ITストラテジスト試験を独学で合格。必要な勉強期間と対策方法とは

ITストラテジストは2009年に始まった国家試験で、高度なIT知識と、経営視点でのIT戦略の提案能力が問われる試験です。とはいえ十分な試験対策を行えば、独学での合格も可能です。独学で合格するのに必要な勉強期間と対策を紹介します。

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独学で必要な勉強時間

ITストラテジストは難易度が高い試験です。知識量によって勉強時間は異なりますが、過去問がWeb上で公開されており、集中的に対策をすれば独学でも合格ラインに到達することが可能な試験です。

ITストラテジスト試験の合格率

ITストラテジスト試験の合格率は、14~15%程度です。試験の採点は、マークシート試験の点数と、論文で判断されます。

論文の内容は、IT知識だけではなく文章の構成力や筋が通っているか等、国語力も採点に影響しますから、ITに強いというだけでは合格できません。即戦力としての実力を問われる試験と言えます。

情報処理技術者試験を初めて受験する場合

他の試験を含め、情報処理技術者試験を始めて受験するという場合は、3カ月や半年など、それなりに長い期間の勉強を覚悟しましょう。

独学で受験する場合は、インターネットでの情報収集と過去問・参考書での学習が必須です。過去問で基礎知識を固めつつ、参考書で論文対策をしっかりと行い底力をつけましょう。暗記よりも、問題の内容にあわせた回答を行う『練習』が大切です。

基礎知識が浅い人は、まずは過去問を一通り解いていきます。目安となる60点以上がとれるかどうかで勉強の過不足が分かります。論文形式は、参考書で回答の組み立て方を身に着けて、過去問を解きながら自分の論文の形を確立してください。

基礎知識がある場合

『午前I』の試験は、主にITの基礎知識を中心とした内容になっていますので、過去2年以内に応用情報技術者、もしくは高度情報区分の午前I試験に合格している人は、試験が免除されます。免除の対象者なら合計30~50時間ほどの勉強時間でも合格できる可能性は十分あります。

試験免除の対象外の人でも、既に実務経験のある人なら、少ない勉強時間でも合格レベルに到達することは可能です。ただし油断はせず、過去問を繰り返し解いて、試験の形式に慣れることを意識しましょう。

ITストラテジスト試験の勉強方法

ITストラテジストに独学で合格するための、具体的な勉強方法の概要を解説します。まずは情報収集、そして参考書と過去問を活用するというのが基本的な流れです。

試験に関する情報収集

まずは試験の流れや、回答方法、出題傾向など、試験に関する情報収集から始めましょう。特に論文形式の問題がどのようなものなのか、参考書や過去問を参考にして、概要を把握してください。

論文形式の問題では、実際に実務を経験していないと回答が難しい問題もあります。出題に対して、IT知識と経営理論を活用した自分なりの答えを導き出せるよう、多くの論文に目を通しておきましょう。

参考書、過去問を有効活用

参考書は知識を身に着けるため、過去問はテスト形式に慣れる目的で使います。特に実務経験がない人は、参考書と過去問がセットになった書籍がいいでしょう。過去問の範囲は、ITストラテジスト試験がスタートした2009年以降のものを中心に取り組んでください。

参考書は知識を身に着ける目的のものや、合格するためのテクニックに特化したもの、論文対策の事例集までいろいろなものがあります。自分の弱点をおぎなうものや、繰り返しの演習に適したものなど、用途に合わせた参考書を選びましょう。

ITストラテジスト試験は午後対策が重要

午前の試験は過去問から50%ほど再出題されると言われているため、比較的対策のしやすい試験です。

重要なのは午後の記述と論文です。解答が長文になりますので、書くことに慣れていないとIT知識を持っていても回答に苦戦することが予想されます。他の試験区分とは別に勉強期間を設け、文章読解力や論文の構成力・説明能力の訓練を行いましょう。

午後I対策

午後Iは記述式のため、文章を読解と記述に慣れておくことが重要です。読解では、問題の意図を理解した上で、ずれた解答をしてしまわないよう問題に書かれている言葉を使って文章を記述するようにします。

試験対策で大切なのは、とにかく過去問を多く読んで記述し、解答を確認することです。記述内容と模範解答を比較することで、良い解答の傾向をつかむことができ、それを繰り返すうちに文章の読解力・記述力が上がるのを実感できるでしょう。

午後II対策

午後IIは論文形式の試験です。こちらも文章の読解と記述に慣れておくこと、あとは論理的な論文の構成方法を身につけられるように、重点的に練習します。長文を書き始める前に、何を説明しようとしているかを箇条書きで固めておくと、論文の作成が進めやすくなります。

試験対策は、過去問の模範的な論文を多く読んで、良い論文の構成や文章を学ぶことです。そのうちに弱点も見えてくるでしょう。論文が苦手な人は解答を写してもいいので、模範的な論文のイメージを固めることを意識しながら勉強するようにしましょう。

まとめ

ITストラテジスト試験は、難易度の高い資格です。しかし勉強時間の配分と対策方法を間違えなければ、独学で合格することも十分に可能であると言えるでしょう。

過去問や参考者を繰り返し演習することが有効な試験対策となります。自身に足りないスキルや弱点をしっかりと把握し、独学での合格を目指しましょう。

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