おすすめの参考書3選
システム監査技術者試験の対策のために使いやすい、おすすめの参考書を3冊ご紹介します。
情報処理教科書 システム監査技術者
この参考書は、システム監査の設問パターン分析から時間配分、学習方法まで、ポイントを押さえた説明で効率よく学習できる優れものです。
最新の『システム監査基準』『システム管理基準』に対応しており、時間のないときに活用できるチェックリストも付いています。
- 商品名:情報処理教科書 システム監査技術者 2019~2020年版
- 価格:4190円(税込)
- Amazon:商品ページ
システム監査技術者 合格トレーニング
こちらの参考書では、ステップアップ式演習が行えます。
合格に必須の論点を厳選し、学習効率の良い3ステップ方式の試験対策が可能となっており、本試験3回分の詳細な出題傾向分析と学習戦略も掲載しています。
短時間で合格を目指す受験者におすすめです。
- 商品名:システム監査技術者 合格トレーニング 2018年度
- 価格:6850円(税込)
- Amazon:商品ページ
2019 システム監査技術者 重点対策
現役監査人の解説やコラム、テクニックなどが読める試験対策書です。
著者の出題予想をもとにしたオリジナル問題と論文事例が掲載されているのに加えて、詳細な論述テクニックや問題選択のコツなど、分かりやすい説明で合格を目指すことができます。
- 商品名:2019システム監査技術者「専門知識+午後問題」の重点対策
- 価格:3996円(税込)
- Amazon:商品ページ
参考書を選ぶ際の注意点
参考書は、むやみにたくさん購入してもうまくいかないものです。また、参考書の分量よりも、解説の質を重視して選ぶことも重要です。ここでは、システム監査技術者試験の参考書を選ぶ際に注意するべき点を二つ紹介します。
参考書を買いすぎない
システム監査技術者には午前I、午前II、午後I、午後IIの四つの試験科目があり、それぞれの試験内容を踏まえた対策が必須となってきます。
午前問題は基礎知識の反復学習、午後問題は論文問題の反復が必要です。特に午前Iは基礎知識を求められる出題となるため、多くの参考書を購入せず、自分にあった一冊の参考書を使って何度も復習し、解き方やプロセスを頭に入れることが重要です。
午前の対策とは別に、午後の論文について重点的に勉強するために、論文対策に特化した参考書も追加で購入するというのもよいでしょう。
厳選した参考書を最低でも3回は繰り返して学習し、その後は過去問などに取り組むことで本番に備えてください。
解説の質を重視
システム監査技術者は広い知識を持っていることが重視されるため、『解説の質』を重視しましょう。ただ答えが書いてあるというだけでなく、考え方のコツまで書かれた解説が効果的です。
初めて試験に挑戦する人が独学で勉強するのであれば、解説が懇切丁寧であればあるほど、理解を深める助けになります。システム監査の基礎知識から午後I問題、午後IIの論文対策まで、一番自分に合う参考書をきっちりやり切ることが重要です。
参考書を使った勉強のコツ
システム監査という業務が特殊であるため、参考書を購入して監査業務のことを詳しく学ぶことが、試験合格への道となります。ここからは参考書を使った勉強のコツについて紹介します。
隅々まで目を通す
情報処理技術者試験の中で同レベルの難関試験である『ITストラテジスト』や『プロジェクトマネージャ』試験と違い、暗記作業が多く必要になるのがシステム監査技術者試験の特徴です。
参考書を一字一句暗記する必要はありませんが、選択問題が出されたらすぐに正答できるくらいの理解度にはしておきましょう。
そのためにも、参考書は隅から隅まで熟読してください。タブレットに過去問のPDFファイルや電子書籍を入れて持ち歩くのもひとつの手です。監査証跡となる帳票の種類や具体例などを頭に入れることで、論文問題にも役立つ知識となります。
繰り返し問題を解く
午前の選択問題は、繰り返し問題を解きながら解説を読み、正解の選択肢がなぜ正解なのか、間違っている選択肢はなぜ間違っているのかをしっかり理解することによって理解度が深まります。
午後試験では選択問題が無く、記述式・論述式だけです。監査業務の経験がなければ難しい内容とも言えます。
午後の対策として、参考書を読んである程度システム監査に関する知識を習得したら、午後の過去問を解いて、解説やお手本の論文を読み込み、また問題を解くということを繰り返してください。
まとめ
情報処理技術者試験の中でも、試験難易度がトップクラスのシステム監査技術者試験は、合格すればスキルアップや転職などに有利となります。
勉強を重ねた時間は無駄にはなりません。難しい試験ではありますが、しっかりと対策を行えば合格できる試験です。しっかりと準備をしてシステム監査技術者試験に臨みましょう。