ゲーミフィケーションの事例6選。ビジネスから人材教育まで紹介

『ゲーミフィケーション』という言葉が話題になりつつある昨今ですが、すでに多くの企業がこの仕組みを取り入れて実績を残しています。ゲーミフィケーションには、どのような効果があるのでしょうか?成功している企業の事例を紹介します。

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ゲーミフィケーションの基礎知識

多くの年齢層から楽しまれているゲームですが、継続して楽しまれるゲームの仕組みを別の分野で応用する取り組みを『ゲーミフィケーション』と呼びます。

近年注目を集めているゲーミフィケーションには、どのようなメリットや背景があるのでしょうか?まずは基礎知識についてチェックしていきましょう。

ゲーミフィケーションのメリット

ゲーミフィケーション最大のメリットは、『対象者が自発的に物事に取り組むように促せる』という点です。

私たちがゲームを楽しむのは、誰かからやれと言われたからではなく、自分からやりたいと思うからプレイするわけです。

対象者が自発的に続けたいと思わせるようなゲーム独特の仕組みを、ビジネスにおいても活用できるのがゲーミフィケーションです。

注目されている背景

近年注目され始めているゲーミフィケーションですが、実は言葉自体が誕生したのは2011年でした。そのため、新しい概念というわけではなく、以前からも採用されていたのです。

近年、私たちの生活にはインターネットが欠かせない存在となりました。それに伴いソーシャルメディアが発達したことで、ゲーミフィケーションは以前にも増して注目を集めるようになりました。

国内のビジネスにおける事例

ゲーミフィケーションは、多種多様な分野で活用されているのですが、実際にどのような現場で成果を上げているのでしょうか?

それぞれの事例ごとにジャンルが全く違うので、ゲーミフィケーションの多様性と合わせてチェックしていきましょう。

5皿ごとにゲームができるくら寿司

チェーン店の回転寿司屋として人気を集める『くら寿司』では、『ビッくらポン!』というガチャポン形式でゲーミフィケーションを取り入れています。

顧客は、寿司の皿5枚で1回ガチャポンを回すことができ、くら寿司限定のアイテムを手に入れることができます。この制度により顧客は5枚刻みで皿を計算するようになります。

あと1枚で1回ガチャポンを回せるとなると、余分に1枚注文してしまうのが顧客心理です。このゲーミフィケーションは、くら寿司の売り上げ向上につながりました。

自販機で遊べる日本コカ・コーラ

大手飲料メーカーの『コカ・コーラ』でもゲーミフィケーションは取り入れられています。それが『ハピクエ』と呼ばれるプロモーションです。

このプロモーションの内容は、自動販売機についたQRコードを読み取ることでサイトに飛ぶと、自動販売機とコミュニケーションが取れるという少し珍しい取り組みです。

特定の自販機とコミュニケーションを取り続けるとバッチや特典がもらえるため、自動販売機のユーザーが増えるという実績に結びつきました。

消費カロリーを競えるNKE

大手スポーツメーカーのNIKEでは、ランナーのサポートサービスの一環としてゲーミフィケーションを取り入れています。それが『NIKE+』です。

このサービスでは、日々の走行距離や消費カロリーを算出して可視化することができます。これによりランナーのモチベーションが上がり、継続してランニングができるようにサポートする仕組みです。

世界中のサポーターの記録がランキング形式で掲示される機能もあるため、競争心も掻き立てられます。

教育における事例

ゲーミフィケーションは、教育の現場でも取り入れられています。教育とゲームは、どのように結びつくのでしょうか?成果を上げている幾つかの事例について見ていきましょう。

ゲームで作業を体験Hilton Garden Inn

ヒルトングループが経営する『Hilton Garden Inn』では、新人の研修プログラムの一環にゲーミフィケーションが取り入れられています。

研修で使われるのは、ゲームで作業を体験できるプログラムで、実際にゲームをプレイする中で、一般業務に関する知識や顧客の依頼に対する正しい対処法を学ぶことができます。

正しい仕事をするとポイントが加算される方式なので、楽しみながら基本的な業務内容を学べる画期的なプログラムです。

安全訓練に導入したウォールマート

アメリカで最大級のスーパーマーケットである『ウォールマート』では、配送業者の安全訓練においてゲーミフィケーションを採用しました。

スーパー業界においては配送が非常に重要な要素となるのですが、事故を起こす危険度が高いというのも特徴の一つでした。

しかし、安全訓練にゲーム性を持たせることで従業員の安全に対する意識が変わり、結果的に事故率を削減するという結果を出しています。

大学生が仕事を疑似体験できるロレアル

フランスで有名な化粧品メーカーの『ロレアル』では、新卒の大学生向けにゲーミフィケーションを採用したオンラインゲームを展開しています。

このゲームでは、ロレアルに入社した際の擬似職場体験ができます。プレーヤーは、ロレアルの新商品を考案したり、プロジェクトを立ち上げたりすることでポイントを稼いでいきます。

本来は、ロレアル側が人材発掘のために採用したゲームですが、全世界から多くの参加者が集まり、結果的にロレアルの知名度も上がるという結果に結びつきました。

まとめ

ゲーミフィケーションは、ビジネスから人材教育まで幅広いジャンルで取り入れられています。そして、どの分野でも実績を残しているというのが特徴的です。今後さらに話題になるであろうゲーミフィケーションを使って、新たな取り組みを行ってみるのもよいでしょう。

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