フリーランスの50代はどれくらいいる?
フリーランスの魅力は、年齢に縛られずに長く働けることです。働き方が多様化する社会の中で、少しずつ認知度が高まっています。
一体どのような人がフリーランスをしているのか、まずは年齢層を確認してみましょう。
全体の38.3%が50代
フリーランス全体でみると、40~50代が全体の74.6%と大半を占めています。
中でも、50代のフリーランスは38.3%であり、各年代の中でも最も高い結果となりました。今までに形成してきた人脈や経験を活かして活躍できる年代であることが理由といえるでしょう。
フリーランスという働き方は若い世代のイメージが根強いかもしれませんが、ボリュームゾーンとなっているのは、より上の年代なのです。
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フリーランスの職業別年収
フリーランスと一言でいってもさまざまな職種があり、年収の相場もそれぞれ異なります。
IT関連とWEBデザインの職種は、スキルがあればフリーランスとして独立しやすい、まさに代表格といえるでしょう。
それぞれ、どのくらいの年収相場となるのかをまとめました。
SEやプログラマなどのIT関連
SEやプログラマといった、IT業界のフリーランスの年収相場は600万円前後だといわれており、フリーランスの中でも高額といえるでしょう。
上記はあくまで年収であり、経費や税金の支払いなどを考慮すると、手取りの年収は350万円前後と考えられます。
収入を増やすためには、高単価の案件をエージェントから斡旋してもらうとよいでしょう。さらに、自らが手を動かすだけではなく、高単価で大きな案件を引き受け、業務委託するという方法も良い手段です。
自分のスキルアップはもちろんのこと、業務の効率化に繋がります。
WEBデザイナー
WEBデザイナーの年収相場は300~400万円といわれています。とくに在宅ワークの場合は年収が低くなる傾向があり、年収250万円からのスタートと考えておいた方が良いでしょう。
収入を増やすには、スキルと人脈形成が重要です。
いきなりフリーランスのWEBデザイナーになるのではなく、広告代理店や制作会社などの会社の中でスキルを身に付け、同時に独立後も活かせる人脈を作っておくのがよいでしょう。
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フリーランスになるメリット・デメリット
フリーランスと聞くと、どうしても良い面ばかりがクローズアップされがちですが、実態を正確に把握しておくことで、自分にとって向き不向きが見えてきます。
フリーランスになることのメリットとデメリットを分かりやすく整理しました。
ライフスタイルに合わせて働けるメリット
フリーランスの大きなメリットは、ライフスタイルに合わせて働けるということです。
何らかの事情により在宅で働かなくてはならない場合や、ライフスタイルの変化によって一時的に勤務時間を調整する必要がある場合などでも、自分の裁量で自由に働くことができます。
子育てや親の介護など、家族のサポートがしやすい環境が手に入るでしょう。
体力的・経済的不安定になるというデメリット
フリーランスのデメリットとして挙げられるのは、体力的にも経済的にも不安定となる可能性があることです。
フリーランスは常に自分で仕事を取りにいかなければなりません。年齢を重ねるにしたがって、体力的にも無理が効かなくなってくるでしょう。
若い頃のように、がむしゃらに仕事を取り続けるような働き方はおすすめできません。
また、フリーランスは健康保険や年金などの社会保障面が会社勤めの人に比べて充実しておらず、経済的な負担となることが多いです。老後の資金確保にも不安を感じる人もいるでしょう。
50代からフリーランスになるには
50代からフリーランスになるには、どのような働き方をすればよいのでしょうか。自分の力を発揮して成功するために、知っておきたいことをまとめました。
経験を活かして講師やアドバイザーに
若い頃からしてきた仕事を、最前線でずっとやり続ける以外にも、今までの経験を活かす方法はあります。
講師やアドバイザーなど、まだ経験が浅く知識が必要な層に向けて指導の役目を担うというのも、新しい働き方のひとつです。
クラウドソーシングを活用
近年台頭している、クラウドソーシングを活用するのもおすすめです。
すべてのやり取りがWEB上で行われるため、案件をこなしさえすれば年齢がネックになることはほぼないでしょう。案件の幅も大きいので、たくさんの仕事の中から自分に合った案件を見つけることができます。
まとめ
50代からフリーランスを目指す場合、まずはフリーランスを取り巻く現状を正しく把握し、自分の求める働き方かどうかを判断しなければなりません。
メリットとデメリットについてきちんと理解し、フリーランスになるかどうかを検討しましょう。