制作会社のデザイナー年収は低い?収入アップのシンプルなヒント

制作会社のデザイナーの中には、想定していたよりも年収が低いことに悩んでいる人もいます。そもそも、制作会社のデザイナーの平均年収はどのぐらいなのでしょうか。収入をアップさせるために必要な行動や考え方について紹介します。

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    制作会社のデザイナーの年収はどれくらい?

    デザイナーにはフリーランスや事業会社での勤務、制作会社での勤務など、いくつかの働き方があります。

    世間からは『華やかな仕事』と思われがちなデザイナーですが、働き方によって仕事内容や年収にも差があることはあまり知られていません。

    デザイナーの中でも特にハードワーカーが多いとされる制作会社のデザイナーの中には、現状の働き方に迷いを抱えている人もいるでしょう。

    現在の自分の収入が仕事内容に見合っているかを確認するためにも、まずは制作会社のデザイナーの平均的な年収を知ることが大切です。

    全体的な水準よりも低いと言われている

    厚生労働省が公表している『賃金構造基本統計調査』によると、2018年におけるデザイナーの年収は300万~400万円が平均となっています。これは、デザイナー以外の全職種と比べるとやや低い水準です。

    ただし、デザイナーとして300万~400万円の年収を得るためには、一定のレベル以上のデザイン力とプログラミング技術が必要です。そのため、経験が浅く技術・知識が不足していると、収入額は平均をさらに下回ります。

    平成30年賃金構造基本統計調査(職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額)

    年収は会社の規模や勤続年数によって異なる

    デザイナーの年収は、会社の規模や勤続年数、個人のスキルによっても大きく異なります。特に会社勤めのデザイナーの場合、年収額は所属する組織の規模によって大きく左右されるのです。

    実際、組織の規模が小さく資金繰りが苦しい会社よりは、ある程度人件費や制作にコストをかけられる規模が大きい会社の方が年収も高いのが一般的です。

    また、もともと未経験者でデザイナーを始めたばかりの人であれば、年収が200万円代という場合もあります。逆に、経験を積んで勤続年数が増えれば400万円以上の年収が得られることもあります。

    デザイナー全体の平均年収

    賃金構造基本統計調査をもとに、デザイナー全体の平均年収額を性別・年齢別に確認してみましょう。

    10~99人の企業規模の場合、男性デザイナーの平均年収は35~39歳で約343万円、55~59歳で約429万円となっています。

    また、同規模の企業における女性デザイナーの平均年収は、35~39歳の場合で約283万円、55~59歳の場合で約316万円です。

    こうして見ると、男性デザイナーは女性デザイナーの年収額を大きく上回る傾向にあることや、30代半ばから50代後半にかけては、男女ともに勤続年数を経るにしたがって年収も増えていることがわかります。

    収入アップのための転職をする場合

    会社の規模や情勢しだいで、職場が変われば年収額に大きく差がつくこともあり得ます。収入をアップさせるために転職をする場合は、今後どのような働き方をしたいのかというビジョンを具体的に持つことが重要です。

    それまでの経験を生かして、より雇用条件の良い制作会社を目指すのか、それとも収入だけでなく新たな仕事への挑戦も見据えて事業会社への転職を目指すのか、目標とする将来像を思い浮かべてみましょう。

    次の会社で得たいスキルは何か考えよう

    会社選びの際には、転職先で希望する仕事内容や、得たいスキルなどを前もって明確にしておくことが必要です。

    Webデザイナーとしてのスキルを磨きたいのであれば、Webデザインやコーディング業務を中心に行っているWeb制作会社が向いているでしょう。

    また、将来的にWeb制作業務を統括するディレクターへのキャリアアップを考えている場合は、インターネットメディアを利用した自社サービスを提供している事業会社への転職を目指すという手もあります。

    挑戦したい仕事内容や目標とする将来像を具体的に定めて、会社選びに役立てましょう。

    視野は広く持つことが大切

    デザイン職に就きたいからといって、必ずしも制作会社のWebデザイナーしか道がないわけではありません。

    制作会社のデザイナーは、クライアントの意向に沿って仕事をする必要があります。しかしデザイナーに発注する側の立場で働けば、より自由にアイディアを出したりデザイン意見を述べたりできるのです。

    たとえばメーカーの商品開発職や販促企画職などは、商品コンセプトやデザインについてのアイディア出しなど、仕事内容にデザイナーの要素も含まれています。

    このような職種も視野に入れて、デザイナーにこだわり過ぎない転職活動を心がけると、道が開かれることもあるでしょう。

    独立も一つの方法

    収入をアップさせるためには、転職だけでなく、フリーランスとして独立するという方法もあります。会社を介さずクライアントから直接仕事を受けるため、一つの仕事に対する収入ははるかに上がるでしょう。

    ただし、フリーランスとして活躍するためには、デザイナーとしての技術の他に、人脈作りや営業活動にも力を入れることが必要です。

    収入アップのため副業をする場合

    転職せずに収入を上げるための手段として、副業を始めるという方法があります。副業による収入アップを目指すには、どんなことを心がければ良いのでしょうか。

    スキルを上げ、人脈を広げる

    すでに製作会社のデザイナーをしている場合でも、副業でさらに仕事をすると、本業のときにはなかった視点や気づきが獲得できる場合があります。

    また、社内のしがらみに捕らわれずに自由に仕事をしてみることで、改めて自分のデザイン能力を客観的に見直すことが可能なだけでなく、新たな人脈を得ることもあるでしょう。

    このように、副業によって収入アップはもちろん、自分自身のスキルアップも期待できます。念のため副業を始める際には、事前に会社の規定を確認するようにしましょう。

    自分の付加価値をアップさせる

    副業でもデザイナーとして活躍するには、クライアントから選ばれるデザイナーである必要があります。そのためには、自分自身にデザイン技術以外の付加価値をつけておくことが大切です。

    クライアントの意向を汲み取って市場調査をするマーケティング能力や、クライアントの事業課題を分析して改善案を示すコンサルティング能力などは特に重宝されます。

    単に『クライアントの指示通りに動くデザイナー』ではなく、『クライアントの期待を上回る仕事をするデザイナー』として印象づけられれば、徐々に仕事の依頼が増えていくでしょう。

    まとめ

    制作会社のデザイナーの平均年収は、他の職種に比べると低いのが事実です。しかし、転職や、本業とは別に副業でも仕事をするなど、収入を上げるための方法はいくつかあります。

    技術を磨いたりデザイン以外の能力を身に付けたりすれば、本業・副業ともに年収が上がるチャンスが増えます。スキルを磨きつつ自分に合った働き方を探して、高収入のデザイナーを目指しましょう。

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