フリーランスのReactの案件の特徴
フリーランスのReactの案件には、どのような特徴があるのでしょうか。React案件を担当したいと思っても、どのような案件なのか分からなくては話になりません。ここではReactのエンジニアの仕事内容や、これから案件が増えていくのかどうか、導入している企業の例、案件の例といったまず知っておくべき基本情報がまとめられています。
複雑なフロント周りの開発
Reactはフロント(画面系)のコーディング(プログラムを書く)をするフレームワークであり、Reactエンジニアもフロントまわりのコーディングが仕事になります。Reactを使うと、見せ方の凝ったWebサイト、そして動きのあるWebサイトを作ることができます。
反対にあまり複雑ではないWebサイトにReactを導入すると、メリットにならず学習コストや既存のコーディングの規約変更など、逆効果になってしまう場合があります。Reactエンジニアの仕事は、単にフロントをコーディングするだけでなく複雑な構造をしたフロントのコーディングになります。
案件は今後も増えていく
React案件は今後も増えていくのでしょうか。たとえフリーランスになっても、仕事が見つからないということでは大変です。Reactは基本的プログラムのJavaScriptの3大フレームワークのうちの1つなので、これからも需要は増えていくと考えられます。
理由としては、JavaScript自体の需要が高まっているということが挙げられます。大元のプログラミング言語の需要が増えれば、そのフレームワークの需要も同じく増えていくので、React案件の需要も増えていくだろうという考えなのです。案件をたくさん受注して稼ぎたい方は、JavaScriptの開発経験が必要不可欠になってくるので、しっかり経験を積んでおくようにすると安心です。
導入企業例
いったいどのような企業がReactを導入しているのでしょうか。まずはReactの開発を行っているFacebookやInstagramが導入しています。他にもYahooやAirbnb、GitHubのATOMなどが導入しています。有名な大手企業が数多く導入しているので、トラブルも少なく安心して取り組める案件といえます。
Reactの案件の例
React案件の例としては、JavaScriptを用いたフロントエンドの開発を担当する案件があります。必須の要件として求められているのは、JavaScriptによる開発実務経験が1年以上あることです。他にもサーバーサイドの開発経験があったり、MVCやReactなどのフレームワークを利用した設計や実装実務経験、Node.jsを用いたフロントエンド開発環境構築、サーバーサイドの実装実務経験があることは歓迎要件として有利に働きます。月収は最大で600,000円になります。
他にも、ネイティブアプリのバックグラウンドの周りを簡単に利用し、開発が行えるBaaSの開発、改修、運用業務を担当する案件もあります。必須要件はJavaScriptを用いたサーバーサイドの開発経験、React.jsやNode.jsなどが使いこなせるということです。
歓迎要件はBaaSを利用してのアプリの開発経験があること、Objective-CやSwift、Javaでのアプリの開発経験があることです。月収はおよそ550,000~650,000円です。どのような案件もやりがいを感じられる好条件のものが揃っています。
フリーランスのReactの案件の単価・相場はどのくらい?
フリーランスとしてReactの案件を担当する場合、単価はいくらになるのでしょうか。
大体80万円/月からが相場
案件掲載サイトによると、Reactを使った案件の平均単価は81万円となっています。しかし、これはReactが使えるだけではなく、他の技術も使いこなせているという上での年収の相場であることに注意してください。
まとめ
フリーランスとして働くというのがどのようなことか、またいくら稼ぐことができるのか、理解を深めることはできたでしょうか。さまざまな案件がありますが、中でもいま注目を集めているフレームワークとあってReact案件は好条件のものが揃っています。フリーランスになろうか悩んでいる方も、この機会に検討してみてはいかがでしょう。