商品撮影の相場はいくら?価格の要素やポイントを押さえよう

世の中には数多くの商品撮影サービスがあります。手間を掛けずに高品質な写真の撮影を依頼することができますが、費用の設定は業者によって様々です。そこで、商品撮影における費用の相場や、価格に影響する要素への考え方を解説します。

Offersエージェント」では、業界で活躍するプロフェッショナルがあなたの転職を徹底サポート。CxO経験者を含む現役エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャーが在籍し、職種に特化した専門的なアドバイスをご提供・非公開求人の紹介も可能です

【かんたん30秒】無料登録で転職相談する

商品撮影の価格に影響する要素

商品撮影の価格は、様々な要素が影響し決定されます。どのようなことが価格に影響を及ぼしているのか、具体的に解説します。

作業工程

撮影業者が商品撮影の依頼を受けてから写真を納品するまでには、撮影業者が行うべき様々な作業工程が存在します。撮影だけでなく、商品によってはきれいに撮れるよう手を加えたり、撮影後のデータを加工したりといった作業を、プロセスの中に含む場合もあります。

工程の内容は業者によって様々です。同じ料金でも工程作業が同じとは限りません。したがって、商品撮影を依頼する際は、価格だけでなく作業工程の内容も併せて比較する必要があるでしょう。

例えば、納品後に自分でもできる作業が工程内に組み込まれていれば、その工程を削ることで価格を下げられる可能性があります。作業の二度手間を防ぐ意味でも、業者側の工程を確認することは重要です。

カメラマンに関して

作業工程だけでなく、どのような人が撮影を担当するかということも、価格に影響を及ぼす要素のひとつです。基本的に撮影担当が腕の立つカメラマンであるほど、価格が高くなる傾向があります。

例えば、業者専属のカメラマンを標準価格とした場合、業者がプロカメラマンに外注をかければ価格は高くなるでしょう。逆にアマチュアカメラマンにアルバイトを頼めば価格は安くなります。

カメラマンは、業者都合で決定される場合もあれば、依頼者が選択できる場合もあります。複数の業者を比較する際は、価格と併せてどのようなカメラマンが担当するのかを比較する必要もあるでしょう。

カメラマンの肩書きだけで比較することが難しければ、過去の作品を見せてもらう方法もあります。カメラマンのレベルが必要以上に高くならないよう、業者に交渉してみるのもよいでしょう。

写真撮影の費用

写真撮影自体にかかる費用も、価格全体に影響を与える要素のひとつです。写真撮影に含まれる費用は、技術料や機材費、アシスタントやスタイリストなどの人件費が挙げられます。

撮影料金の制度は、カメラマンを稼動させる時給制の場合と、撮影枚数により料金が設定される場合があります。状況によってはカメラマンの出張費が含まれることもあるでしょう。

商品撮影の料金相場

商品撮影サービスでは様々な料金プランが設定されています。主な料金プランの相場を紹介します。

スタジオ撮影

スタジオ撮影での料金相場は、1時間あたり8000~2万円、または1商品あたり2000~1万円です。撮影点数が多い場合は費用がかさみやすいため、主に時間での見積もりを提案されます。

背景や小物の利用、モデル撮影などにも、別途料金が設定される場合があります。希望する写真のイメージをあらかじめ伝え、必要以上に高くならないよう料金の確認をしておくことが重要です。

出張撮影

出張撮影での料金相場は、1時間あたり1~3万円で、ほとんどの場合が時給制です。その他、交通費や機材使用料などがかかることもあります。

屋外での撮影を希望する場合や、店舗の雰囲気を活かしたい場合は、出張を依頼しての撮影がおすすめです。実際に店舗内で撮影することで、商品がよりリアルに感じられる写真を撮ってもらえます。

商品を郵送して撮影

商品を郵送して撮影する場合の料金相場は、1商品あたり1000~5000円です。郵送料を除けば、最もコストをおさえられる可能性があるサービスです。

郵送で商品をやり取りするので、事前に依頼していた商品の数と、業者側に届いた数が合っているかの確認が必要です。

出典:商品撮影おすすめカメラマン50選!料金相場も一挙ご紹介! - ミツモア

依頼先選びのポイント

商品撮影サービスを選ぶ際の主な判断材料は『料金プラン』と『品質』の2点です。それぞれについて解説します。

料金プラン

料金プランを比較する際は、『時間内であれば撮影し放題』といったプランに注意が必要です。

このタイプのプランは、スムーズに撮影が進めば数をこなせる分お得になる可能性があります。しかし、スピード重視のため写真の品質が下がる場合があります。また、撮影中に不測の事態が発生し撮影数が少なくなることも考えられるでしょう。

品質を落とさず未知のトラブルの発生も防げるという意味では、商品ごとの単価を設定できるプランの選択が無難です。

品質

撮影時に使用する機材は、写真の品質を左右する要素のひとつです。商品撮影サービスの中には、高性能の機材利用を宣伝文句としてアピールしている業者も存在します。

しかし、高性能の機材を利用しなければ良い写真が撮れないということは決してありません。商品写真を依頼する側としては、基本的に写真が最低限満足のいくレベルであればよいはずです。

最新の高級機材を利用しているといったような宣伝に惑わされることなく、撮る側の過去作品などを参考に判断することが重要です。

まとめ

商品撮影サービスは、時間の短縮ができ高品質な写真が得られる点で価値があります。うまく利用すれば業務の効率化が図れるので便利です。

しかし、価格を決定する要素が業者によって様々なので、どのような内容のサービスなのか、プランごとにしっかりと確認しましょう。


Offersエージェント」では、業界で活躍するプロフェッショナルがあなたの転職を徹底サポート。CxO経験者を含む現役エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャーが在籍し、職種に特化した専門的なアドバイスをご提供・非公開求人の紹介も可能です


この記事をシェア

関連記事


副業・フリーランス

プログラミング

デザイン

インタビュー

お金

採用・組織

転職

イベントレポート