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受託とインハウスの違いはディレクション業務の重要度ーOffers リードデザイナーが語る「スタートアップに必要なデザイナー像」ー

株式会社overflow リードデザイナー
前幸地 光騎
飲食業界から、未経験でWeb制作会社にデザイナーとして入社
。
その後テレビ局関連Web制作会社に入社し、リードデザイナーとしてWeb・アプリのプロジェクトに
従事。
現在はフリーランスのデザイナーとして活動中。
2018年8月にoverflowの1人目のデザイナーとしてジョインし、Offersのリリース前からプロダクト全体のUIUXデザイン、LP・資料などのクオリティコントロール、副業デザイナーの採用・マネジメントまでデザイン関わる業務を多岐にわたり手掛ける。

スタートアップ・インハウスがデザイナー採用で気をつけるべき点は何でしょうか? 今回はOffers Communityのイベント第2弾として、Offersのプロダクトデザインを手掛けるリードデザイナーが、デザイナーの採用や複業転職について、overflowでの事例をもとにお話しました。

▼対象読者

・自社プロダクトに携わるデザイナーの採用が難しいと感じている採用担当者様

・受託からインハウスデザイナーへのキャリア転換を検討されているデザイナーの方

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スタートアップ・インハウスに必要なデザイナーとは?

スタートアップやインハウスに必要となるデザイナーはどのような方なのか、お話ししていきたいと思います。ここで突然ですが、マエコーさんのモチベーショングラフを見ていきたいと思います!
マエコーさんは、制作会社でいろいろなクライアントのデザインを担当したのちにoverflowへジョインされて、インハウスでプロダクトデザインを担当されてきました。モチベーションに大きく変化のある3つのポイントを中心に見ていきたいと思いますが……、最初は低いですね。これはoverflow創業と重なっていますが、まだマエコーさんが制作会社にいた頃ですよね?

前幸地氏:そうですね。そこではいろいろ経験させていただいたのですが、なかなか上流工程に入れない、クライアントのサービスがどう改善していったのか見えないという状況があって、もやもやとしたものを抱えていた時期でした。

制作会社はクローズドな環境だったので、デザイナーとしての自分の市場価値がつかめないという不安があって、外に出たいと考えていました。自分がデザイナーとして、他の会社でも通用するのかチャレンジしたかったのです。

2018年の7月に退職してフリーランスになり、1カ月後にoverflowにジョインしました。他社の仕事も請けていたので“複業”でしたね。真ん中の笑顔の顔文字の頃は、自分の市場価値が分かってきて、「やっていけるかも......」と思い始めた時期ですね。

そこからOffersのリリース1周年までは横ばいで、モチベーションを高くキープされていたのだと思いますが、その頃はどんな感じだったのでしょうか?

前幸地氏: 企業様やユーザーの方の登録が増えてきて、個人的には前の会社でできなかったサービスを長期間みるということが経験できましたし、組織としてこれからデザインチームを大きくしていくタイミングで、テンションが上がっているタイミングですね(笑)

そこからさらに右肩上がりになっているのですが(笑)、デザイナー組織強化期でモチベーションが上がる要素はあったのですか?

前幸地氏:こんなふうに上がるぐらい、いいチームをつくっていきたいという、希望を込めた右肩上がりの線ですね。

なるほど。「チームでもっと大きいことができるぞ!」という想いで上がっていっているのですね! ありがとうございます。

インハウスのデザイナーと、受託のデザイナーの違い

ここで、マエコーさんの経験も踏まえつつ、お答えいただきたいテーマに進めていきます。「インハウスのデザイナー」と「受託」の大きな違いは何でしょうか?というテーマです。例えば請け負う業務の範囲、スキル、マインドの観点では、いかがでしょうか。

前幸地氏:まず、僕の経験からすると、インハウスは受託に比べ圧倒的に意思決定が速いと思います。あとは担当した業務の結果が数値で見やすいです。そこは受託では見られなかった部分ですね。

受託ではサービスに関わる数値はクライアントの情報になるので見えづらいのでしょうね。スキルやマインドの観点ではいかがですか?

前幸地氏:ディレクションやファシリテーションの能力が求められると思います。特にスタートアップではメンバーが少ないケースが多いので、要件整理やエンジニアとのコミュニケーションが必要です。

受託ではディレクションやファシリテーション能力はあまり求められませんか?

前幸地氏:僕の経験では、受託はなかなかそういう能力を発揮する場がありませんでした。overflowにジョインしてからは、デザインで手を動かす時間よりも、ディレクションやファシリテーションに費やす時間のほうが多いなと感じます。

確かに、以前Offersでキャンペーンを行なったとき、マエコーさんのディレクションスキルの高さから、ビジネスサイドにもまたがる全体のディレクションも担当してもらいましたね(笑)。ありがとうございます。

なぜ、overflowは副業デザイナーを採用するのか

次に、なぜ副業でデザイナーを採用しているのか、理由や背景についてお伺いしたいです。

前幸地氏:そうですね、僕のリソースが足りないことが一番なのですが(笑)、先ほどお話したようにプロダクトデザインのタスクが増えてきているので、将来的にフルコミットでジョインいただける方を副業デザイナーとして採用することに力を入れていますね。

僕が制作会社を辞めたときも、いきなり辞めるのはハードルが高いと感じていたので、今は副業から入っていけるので、いいなと思います(笑)。

デザイナー自身も、採用する側も、コミュニケーションやスキルが合っているか見極めることができるので、すごくいいと思いますよね。

ありがとうございます。では、最後にデザイナー採用を検討されている企業様と、Offersにご登録いただいているデザイナーの方に向けて、アドバイスも込めてメッセージをいただければと思います。

まずは採用要件の解像度を高めることから

前幸地氏:僕も今採用で頑張っているのですが、1つは採用要件の解像度を高めることだと思います。どういう仕事を依頼したいか、解像度を高めることによって、そこから逆算してデザイナーに求めるスキルや、適した業務形態が見えてくると思うので、そこの制御をすればよいと思います。

解像度が低いと、どういうデメリットがありますか?

前幸地氏:おそらくですが、何でもできるデザイナー像が出来上がってしまって、採用の難易度が上がってしまいますし、時間がかかると思います。さらにミスマッチも起こりやすくなってしまうのではないかと危惧しますね。

ありがとうございます。ミスマッチを防ぐために副業でジョインしてもらうというお話もいただきましたが、ミスマッチを防ぐために、どんなところを見ているのでしょうか?

前幸地氏:成果物のクオリティはもちろんのこと、副業期間に自社のプロダクトやビジョンにどれだけ共感してもらえるかを見ていくことが必要だと思います。

おそらくデザイナー自身は報酬やキャリアパスを判断基準として重視していると思いますが、どこまでプロダクトやミッションに魅力を感じているのかがすごく大事だと思います。

現場に入ってみないと、プロダクトの実際のところが分からないということですよね。なるほど、ありがとうございます。最後に、インハウスのデザイナーを目指しているデザイナーの方に向けて、メッセージをお願いします。

デザイナーコミュニティへの参加やSNSの発信は積極的に

前幸地氏:今クローズドな環境にいると感じている方であれば、僕のようにコミュニティやイベントに参加して横のつながりをつくっていくのは大事かなと思います。

今まで自分が何気なく経験していたことが他のデザイナーと差別化できるポイントだと発見できたりもしますし、僕がoverflowを紹介してもらったように、副業の機会につながります。

受託案件ではポートフォリオの公開が難しいかもしれませんが、SNSやnote、ツィッターを使ってつながりを持つことは積極的にやったほうがいいと思います。僕は採用するときの判断材料として、その人がSNSで何を発信しているのかも見ていますので、うまくアピールにつながればと思います。

Offersでは登録の項目にSNS連携がありますが、企業側はどういった方なのか判断するために、noteやTwitterをしっかり見ていますので、できるだけ多くSNSを連携するといいと思います。積極的に発信をしている方には企業のご担当者も会ってみたいと思いやすいようですね。

前幸地氏:皆さん忙しいと思いますし、僕も頻繁には発信できていませんが、できるところから始めていくといいと思います。過去の自分にアドバイスするとしたら、「そこを頑張れよ」と言いたいですね(笑)。

少しずつ始めておくことで、独立したときや次のステップを探す時につながりができたり、ポートフォリオが用意できたりするのでいいですね。

前幸地氏:そうですね。

マエコーさん、今日はありがとうございました。

前幸地氏:こちらこそ、ありがとうございました。

執筆:小林弘美

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