コンペ向けにイラストを描こう。開催サイトと受かるコツを紹介

さまざまなシーンで使われている『コンペ』という言葉ですが、一体どんな意味があるのでしょうか?コンペについての基礎知識に加え、イラストのコンペに応募するときのコツや開催しているサイトの情報を紹介していきます。

コンペの基礎知識

さまざまな分野で耳にする『コンペ』という言葉ですが、どのような言葉なのか詳しくご存知でしょうか?世の中で幅広く使われているコンペという言葉について、まずは基礎知識をまとめていきます。

コンペとは?

コンペとは、英語の『Competition(コンペティション)』の略で『競争・競技・競技会』などの意味があります。ビジネスやデザインなどあらゆる分野で活用されているこの言語は、専門の業者に対して依頼主が発注をかける際に使われることもあります。

たとえば、あるWEBサイトの制作を依頼したいとき、依頼主はいくつかの業者にデザインを作成してもらいます。その作品でコンペを行い、最もよかったものを採用するという一連の流れが実際に行われています。

コンテストもコンペに含まれる

ビジネスにおけるコンペについて紹介しましたが、ビジネスと関係のない、スポーツの大会やゲームの大会などの『コンテスト』と呼ばれるものもコンペに分類されます。

一般的に、ビジネスライクのシーンではコンペという言葉が使われ、それ以外のシーンでコンテストという言葉が使われるように思えますが、そのような定義が存在しているというわけではありません。

イラストのコンペで受かるコツ

コンペについての基本情報についてまとめてきましたが、より具体的に『イラスト』のコンペで受かるコツについて、知っておくとよいポイントをまとめていきます。

誰でも簡単に実践できるポイントなので、最低限押さえておきたいポイントを踏まえた上で作品を完成させるとよいでしょう。

見た目を華やかにする

一つ目のポイントが『見た目を華やかにする』ということです。主催によって規模は異なりますが、イラストのコンペには毎回多くの作品が応募されます。

多くの作品の中から選ばれるためにまず大切なのが『多くの中でも目を引く』ということです。そのためには、見た目を華やかにするのが一番簡単な方法です。

たとえば、背景をしっかり描き込むだけでも印象はだいぶ変わります。

新しさや驚きを入れる

次に大切な要素が、ほかの作品と差をつける『新しさ』や『驚き』です。見たときについつい「すごい!」と思わせるアイデアのあるイラストは、それだけで高評価につながります。

テーマはありきたりな作品でもモチーフが珍しかったり、タッチが変わっていたりするだけでも工夫が見られます。ほかの作品とは少し違う自分なりの工夫を加えて、審査員の発想を越えるのがポイントです。

テーマとの相性を確認する

自分の描きたいイラストとコンペで募集されている作品の『テーマが合っているか』というのも非常に重要なポイントです。どんなにイラストがうまくても、テーマとあっていない作品は選ばれません。

また、自分が不得意なテーマでわざわざ作品を作る必要もありません。コンペにはいろいろなジャンルが用意されているので、自分の得意なテーマで勝負する方が入賞する確率は上がるでしょう。

イラストのコンペを開催しているサイト

イラストのコンペで入賞するためのポイントをまとめてきましたが、実際にコンペに作品を応募したいときにはどうすればよいのでしょうか?

たくさんのコンペをまとめたり、主催となって開催したりしているサイトがあります。多くのユーザーが集まるサイトについてまとめていくので、合わせてチェックしていきましょう。

さまざまなジャンルを扱う登竜門

公募サイトの中でも長い歴史を持つのが『登竜門』です。このサイトは、1997年に始まったデザイン情報サイトのコンテスト部門が独立した形で設立されました。

その魅力はジャンルの豊富さにあり、イラストだけでなく、映像や写真、絵画などのコンペ情報が掲載されています。多くのコンペの中から自分でも応募できそうなものを探したいときにぴったりのサイトです。

コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]

イラストに特化したアトリエサーカス

イラストのコンペに特化しているサイトが『アトリエサーカス』です。このサイトを経営しているのは、ファッションブランドの『merlot』です。

そのため、洋服やバッグなどのデザインとして使えるイラストを公募しているのも特徴的です。サイトの閲覧者によって投票式で受賞者が決定され、優秀賞は商品化されることもあります。

デザイン・イラストコンペSNS | アトリエサーカス

クラウドソーシングサイトでも開催

多種多様な仕事が集まる『クラウドソーシングサイト』でも、イラストのコンペが開催されていることがあります。多くの仕事が集まるだけあってイラストのジャンルもバリエーション豊かで、イラストやキャラクターのデザインやロゴデザインなどのコンペが開催されています。

まとめ

あらゆるジャンルで使われているコンペという言葉ですが、その仕組みは、ビジネスにおいても芸術関係においてもそこまで違いはありません。

多くの中から選ばれるポイントはいくつもありますが、まずは、自分の興味がある分野のコンペに応募してみてはいかがでしょうか?

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