発注を受けるためにイラストの仕事でできること。方法や相場も紹介

イラストの副業をしたくても、発注の受け方が分からないという人は多いでしょう。また、一言でイラストといっても、キャラクターやWebデザインなど種類が多く、それぞれに料金の相場があります。具体的な発注の受け方や相場を知り、理解を深めましょう。

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イラストの発注を受ける方法

以前は出版社などへ作品を持ち込み、売り込む方法が一般的でしたが、最近はイラストレーター向けの仕事紹介サイトを利用する人が増えています。

マッチングサイトの活用

イラストの発注を受ける方法のひとつとして、マッチングサイトの利用を検討してみましょう。『自分のイラストを売りたい人』と『イラストレーターを探している人』をマッチングするイラストやマンガ、デザインなどに特化したサイトが注目を集めています。

マッチングサイトは、サイトに登録後、プロフィールと共に自分のイラストを掲載し、絵のテイストに合った案件がマッチングサイトから紹介されるシステムです。複数のマッチングサイトに同時登録しておくことで、発注を受ける機会がより多くなるでしょう。

イラストに特化したマッチングサイトは、腕次第で有名作品に携われる可能性もあります。渾身の力作を惜しみなくアピールしましょう。

クラウドソーシングの活用

イラストの仕事探しには、クラウドソーシングサービスの利用も効果的です。イラスト関係のみならず、様々なジャンルの案件を取り扱うサービスが多い中で、イラストの仕事に特化したサービスを選んで登録すると効率よく仕事を探すことができます。

また、クラウドソーシングでは報酬から10~20%の手数料を引かれ、サービスごとに割合が異なります。案件の報酬だけを比較対象とせず、差し引かれる手数料も考慮して仕事を選びましょう。

クラウドソーシングは小さな案件も多く、駆け出しのイラストレーターがコツコツと初期の実績を作る場としても活用できます。数をこなすことでスキルの上達にもつながるため、最初のうちは仕事を選ばず、質より量で案件を選んでもよいでしょう。

発注を受けるために

フリーのイラストレーターとして仕事を増やすためには、『攻め』の意識も大切です。自慢のイラストを掲げてただ待つだけでなく、自身を売り込む営業マンとしても様々な策を講じていきましょう。

ポートフォリオサイトを作る

クラウドソーシングなどのプロフィールにも、実績をアピールできるポートフォリオの欄があります。自前のポートフォリオサイトを作ることで、自分だけの『名刺』を持てるようになります。

できれば独自ドメインと有料のサーバーを契約し、ブログを作ってみるとよいでしょう。ブログなら更新が容易なので、イラストやコメントなどを次々とネット上にアップできます。

ポートフォリオサイトを持つことで、オリジナル感あふれる宣伝材料を手元においておけます。また、サイト内でも仕事募集の文言を掲載しておけば、サイト経由で思わぬ仕事の依頼が舞い込んでくる場合もあるでしょう。

SNSなどで発信する

各SNSでの情報発信も、仕事探しの手助けになるでしょう。ポートフォリオサイトの更新時にSNSで通知されるよう設定し、フォロワーを増やしていけば、サイトの露出が高まり仕事の依頼が来やすくなります。

SNSでの拡散力は想像を超える規模になることもしばしばあり、気持ちを込めて丁寧にサイトを更新し続ければ、イラスト作成の依頼が定期的にサイトから生まれる可能性もあるでしょう。

コンクールに応募する

自信のあるイラストを、公募・コンペ・コンテストなどに応募作品として出品するのもよいでしょう。直接的な営業活動ではありませんが、受賞や入選を果たせば多くの人の目に留まることになり、仕事の依頼が増えるきっかけになります。

また、イラストレーターとしての実力を測る良い機会にもなり、仕事へのモチベーションを上げる手段としても有効です。

イラストの相場について

フリーのイラストレーターは、料金表を用意しておくと発注を受けやすくなります。価格設定を考える際に重要なことは、『価格に影響する要素』と『相場の目安』です。

価格への影響要素

イラストの料金は、作品のサイズによって異なる場合が多くなります。とくにアナログイラストはデジタルイラストに比べて工数がサイズに左右されるため、サイズは価格決定の大きな基準です。

イラストの内容も価格に影響します。背景がないものや人物の顔のみ、バストアップのみなど、比較的早く描き上げられるイラストは金額も低く設定されます。逆に、全身が入ったものや背景まで描き込んだイラストは、高い価格設定になりやすいでしょう。

どのような技法で描くかによっても、金額は変わります。例えば、工数が少なめのアニメ塗りは安く、描き込みが必要な厚塗りは高く設定されやすくなります。

相場目安

フリーのイラストレーターに多いイラストコミッションでの主な相場は以下の通りです。

キャラクターイラスト キャラの顔、バストアップのみ 2000~8000円
キャラクターイラスト(全身、立ち絵) 7000~3万円
背景込みのイラスト 1万円~5万円
Webイラスト ヘッダー画像 5000~10万円
トップ画像 10~30万円
バナー画像 5000~3万円

イラストの相場は、同じような内容でもかなりの個人差があります。他のイラストレーターの料金表を参考にしたり、クライアントとも都度相談しながら、利益が出やすい適切な価格決定ができるようになることが重要です。

まとめ

イラストの発注を受けるためには、マッチングサイトやクラウドソーシングを活用しましょう。また、より発注を受けやすくするために、ポートフォリオサイトの作成やSNSの利用、コンクールへの応募なども効果的です。

イラストの料金を定める場合は、価格に影響する要素と相場の目安を参考に、発注につながる適切な価格設定を心がけましょう。


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