カメラをレンタルするメリット
パーティーや休日のレジャーなど、写真を残しておきたいシーンはたくさんありますが、スマートフォンではなく、しっかりしたカメラを使いたいシーンもあるでしょう。そんなとき、普段は持っていなくても、要所でカメラを借りられるサービスがあります。
カメラを借りることには、いくつかのメリットがあります。まずはその特徴についてまとめていくのでチェックしていきましょう。
購入するよりも安い料金で使える
レンタル業者を利用することの魅力の一つが『買うよりも安く使える』という点です。一眼レフカメラやミラーレス一眼など、プロも活用するカメラを購入しようとすると、どうしても値段が高くなってしまいます。
普段はあまり使わないのに、高いお金をかけてカメラを購入するのはもったいないという人もいるでしょう。
レンタルサービスを行っている業者によって値段に多少のバラつきはありますが、購入するのに比べて、かなり安い金額でプロも使用するカメラを体感できます。
購入前のお試しとして使える
カメラは非常に高価な商品ですが、実際に使ってみないと使用感が分かりづらいという特徴もあります。レンタルサービスを使えば、購入前のお試しとしてカメラの確認ができます。
レンタルサービスで借りられるカメラの機種は豊富にあります。「ネットなどで口コミを見る分には評判がよいが、実際に自分で使って確かめてみたい」という人に、カメラのレンタルはぴったりです。
業者によっては複数のカメラの使用感を比較できるサービスを実施しているところもあるので、いろいろな業者を探してみましょう。
レンタル業者の取り扱うカメラの種類
実際に業者に頼んでカメラをレンタルしたいとき、どのようなカメラを借りられるのでしょうか?レンタル業者によってそろえているカメラのジャンルはさまざまですが、どの業者でも基本的にレンタル可能な種類は決まっています。
業者が取り扱うカメラの種類についてまとめていくのでチェックしていきましょう。
一眼レフとミラーレス一眼
本格的な写真からスナップまで、さまざまなシーンに対応できるのが『一眼レフ』と『ミラーレス一眼』です。
一眼レフカメラを使えば、撮れない写真はないくらい幅広い撮影が可能です。背景をぼかしたスナップ写真であったり、夜景であったりとどんなシーンでも対応できます。
一眼レフを使いこなす自信はないが、きれいな写真が撮りたいという人にぴったりなのがミラーレス一眼です。オート機能が充実しているため、簡単な操作できれいに撮影できるのが魅力です。外見も小ぶりで可愛らしいので、おしゃれに持ち歩くこともできます。
デジカメと防水カメラ
ちょっとした撮影や特定のシーンで活躍する『デジカメ』や『防水カメラ』もレンタルできます。
デジカメは、特にビジネスシーンで活用されることが多いです。「ちょっとした撮影が必要だがスマートフォンは使えない」というときにぴったりのカメラです。
川や海など、レジャーシーンで活躍するのが防水カメラです。水場でのアクティビティに一眼レフやミラーレスを持っていくのは少し不安ですよね?そんなときに便利なのが防水カメラです。
この種類は、普段持っていてもそれほど使う機会がないカメラです。仕事で頻繁に使う必要がある人以外は、レンタルのほうがお得だといえます。
アクションカメラとビデオカメラ
旅行やアウトドアなどで持っておくと便利なのが『アクションカメラ』や『ビデオカメラ』です。アクションカメラは、自転車や車の中、バイクに乗りながら撮影したいときに活躍するカメラです。
思い出を動画として残したいときは『ビデオカメラ』がぴったりです。子どもの運動会や発表会などで活躍します。最近では、YouTubeに投稿する動画を撮影するためにレンタルしている人も多いようです。
4Kの高画質で撮影できるカメラも登場しているため、用途に合わせて機種を選ぶとよいでしょう。
レンタル業者の利用方法
レンタル業者で借りられるカメラの種類についてみてきたところで、実際にレンタルする際の流れについてみていきましょう。どんなレンタル業者でも、基本的な利用方法に違いはありません。一連の流れについてまとめていくので、参考にしてみましょう。
使いたいカメラを選ぶ
レンタルサービスのホームページを開いたら、まずは使いたいカメラを選びます。借りたいカメラを選んだら、商品ページに移って詳細を確認します。
レンタル開始日・期間・配達希望時間帯などを選択したら、自宅以外への配送サービスがあるかも確認しましょう。
たとえば、三脚などもセットで借りたい場合、カメラを使う現地まで自分で運ぶのは一苦労です。業者によっては配送先を自宅以外に指定できることもあるので、有効に活用しましょう。
レンタルサービスにかかる費用の支払い方法は、クレジット決済が主流です。本人確認用の書類が必要なこともあるので、事前に準備しておくとスムーズに注文できます。
会員登録をしてカメラを受け取る
多くのレンタルサービスでは、業者を利用する際に会員登録を行う必要があります。会員登録をしたらカメラを受け取りましょう。
カメラのレンタルは宅配で受け取るケースが非常に多いですが、場合によっては店頭受け取りに対応していることもあります。短期間での利用を考えているときは、店頭受け取りの方が配送されるのを待つ必要がなくなるので便利なこともあります。
カメラの受け取りが完了したら、ちゃんと撮影できるか動作確認を行いましょう。付属品も合わせてレンタルした場合は、それらの確認もしておくと万が一の故障に対応できます。
宅配などで返却
カメラを使い終わったら基本的に返却は宅配で行います。返却の仕方は業者によってさまざまで、コンビニ発送のこともあれば、配送業者が指定されているケースもあります。
また、業者によっては集荷の時間に指定があることもあります。返却前に事前に確認しておくと安心して返却できます。
レンタル業者を選ぶポイント
たくさんある業者の中から自分にぴったりのサービスを選ぶには、どのような基準で判断すればよいのでしょうか?レンタル業者を選ぶときには、知っておくと選びやすいポイントがあります。選ぶときの判断基準をいくつか紹介するので参考にしてみましょう。
希望の機種の取り扱いがあるか
一つ目のポイントが『希望の機種の有無』です。先ほど紹介したように、業者を利用すれば、さまざまな種類のカメラを借りることができます。しかし、取り扱っている機種がどのサービスでも同じというわけではありません。
特に、通常の一眼レフなどに比べると、特殊なカメラは業者によって扱っていないことがあります。また、あっても種類が選べないということも少なくありません。
できるだけ多くの選択肢の中からカメラを選ぶためにも、豊富なラインナップが用意されている業者を利用するとよいでしょう。
レンタル料金や送料の有無
二つ目のポイントが『レンタル料金や送料の有無』です。借りるのにかかる費用も業者によって異なります。大体の相場はカメラごとに決まっていますが、レンタル日数などによって値段も変わってきます。
最短1日からレンタルできる業者もあれば、数日間借りる必要があるところなど、その種類もさまざまです。業者によっては、長期間レンタルすると割引サービスを受けられるところもあります。
自宅まで配送してもらう際に送料がかかるか否かも重要なポイントでしょう。送料が必要な業者とそうでない業者があります。自分の予算と相談しながら、これらの基準を考慮して選ぶ方法もあります。
地方でもレンタル可能か
『地方でもレンタル可能か否か』というのも重要な判断基準です。レンタル業者は、実店舗を持たないケースがほとんどです。実店舗があったとしても、家から遠いと取りに行けないというケースもあります。
業者によっては、宅配サービスできるエリアの範囲が限られているところもあります。それに伴い、遠方だと送料がかかってしまうこともしばしばです。
地方でもレンタル可能で、全国送料無料でサービスを実施している業者もあるため、宅配可能な範囲から業者を選ぶこともできます。
おすすめのレンタル業者
レンタル業者の選び方について一般的な判断基準についてまとめてきましたが、多くの業者の中でも特に人気を集めている業者を紹介します。
取り扱っている機種の豊富さに定評があるところや、とにかく値段が安いところなど、業者によってサービスの特徴はさまざまです。自分のニーズにあった業者がないか探してみましょう。
取扱いの多いReReレンタル
選べるカメラの量が多いことで人気を集めているレンタル業者が『ReReレンタル』です。この業者では、定番の一眼レフカメラから4K対応のビデオカメラなど、幅広いジャンルの中からお気に入りのカメラをレンタルできます。
レンタルできるカメラの豊富さだけでなく、宅配時にかかる送料が往復で無料です。また、万が一の故障に備えた補償制度は有料となっていますが、1日あたり200円とリーズナブルな点もポイントです。
豊富なバリエーションから選びたいという人にぴったりのレンタルサービスです。
ReRe[リリ]レンタル | 家電 楽器 カメラの総合宅配レンタルサイト
最短翌日で届くRentio
レンタルを注文してから最短翌日に受け取れる業者が『Rentio』です。
カメラ初心者の場合、多くの種類の中から1台を選ぶのは難しいと感じる人も多いでしょう。そんな初心者の方でも安心して選べるよう、Rentioでは、便利なセットレンタルを実施しています。
一眼レフカメラの撮影で必要なアイテムが本体とセットになっているキットレンタルなので、届いてからすぐに撮影が可能です。
自然故障に関しては無料で対応してくれますが、落下などの破損は補償対象外で免責があります。ですが、最大2000円までの負担なのでそこまで高いというわけではありません。初心者にぴったりの手軽に撮影を楽しめるレンタル業者です。
Rentio[レンティオ] - カメラ、家電、ガジェットのレンタルサービス
安く使えるDMM いろいろレンタル
とにかく値段を安く抑えたいという人にぴったりなのが『DMM いろいろレンタル』です。この業者の特徴は、とにかくレンタルにかかる費用が安いという点です。
一眼レフのキットが3泊の場合、最低3050円からレンタルできます。補償も無料で往復の送料もかからないため、レンタル以外に余分な費用もかかりません。
価格が安い分、ほかの業者に比べると選べるカメラの種類が少ないという特徴があるため、カメラに特別なこだわりがない人にちょうどよいレンタル業者です。
上級者用も多いビデオエイペックス レンタル館
カメラを扱うことに長けているベテランから人気を集めているレンタル業者が『ビデオエイペックス レンタル館』です。この業者がベテランから支持を得ている理由は、レンズの種類がほかの業者に比べて多いという点にあります。
レンズだけでなく、ハイエンド系の一眼レフを多く扱っているのも特徴で、普段はなかなか手に取ることができないような高価なレンズのレンタルも可能です。
特に、NIKONとソニーの一眼レフカメラは充実していて、中でもソニーの一眼レフに関しては、ほとんど全ての商品が用意されています。
購入を考えているが使用感を確かめたいものがある場合や、普段よりクオリティの高い写真を撮影したいという人にぴったりの業者です。
レンタル業者利用時の注意点
メリットの多いレンタル業者ですが、利用する上で注意しなくてはいけない点もいくつかあります。レンタル業者利用時の注意点について見ていきましょう。
予定変更時の対応を確認する
カメラのレンタルを注文したあと、急に予定が変わって必要がなくなるということもあるでしょう。そんなときのために確認したいのが『予定変更時の対応』です。
業者によっては配送前であればキャンセル料がかからないところもあるので、事前に調べておくと安心して利用できます。
カメラと同時にレンタルするアイテム
カメラ以外のアイテムをランタルできるか否かもポイントです。写真撮影には、本体以外にも必要なアイテムがたくさんあります。
カメラのバッテリー充電器やネックホルダーなど、ないと困ってしまうアイテムもたくさんあります。必須アイテムは基本的に本体に付属されていますが、中には含まれていないケースもあります。
同時にレンタルできるアイテムが充実しているかどうかも確認しておきましょう。
故障時の補償を確認しておく
補償サービスの料金については、業者によってさまざまです。カメラは非常に高価なものなので、万が一故障してしまったときのために、どのような補償サービスが用意されているのかをチェックしておく必要があります。
レンタルにおすすめの一眼レフ
多くの業者で特に豊富に揃えられているのが一眼レフです。多くの機種の中でも、特にレンタルする際におすすめのカメラについてまとめていきます。
Nikon D5300 18-55 VR II レンズキット
Nikon独自の技術によって簡単にきれいな写真を撮影できるのが『Nikon D5300 18-55 VR II レンズキット』です。このカメラはWi-Fiを使ったシェア機能が搭載されているため、撮影した写真をすぐにスマートフォンなどに保存できます。
重量が重い機種の多い一眼レフの中でも、新素材が使われているため軽く扱いやすいというのもうれしいポイントです。
D5300 - 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
Canon EOS Kiss X7 ダブルズームキット
一眼レフ初心者にぴったりの入門機種が『Canon EOS Kiss X7 ダブルズームキット』です。本体がとにかく軽いため、操作性に優れています。
標準と望遠、2本のレンズが用意されているため、マクロ撮影から望遠撮影まで幅広いシーンで活躍できます。
SONY α6000 パワーズームレンズキット
ミラーレス一眼の中でもファンが多い機種が『SONY α6000 パワーズームレンズキット』です。画質やオートフォーカス機能など、初心者向けのモデルとは一味違う性能を楽しむことができます。
デジタル一眼ならではの本格的な撮影をいろいろなシーンで楽しみたいという人にぴったりのモデルです。
α6000 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
まとめ
カメラのレンタルは利用してみると非常に便利で、イメージしているよりも安く使うこともできます。普段は手に入らないレンズや機種を使えば、写真の新しい魅力を発見できるかもしれません。
どんなカメラを使いたいのかを考え、自分の要望に応えてくれる業者を見つけて、写真撮影を楽しみましょう。