5年目エンジニアがキャリアを決めるためにした壁打ちの活用方法

はじめまして。林 恭央(@www_REM_zzz)と申します。

タイトルにある通り壁打ちを先輩と重ねてキャリアを考えた結果、この12月転職しました。

以前はフロントエンドからバックエンドまで何でもやるぞ!という感じのエンジニアでしたが、これからはフロントエンドに集中しつつ、より適切な問題解決で事業に貢献しながら自分の市場価値を高めていこうと思っています。

前職では幅広い業務を行っていました。フロントエンド、バックエンド、インフラ、運用改善、営業同行などなど...。

色々やっているとふと不安になりました。何でもできそうに見えてめちゃくちゃ中途半端でなにもできないのではと。

そんなおり先輩たちとの壁打ちで何に集中したいのかやどうありたいかを明確にできたのでその思考をご紹介できればと思っています。

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キャリアの行き詰まり感

2年ほど前にモダンフロントエンドを書いていたプロジェクトからJavaで書かれた10年以上運用されているプロジェクトに部署異動しました。

そこからは本業ではJava、副業でReact、Vueを触るようになりました。また運用の改善のため様々な施策を運用チームと行っていました。充実感はあったのですが、ふと振り返ると自分は何ができるんだろうか?と不安になりました。

SNSでは同じ年代のエンジニアがどんどん専門性をつけてアウトプットしているのを目の当たりにしたり、コロナで外の世界とのつながりが減り自分と周囲との正確な差分を認知するのが難しくなってしまっていました。

悶々とした日々を過ごすうちにキャリアに対して行き詰まっている感が自分の中でムクムクと大きくなってきたのです。

行き詰まり解消のために壁打ちした

このままではやばいと思い立ち、まずは現状自分はどう見えているのだろうかとか、周囲からはどう評価されているのかを正確に知ろうと思い立ちます。

以下のようなことを言語化して壁打ちに持って行きました。

  • 今の状態はどうなのか? (心身の状態、事業の状態、開発の状態)
  • どんな状態が理想なのか?
  • 今何が足りていないか?
  • 理想状態に向けての一番効果ありそうな打ち手はなにか
  • それを実行するためのベイビーステップ

一人の先輩に当てただけでは生存者バイアスが大きいし偏るため、複数の先輩、社外の人にも相談しました。

いくつかの自分の身の丈にあった意見をもらうことができて、総合的に自分のキャリア観や、理想の中にチャレンジできない項目があること、スキルを獲得していく順番など具体的な方向性が見えました。

最近はSNSやMeetyなどカジュアルに社外の人に面談をお願いすることができるサービスや環境が整っているのが追い風になりました。

壁打ちの結果を日常に反映する

見えてきた具体的な方向性の中から小さいステップを踏んでどのくらい理想の中にあることが実現していけるのかを小さく試し始めました。その一つが英語の勉強です。

いつか海外に出たいとぼんやり考えていましたが年齢が上がるほどに家庭や体力、文化の面で挑戦が難しくなることがわかってきました。

まずは自分の今の英語力がどの程度なのかを知るためにテストを受けてみました。他にも英会話をして英語の勉強がどの程度大変なのかを知るところからスタートしました。

やり始めると思っていた以上に英語ができないことがわかり愕然としたりコツコツやるのがここまで大変なんだなという発見も多かったです。

また、海外に挑戦できる可能性のある会社や海外とつながりのある会社に転職しようと職場を変える選択肢も取ることができました。

全ては

  1. 具体的なイメージをもつことから始まり
  2. 行動に移し
  3. 現実を知り
  4. その上で今後の動き方を決める

というサイクルがもたらしてくれた結果です。

相談の中で答えを見つけて不確実性に対処する

キャリア問題については正解が存在しません。各個人にとっての最適解が、その瞬間瞬間に存在しているだけです。

時間の流れの中で最適解も変わってきます。

不確実で誰も答えを持っていない問題だからこそ、適切なタイミングと質問で壁打ちをして、自分の望む選択をし、自分にとっての正解にする努力をしていきたいと考えています。

この記事を読んでくださった方が壁打ちするぞとなってくれたらそれは嬉しいことです。ですがただ質問を毎度していても問題や解決策の解像度は上がって来ません。自分で実行計画を作り自分の理想とするストーリーラインを小さく検証することが必須です。

実行されていることは評価や考察ができますが頭の中にあるだけのことを評価するのは非常に難しいです。実際に小さく一歩を踏み出すことで未来の解像度も自分の可能性も大きく飛躍すると思ういます。そういう意味で副業はとてもおすすめです。

いつもとは違う会社、違うバックグラウンドのメンバー、様々な背景を持って課題に取り組むというのは普段と違う景色を見せてくれます。実際壁打ちをした中には副業でであった先輩もいて自分にない視点や観点からのアドバイスはとても参考になりました。

本来の成し遂げたかった理想を明らかにしそれに向かって進む日々こそが充実の一つの形なのではないでしょうか?

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