制作会社のWebデザイナーのキャリアプラン。生き残る方法とは

Webデザイナーの需要は過渡期を迎え、今後もWebデザイナーとして仕事をしていくことが可能なのかと考えることはありませんか?Webデザイナーとして生き残るためにはどうすればいいか。Webデザイナーのキャリアプランについて考えてみましょう。

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Webデザイナーの将来性

インターネットの普及率が、昔と比べて格段にアップした現代で、インターネットに関わるさまざまなものは、めまぐるしい勢いで進化しています。

その点を考えると、今すぐにWebデザイナーの仕事がなくなることはまずないと考えて問題ないでしょう。形は変わるかもしれませんが、まだまだ伸びしろのある業界ですので、将来性のある仕事だと言えます。

この先も需要はある

新しいツールなどが次から次へと登場することで、初心者でも簡単にWebデザイナーの仕事ができるようになりました。それにより、Webデザイナーの仕事は誰にでもできる仕事として認知され、需要がなくなるのではという不安の声があるようです。

しかし、今後もインターネットは滅びることなく生き続け、そこにある無数のサイトは更新され続けていくでしょう。Webデザイナーの仕事はAI化などによって簡略化されることはあっても、全く需要がなくなることはないと考えられます。

デザインの力だけでは生き残れない

Webデザイナーのキャリアプランを考えたとき、これからはデザイン力だけでは生き残れないかもしれません。クライアントから出された要求をしっかりと咀嚼し、なぜ・どうしてという疑問と向き合いながらデザインを作成する力が必須となりそうです。

そこで必要となるのは、分からないことを徹底して調べることができる調査力と、問題を解決するために言葉を読み取る国語力です。さらには完成したサイトがなぜこのデザインなのかを伝えるためにも国語力は必要となるでしょう。

キャリアを積んで将来やりたいことは?

Webデザイナーとして将来の姿をどのように思い描けばいいのか、キャリアプランの例をあげながら、見ていきましょう。

Webデザインの道を究める

Webデザイナーの第一線で活躍している40~50代の人々を見ると、過去にデザインに関する受賞歴があったり、世の中をにぎわすようなインパクトのあるサイトを制作したりしている場合が多いです。

業界の中で一目置かれている存在の彼らは、目立った経歴がない、中途半端なデザイン経験と技術しか持ち合わせていない同世代のWebデザイナーとは一線を画しています。その差は『デザイン力』です。

雑務は外注するなどして、余計なことに気を取られないようにしながら、徹底してWebデザインの道を追究することが、生き残るためのポイントとなるでしょう。

ディレクター職を目指す

デザインだけがWebの世界で生き残れる道ではありません。ディレクター職を目指すこともキャリアプランにあげられるでしょう。

Webデザインに関するさまざまな業務の経験や実績を積んできた人や、マーケティング力に長けている人が目指す『Webディレクター』や、培った経験と実績を活かして『クリエイティブディレクター』になる人もいます。

どちらも幅広い知識と多くの経験がものをいいます。たくさんのクリエイターをまとめ、クライアントの本質がどこにあるかを見抜き、円滑に業務を進める統括力も必要です。

生き残るために欠かせない知識

これからもWebデザイナーとして生きていくには、どのようなスキルを持っていればいいのでしょうか。キャリアプランを進める上で役に立つスキルについて紹介します。

コーディングの知識

ソフトなどが進化した影響なのか、Webデザイナーの中には、コーディングが全くできない人もいます。しかしWebデザイナーの仕事はデザインを考えるだけではなく、コーディングを含めて考えることが大切です。

コーディングができれば、サイトデザインを行う上で作業の全体に必要なプロセスがはっきりと見えてきます。仕事の効率もアップしますので、コーディングにも力を入れるようにしましょう。

UI・UX設計の知識

HTMLやCSS、コーディングに加えて身につけたい知識はUI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)についてです。

サイトにアクセスするユーザーの立場でデザインを考えることは、クライアントの利益を守るために大切な役割を果たします。

おしゃれでカッコいいだけのサイトデザインをするのではなく、ユーザーの気持ちでサイトをデザインします。そうすることでサイトからの離脱率を下げ、クライアントの求める結果を出せるサイトとして発展していくでしょう。

どのように実力をつけるか

独学で学ぶことができるWebデザインですが、最初は敢えて独学ではなく、知識を得やすい環境に身を置くこともおすすめです。例として二つの手段を見てみましょう。

現在の制作会社で経験を積めるか考えよう

Webデザイナーとして、デザインもコーディングもスキルを高めたいと考えている人にとっては、制作会社の規模についても考える必要があります。

デザインとコーディングの両方の作業を担当できるWeb制作会社に籍を置くことは、スキルアップに役立つと言えるでしょう。

大規模すぎてデザインとコーディングのどちらかしか担当できないケースも珍しくありません。かといって小規模の場合は人手不足のせいで、なんでもかんでもやらされてしまい、欲しいスキルを高めることができない結果になることもあります。

そう考えると従業員が20~50人程度の中規模なWeb制作会社がねらい目でしょう。徹底的にデザインとコーディングの技術を高められる環境を選ぶことが重要です。

副業の仕事を探して経験を積む

スキルアップを考えるなら『副業』も視野に入れてみてはいかがでしょうか。副業なら自分で仕事を選ぶことができ、希望に合った仕事ができます。そこで経験と実績を積み重ねていけるでしょう。

持っているコネクションを最大限に活用して仕事をもらうのもいいでしょう。自分のサイトやブログを立ち上げて、ポートフォリオを掲載してみるような地道な作業も功を奏すことがあります。クラウドソーシングサービスを利用してみるのもいいでしょう。

まとめ

Webの世界はこれからも広がりを見せ、数年後には驚くような展開を見せている可能性も秘めています。そのような激動の中、Webデザイナーとして生き残るためのキャリアプランについてまとめました。

生き残るためには目新しいことに挑戦することも必要ですが、基本に忠実であることも大切です。ぜひ参考にしてみてください。


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