フリーランスのカメラマンが仕事をとる方法。活躍する場面とは?

フリーランスのカメラマンは一体どんな現場で写真を撮っているのでしょうか。カメラ初心者でもポイントを押さえれば企業に縛られないフォトグラファーとして生きていくことができます。フリーランスカメラマンに必要な心得や仕事の取り方を見てみましょう。

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フリーランスのカメラマンとは

カメラマンのフリーランスという働き方は、カメラマンの世界では独立したプロカメラマンとそのアシスタントのような形で古くから存在します。最近では情報検索技術が発達し、クラウドソーシングの台頭もあり、働き方は多様化しているのが現状です。

これからフリーランスカメラマンを目指すための基礎知識を見ていきましょう。

企業に属さないカメラマン

『フリーランスカメラマン』(フォトグラファー)とは、企業と雇用契約を結んで固定収入を得るのではなく、独立して営業活動を行い自前の機材で写真家業を営む人のことです。

フォトグラファーとして仕事をするにあたっては、さまざまな高額機材を揃えていき、修理費も自分で持つことになります。営業も自分で行いますので、仕事を効率的に得る方法や、人脈作りなども考えていく必要があります。

平均年収は250万円ほどと、簡単な道ではありませんが、活躍すれば年収1000万を超えることも可能になるでしょう。

写真やカメラが好きで、「好きな写真を撮って生きていく」ことを目指すならフリーランスカメラマンという選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

最低限必要な機材

フリーランスでやっていくからには機材は全て自前です。仕事を取るならプロとして写真を撮りますので、素人と機材から差を出していくことは重要です。

カメラマンとしての最低限必要な機材としてカメラが挙げられるでしょう。カメラにはデジタルカメラや一眼レフカメラがありますが、多くのプロカメラマンは一眼レフカメラを使用している人が多いです。

あと必要といえるのは、『単焦点レンズとズームレンズ』、それに『三脚とストロボ』です。

アシスタントを頼める先があるなら『レフ板』と呼ばれる撮影の被写体に光を反射させる板も揃えられるとなお良いでしょう。さらに言えば、画像データを処理するためにPCと対応の編集ソフトも用意することを考えておく必要があります。

フリーランスカメラマンが活躍する場

フリーランスカメラマンはどんな現場で写真を撮っているのかを見てみましょう。

広告、出版

『広告・出版カメラマン』は、商品・サービスの魅力や良い企業イメージを伝える「広告写真」を撮るカメラマンです。

ポスター・チラシや雑誌、それに企業のWebサイトで使用される写真などがこれにあたり、広告・出版カメラマンの仕事の幅は多岐に渡ります。

広告写真は大判出力されるケースも多く、フォーカスやボケの調整も必須ですから、技術・センスもさることながら、まず機材の性能でこれを請け負えるかどうかの線引きがあります。

報道関係

『報道カメラマン』は、新聞やニュースサイトで用いられる、事件・事故といった報道に関する「報道写真」を撮るカメラマンで「フォトジャーナリスト」とも呼ばれます。

テレビのニュース番組などから単発案件が出されることもありますが、報道カメラマンを目指すなら、緊急性・速報性の高い現場に自ら出向いてニュース媒体に持ち込んでいくバイタリティが求めれれると考えておくと良いでしょう。

「戦場カメラマン」などもこれに含まれ、写真を使い社会に問題提起する、現地の知られざる実情を明らかにするといった活動を行うこともあります。

イベント撮影

企業や有志団体が行うセミナー・パーティーや結婚式場での写真撮影を行う『イベント撮影』で活躍するフリーランスカメラマンも多く存在します。

頻繁に行われるセミナー・パーティーの主催者と契約してイベント運営をサポートする中で安定収入を得るというのはリピーター獲得の方法としてはスマートと言えるのではないでしょうか。

またブライダル業界では式場が専属カメラマンを手配する場合が多いですが、概して高額ですので、数万円で融通の利く信頼できるカメラマンに一生の記念を撮影して欲しいという需要があるかもしれません。

フリーランスカメラマンが仕事をとる方法

フリーランスカメラマンが仕事を得る方法は一つではありません。代表的な3つの方法を見てみましょう。

クラウドソーシング

『クラウドソーシング』サービスで単発案件を受注して実績を積んでいくというのは、例え1件が安価であっても長い目で見れば有益となるのではないでしょうか。

フリーランスカメラマンが考えていかなければならないのは、カメラマンとしての腕と実績を証明する手段を持ち、数あるカメラマンの中で「この人に任せたい」と思える『1枚の価値』を高めていくことです。

ポートフォリオを作成

腕と実績を証明するには『ポートフォリオ』を作成することは必須と言えるでしょう。

個人のWebサイトを持つのも良いですし、広く行き渡ったSNSでカメラマンとしての腕を披露し、いつクライアント候補になる人に出会ったときにもすぐに実績の総覧が見せられる状態を作っていきましょう。

個人からの受注はスマホサイズの画像を上手く見せられれば獲得できるかもしれません。

しかし、企業からのオファーを得るには、フルサイズで細部まで見られても非の打ち所がない、という写真作りを心掛けることが重要です。

人脈をつくる

フリーランスカメラマンとして仕事をしていく上では、人脈は何より重要だという意識を持ちましょう。受けられる案件を探してやっと1件こなしたら、また仕事探しの日々が始まるというのでは効率も悪くなってしまいます。

例えば、結婚式で写真撮影するなら、新郎新婦に心から感謝されるような気配りの行き届いた仕事をし、「実は私の知り合いがもうすぐ式を挙げることになって」と仕事の紹介を受けられるような、クライアントに信頼される関係作りが重要です。

フリーランスカメラマンとして注意点

フリーランスカメラマンが陥りがちな罠とも言える注意点を見てみましょう。

料金交渉の能力を身につける

駆け出しで仕事がなかなか得られない間は「無料で撮らせてもらう」ことや、相手の言い値で了承してしまうこともあるでしょう。修行と割り切れるなら良いですが、仕事を続けていくなら『料金交渉』ができる能力は必須です。

プロフェッショナルとして、自分の仕事はこの値段から受注するという最低料金を決めておきましょう。

1日でいくら、あるいは成果として写真何枚でいくらからという形でも構いません。自分を不当に安売りせず、写真家としての、あるいは1枚の写真の価値を定め、これらを高めていくことを目指しましょう。

クライアントの確保をしておく

会社勤めでカメラマンをしている人なら、付き合いのある広告代理店や出版社のクライアントと独立後も良好な関係を築いていけるよう十分に準備をしておきましょう。

このとき、1社だけの人脈でなく、2社以上のコネクションを維持していくことが望ましいといえます。もし1社だけであれば、独立後に急に仕事が打ち切りになったとき、生活の危機を感じて仕事探しに奔走することになるでしょう。

自分に維持可能な範囲で広く人脈を築き、できればSNSなどを使い自然に近況報告できるようにして、クライアントを離さず、また仕事を紹介してもらいやすい関係作りも大切です。

契約書をしっかりと交わす

クライアントと親しくなるほど、事前の契約内容と異なる要求に対してNOと言いにくくなるでしょう。契約内容を口に出すと生々しいと感じるなら、事前に契約書のテンプレートを用意し、これにサインしてもらうというシンプルな手順を踏みましょう。

契約内容が曖昧だと、写真を引き渡した後で、著作権は誰に帰属するのか、二次利用は認められているのかとトラブルに発展する可能性もあります。写真の取り扱いについてもルールを定めておくことは重要です。

まとめ

フリーランスカメラマンという働き方を選択するのは茨の道に入るようで覚悟が必要であるかもしれません。しかし、クラウドソーシングの台頭もあり、案件獲得は比較的容易になってきています。

ここからさらに仕事を発展させていける人脈作り、自分の価値の表明などに気を配り、将来的に好きな写真を撮ってみることを目指していきましょう。

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