ショットカットキーの基礎知識
インターネットが日常的に利用されるようになるにつれ、パソコンを操作する機会も増えてきました。パソコン操作覚えておくと便利な機能の一つに『ショートカットキー』があります。
ショートカットキーにはいろいろな機能があるのですが、まずはその基本知識についてまとめていきましょう。
ショットカットキーとは
パソコンを操作するときには、マウスで選択したりボタンをクリックしたりすることによって機能を使います。この機能を簡単かつ素早く実行できるようにするのが『ショートカットキー』です。
ショートカットキーを使うことでいろいろな機能を素早く実行できるため、パソコンを使った作業を効率化することができます。
ショットカットキーのメリット
ショートカットキーを使うことには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?1番のメリットは『時間を短縮できる』ということです。
普段の作業で必要なショートカットキーを身に付けるだけで、作業効率がだいぶよくなります。単純作業の繰り返しは時間にするとかなりの回数行なっていることもあるため、一日で換算すると1〜2時間短縮できるケースもあるでしょう。
パソコンを使う時間が少なくなるということは、『身体的な疲労軽減』にもつながります。ショートカットキーを使えば機能選択をする回数が減るため、そのぶん体の疲れも減るというわけです。
ショートカットキーが使えないときは
何かしらの原因があり、ショートカットキーが使えなくなってしまうケースがあります。ショートカットキーが使えなくなったときにはどうすればよいのでしょうか?いくつかの解決方法があるので合わせてチェックしていきましょう。
固定モードになっていないか確認する
ショートカットキーが使えなくなってしまったときの原因の一つに、キーが『固定モードになっている』というケースが考えられます。
固定モードになっているキーだと、ショートカットキーの機能を使うことができません。『SHIFTキーを5回連続で押すと固定モードを解除できる』ため、まずは固定モードになっていないか確認してみましょう。
キーボードが壊れていないか確認する
もう一つの原因が『そもそもキーボードが壊れてしまっている』ということです。キーボードが壊れていれば、当然ショートカットキーを使うことはできません。
特にショートカットキーで活用するCtrlキーは、頻繁に使用するキーでもあります。大切に使っていたつもりでも、打刻回数は相当なものになっていることが考えられるため、壊れてしまった場合は、キーボードを買い換えて対応しましょう。
Windows10での解決法3選
パソコンの中でも、特に『Windows10』でショートカットキーが使えなくなってしまったときの対象法についてまとめていきます。パソコンの機種ごとに解決方法も異なるため、紹介する解決方法をWindows10以外で試さないように注意しましょう。
キーボードのドライバを削除する
一つ目の解決方法が『キーボードのドライバを削除する』方法です。この方法を試す前には、必ずシステムのバックアップを保存してから行うようにしましょう。システムを一度削除してから復元することにより、キーボードが正常に反応するようになる可能性があります。
エクスプローラーを再起動する
二つ目の解決方法が『エクスプローラーを再起動する』方法です。エクスプローラーを再起動するときには、タスクマネージャーから選択して行います。Windowsバーを右クリックしてタスクマネージャーを開き、詳細ボタンを選択してプロセス一覧を表示します。
Windowsプロセスグループの『エクスプローラー』を右クリックすると、再起動を選択できるようになるので実行しましょう。すると、タスクバーやデスクトップが再読み込みされ、キーが正常通りに使えるようになります。
SystemSettings.exeを終了する
『SystemSettings.exe』を終了するという方法も効果的です。ショートカットキーが使えなくなったとき、バックグラウンドでSystemSettings.exeが起動していて、なおかつ中断状態になているとキーがうまく反応しなくなります。
これを解決するには、まずタスクマネージャーを起動して『詳細』のタブを見ます。いくつかのプロセスが並んでいる列でSystemSettings.exeが中断になっていたら、右クリックし『タスク終了』を選択します。これにより、ショートカットキーが通常通り使えるようになります。
まとめ
ショートカットキーは、パソコンを使った作業の時間を効率化させる上で非常に役立つ機能です。普段仕事をしていて「この工程が面倒だ」と思っている一連の選択作業も、ショートカットキーで簡単に完了できる可能性があります。
ショートカットキーにはいろいろな機能があるので、自分に必要なキーを覚えて作業時間を短縮していきましょう。