーランスがローンを組むためのポイントや注意点を解説します。

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フリーランスはローンを組めない?

フリーランスは会社員と異なり、毎月安定した収入の確保がしにくいものです。収入が不安定と判断されれば融資の審査も厳しくなります。

しかし、フリーランスだからといってローンが組めないわけではありません。

社会的信用があればローンも可能

フリーランスがローンを組むには社会的な信用が必要です。社会的な信用とは『収入の安定と返済能力』です。ほとんどの場合は、ローンを組む際に『直近3期分の確定申告書』によって所得のチェックがなされます。

よって、事業をスタートさせてから3年以上が経過していることが前提です。事業年数だけではなく、決算内容も問われます。事業年数が求められている条件を満たし、決算内容も良好であればローンを組むことは可能です。

審査の基準はフリーランス(個人事業主)という肩書きではなく、お金を貸した後にしっかりと返してくれる人なのかどうか、という点にあるのです。

車のローン審査は厳しめ

車のローンは他のローンに比べて金利が低いため、審査は比較的厳しめです。低金利である分、融資する側もしっかりと返済できる人物かどうかをしっかりと判断します。

信用情報や年収、勤続年数など、ローン会社によって重視する審査の基準が多少異なりますが、いずれも厳格な判断がなされます。

正社員でなければ融資が行われない場合もありますので、社会的信用が低くみられがちなフリーランスは、車のローンを組むのが難しいことがあるのです。

ローンを組むためのポイント

フリーランスがローンを組むには、以下の4つのポイントがあります。

延滞など信用情報に傷をつけない

フリーランスになる前に契約したクレジットカードやローンについて、延滞などがあれば信用情報に傷がつきます。売上が好調で所得も高くても、延滞の履歴があればローン審査に落ちやすいということです。

支払いが続いているローンについては延滞せず、信用情報をクリーンにしておくことは非常に大切です。

返済実績を積んでおくのもアリ

クレジットカードの利用実績も含めて様々なローン契約や返済実績は信用情報機関で管理されています。延滞はいうまでもなく評価が下がりますが、『ローンの利用実績がない場合』でも評価が低くなります。

ローンを利用してしっかりと返済していくことで、社会的信用が高まり以降のローンの組みやすさにつながります。少額でも借り入れを行って、しっかりと返済したという実績を残しておくのも効果的であると言えるでしょう。

主要取引銀行を決めておく

フリーランスであれば様々なクライアントが存在し、いくつかの収入源を持つことでしょう。その際に報酬を受け取る口座は、できる限り1箇所にまとめましょう。経費などの支払いついても、同一の口座で行うことが望ましいです。

報酬の受け取りや経費の支払いの口座を地元の金融機関に設定すると、場合によってはローンについて親身な相談をしてくれることがあります。地場の金融機関では『地域貢献』をコンセプトに掲げていることが多く、常に利用してくれるフリーランスを選定して優遇することもあるのです。

長期案件などで年収を安定させる

収入を安定させるには長期的な案件を増やすことが有効です。1回きり、もしくは数カ月の契約では安定した収入につながりません。

先々のことを考えて、年単位で契約してくれる案件を増やすように努力してみましょう。収入の安定は社会的な信用につながりますので、ローンの審査で良い印象になります。

車、住宅ローンを組むための注意点

ローンの金額で高額になるのは車と住宅です。車や住宅のローンを組みたいときは以下の内容に注意してください。

確定申告は厳正に

フリーランスは自分で収入を確定し、確定申告で所得額を申請します。毎年、厳正に確定申告することで、安定した収入があることを証明することになるのです。

所得税のしくみ上、所得が多くなれば税金として支払う金額も増えます。そのため、多くのフリーランスは所得額が増えないようにできるだけ経費を多くしようと考えるものです。

経費が多くなると所得が減る、つまり書類上の収入が減りますから、ローン審査では不利にはたらきます。数年後にローンを組むことを考えるなら、必要以上に経費を増やさないことがポイントです。

他のローン、借り入れをなるべく少なくする

車や住宅のローンに限らず、すでに借り入れしている状況は審査に影響します。

借り入れ額は少ないほど、審査に有利になりますから、車や住宅のローンを申し込む前に、すでにある借り入れをできるかぎり少なくするように心がけましょう。借金のない状態にしておくのが最も理想的です。

収入に余裕が出たら毎月の返済を増やすなど、積極的な行動をとりましょう。利息の節約にもつながります。

まとめ

フリーランスはローンを組みにくいといわれています。ローンが組みにくいのはフリーランスという肩書きではなく、社会的信用が関わっているのです。

安定した収入を確保し、必要以上に経費を増やさないことが、フリーランスでもローンを組むためのポイントと言えます。

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