制作物をおしゃれに仕上げるには
アイコンを作るにしても、どうせ作るならセンスの良いアイコンを作って他との差を付けたいですね。そこで実際に作る前に、アイコンという制作物をおしゃれに仕上げるためのコツを知りましょう。
おしゃれなデザイン、トレンドから学ぶ
おしゃれなアイコンを作るには、さまざまなデザインのアイコンを見る、ということが大切です。いろいろ見ていく中で、おしゃれだと感じるものに出会えるでしょう。
もちろん眺めるだけでは何も学べません。大切なのはそのおしゃれなアイコンを見て、『なぜおしゃれだと思ったのか』ということを考えるという点にあります。
これを繰り返すことで、『自分はどんなアイコンを作りたいのか』『他者から見て、好感が持たれるアイコンとはどんなものか』などの点が分かってきます。
最近はおしゃれなWebデザインをまとめたサイトなどもあるので、そこに掲載してあるサイトを見て、『そもそもおしゃれなデザインとは何か』について考えたり、現在のトレンドを掴んだりなど、常にアンテナを張るよう心がけましょう。
freepik
自分を象徴するアイコンを作る方法はいろいろありますが、最もポピュラーな方法は、無料素材を使って作るやり方でしょう。
最初に紹介するおすすめのサイトは『freepik』です。こちらではクオリティの高い素材が多数提供されていて、多くの人から支持されています。
商用、印刷物にも使える
freepikは無料で使えます。無料というと、プライベート用以外では使えないこともあるのですが、こちらのサイトでは商用で使っても問題ありません。印刷物に使っても大丈夫です。
画像は毎日更新され、1日数百種類の新しいデザインが用意されていきますから、いつ素材を探しても、新しいデザインを見つけられます。
ちなみに1日にダウンロードできる素材は60枚までです。
モノトーンのアイコンがおしゃれ
モノトーンのアイコンの使い道はさまざまです。シンプルなシルエットのモノトーンアイコンなら、SNSのアイコンとしてだけでなく、Webサイトのデザインなどにも活用できます。
アイコン素材を使うには、まず使用したいアイコンを選んでクリックしてください。するとダウンロード画面が出てきますので、ダウンロードして使います。
FLATICON
次に紹介するサイトは『FLATICON』です。このサイトはさきほど紹介したfreepikが運営する英語サイトですが、トップページにたくさんのアイコン素材があるので、きっとお気に入りの素材が見つかるでしょう。
素材ごとにライセンス表示の確認が必要
こちらのアイコン素材は、特定の作者だけで作っているわけではなく、いろいろな作者が関わっています。そのため、利用する際は、ライセンスの確認が必要となります。
例えば『Flaticon Basic License』と表記がある場合は、Freepikのライセンスですので、見える場所に『Designed by Freepik and distributed by Flaticon』と記載し、リンクを貼らなければなりません。
これはWeb利用だけではなく、紙などの媒体で使用する場合も同じです。紙などでアイコンを使用する際は、アイコンの隣に『Designed by Freepik and distributed by Flaticon』と記載しましょう。
女性向けサイトに最適なアイコンが勢ぞろい
このサイトは、全体的に女性に好かれそうな可愛い、きれいなアイコンが多いので、女性向けサイトなどにおすすめです。
絵文字を思わせるデザインが多く、ピンクやハートを使ったアイコンもたくさんあるので、見ていて楽しい気分になってくるでしょう。
リヴール
最後に紹介するサイトは『リヴール』(Re:vre)です。このサイトは、女性が個人で運営しているサイトで、女性目線で作られた美しいアイコンが数多くあります。
リンク掲載でフリー素材が使える
このサイトで制作されたアイコン素材は、リヴールへのリンクを貼れば、自由に使える仕組みです。また素材の再配布や販売は禁止されています。
またこのサイトの場合は、ライセンス契約をすればリンク掲載なしでも利用可能です。ライセンス登録には登録料が必要で、1枚なら1000円、無制限なら1万円です。
お花など画像アイコンが豊富
このサイトの特徴は、お花や蝶などの女性好みの素材が多いことです。全体的にナチュラルで手作り感のある素材が多く、写真を元にしたようなリアルなテイストの素材も豊富です。
まとめ
今回はおしゃれなアイコン素材がたくさんあるサイトを紹介しました。アイコンは、自分自身を表現するためだったり、自分の仕事を表現するためだったりと、さまざまな用途に使われるものです。
アイコンは顔が見えない相手に自分のイメージを伝えるものでもありますので、アイコンで第一印象が決まると言っても過言ではありません。たかがアイコンと考えずに、こだわってアイコンを作ることをおすすめします。