フリーランスの労働時間の平均はどのくらい?自己管理が重要

フリーランスというと、自由に仕事が選べて、朝はゆっくり起きられて休憩時間も自由、休みも自在に取れて楽そう、というような印象を持つ人も多いでしょう。しかし、そう現実は甘くありません。フリーランスの労働時間の実態について見ていきます。

フリーランスの労働時間は?

フリーランスが働く時間と言うのは、いったいどれくらいなのでしょうか。

個人差はありますが、月に暮らしていけるくらい稼いでいるフリーランスというのは大体このくらいは働いている、という労働時間を紹介していきます。

常駐エンジニアは会社員並

特に園児に家計のフリーランスに多いのですが、クライアントの企業に常駐している方もいます。その場合、自分で就業時間を決めることはできません。会社員とほとんど変わらない時間を、会社員さんと同じように企業で過ごしているフリーランスもいます。

基本的に平日フルタイムで働くことになりますので、ひと月あたりの労働時間は、1日8時間×週5日×4週=160時間となります。

在宅の場合は個人差が大きい

場所や時間とらわれずにじっくりと作業したいというフリーランスは、在宅で仕事をしています。在宅勤務なので、始業・終業報告の義務のある企業やある程度勤務時間が決まっているリモートワークでない限りは、仕事の時間は厳密には決められていないことが多いです。

ただ、休みという概念がありませんから、土日祝であっても働いていることがほとんどです。

深夜に働くフリーランスもいれば、会社員とほぼ同じようなサイクルで働いているフリーランスもいます。中には週に一度、Skypeなどのツールでミーティングを行っているケースもあります。

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労働時間の把握が重要な理由

フリーランスの労働時間は人により異なっていますが、働きすぎがよいわけではありません。労働時間をしっかり把握して、自己管理をしていかなくてはならないのです。

無理をして体調を壊したらリスクが大きい

フリーランスは全て「自己責任」という文字が付いて回る仕事形態です。フリーランスには守ってくれるバックアップがいません。

働きすぎて体調を崩してしまったとき、会社のようにサポートしてくれる仲間はいません。体調を崩すことでクライアントに迷惑がかかることにもなりかねないでしょう。そんなことにならないために、労働時間の管理、ひいては自身の健康管理が大切なのです。

効率が下がっていないか意識できる

労働時間を自分で8時間と定め、休憩時間を1時間とするとします。ダラダラ長くやっているよりも、しっかり『始業時間と就業時間』を定めることによって、仕事の効率が下がるのを防ぐことができます。

時給で考えると稼げていないケースも

仮にフリーランスのライターが10時間働いていても、ほかの仕事に気を取られたりだらだらしてしまっていたりすると、完成した記事の本数が少なくなってしまいます。

記事の単価を時給換算してみたらアルバイトのほうが高い、ということはよくある話です。フリーランスだからといって、勤務時間が長ければ長いほどいいものができる、と言うわけではないのです。

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フリーランスは自己管理が大切

労働時間に関してもそうですが、とにかくフリーランスにとって大事なのは『自己管理能力』だと言えるでしょう。自らリスクをとる働き方なので、自分を律する力がなければ、フリーランスとして長く活動していくのは難しいと言っても過言ではないのです。

フリーランスは労働基準法の適用外

事業又は事務所に所属する者が、労働基準法に守られている『雇用者』にあたります。労働時間・場所について必ずしも拘束されるわけではないので、フリーランスはこれに該当しません。労働基準法の適用外となるため、法律が労働時間を守ってくれるわけではありません。

だからこそ、フリーランスは自分でしっかりスケジュールを立て、無理のない労働時間を定めることが必要なのです。

労災もないので健康維持も仕事のうち

労働基準法と同じような理由で、フリーランスは労災も認められません。病気で休職しても手当は出ませんし、怪我をしても保証はされないのです。その間は完全に収入がなくなってしまうため、健康維持もフリーランスにとっては大いに重要な自己管理能力と言えます。

労働時間の超過で体調を崩したり、眠っていなすぎて転んで骨折してしまったりしたら、せっかく頑張ってきたのに元も子もありません。

まとめ

フリーランスと比べると、会社員の方が保証も多く、労働時間も定まっています。しかし、会社員では味わえない貴重な経験ができるのが、フリーランスの魅力なのです。

労働時間やそれに伴う体調などの自己管理ができて、かつ自分の才能や腕前で仕事をしていきたいという方には、フリーランス向きと言えるでしょう。

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