フローチャートをパワーポイントで作るには。基本や作り方を紹介

システム開発や業務プロセスの図解に使われるフローチャートは、専用の作画ツールがなくてもパワーポイントがあれば作ることができます。フローチャートの基本やメリット、パワーポイントでのフローチャートの作り方を解説します。

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フローチャートの基本やメリット

フローチャートはシステムの構造やプロセスを表した図のことです。『流れ図』とも呼ばれるフローチャートは、システム開発の現場で使われることが多いですが、業務フローや工程管理などに使われることもあります。そんなフローチャートの基本と、フローチャートを使うメリットについて解説します。

記号とルール

フローチャートは決められた記号とルールにしたがって作ります。フローチャートで使われる主な記号は以下のとおりです。

  • 端子:開始や終了などを示し、楕円で表記
  • 処理:各プロセスを示し、長方形で表記
  • 判断:YES/NOで判断する分岐を示し、ひし形で表記
  • データ:データの入力や出力を示し、平行四辺形で表記
  • データベース:データベースを示し、円柱で表記
  • ページ内結合子:同じページの特定の場所に飛ぶことを示し、円で表記
  • ページ外結合子:別のページの特定の場所に飛ぶことを示し、ホームベース型で表記
  • 処理の流れ:フローチャートの進む方向を示し、矢印で表記

フローチャートは原則的に上から下(または左から右)への流れを表すのがルールです。このルールを守らないと見づらいフローチャートになってしまうので注意しましょう。

見やすいことで効率アップ

フローチャートは処理の流れを把握する、いわば設計図のようなものです。したがって、フローチャートを作る際には、必要な機能を洗い出し、処理の順番を決める作業があります。

この作業を徹底的に行うことで、機能の抜け漏れや余計な処理の繰り返しなどがない、質の高いフローチャートを作ることができます。

完成度の高いフローチャートを見ながら作業をすれば、一つの手順が終わるごとに立ち止まってロジックを考える必要がなくなり、効率的な作業が可能です。

基本の構造を知ろう

フローチャートの構造は大きく分けて3種類あります。大がかりなフローチャートでも、これらの構造を組み合わせたものとなりますので、基本構造をしっかりと押さえておきましょう。

順次構造

順次構造とは名前のとおり、上から下(あるいは左から右)へ順番に処理を行う構造です。

シンプルな構造ですが、処理の順番が間違っていると正しい結果を得られない場合があります。例えば『計算結果を画面に表示する』といった単純なものでも、画面に表示する処理が先に来てしまっては意味がありません。各処理の意味を考え、正しい順番で作ることが必要です。

条件構造

条件構造とは、判定条件の結果によって処理が分岐する構造です。プログラム上では『IF文』や『CASE文』などを使って表される処理を指します。

条件構造は条件に応じてその先の処理が変わるため、条件を正しく設定することが大切です。また、ケースによってはどの条件にも該当しなかった場合の処理を考える必要もあります。

ループ

ループには2種類あります。一つはある条件を満たすまで繰り返し処理をするループ、もう一つはある条件を満たしている間は繰り返しを行うループです。

一見するとどちらも同じですが、前者は必ず1回処理をするのに対し、後者は条件を満たさなければ処理をしない場合もあるため、使い分けが必要です。

なお、ループを抜ける条件を正しく設定しないと、いつまでも処理を続ける無限ループに陥ることがあります。特に複雑なループ構造を使う場合には注意しましょう。

パワーポイントで作成してみよう

フローチャートを作成するツールにはさまざまなものがありますが、ここではMicrosoftのパワーポイントを使った作成方法について解説します。

パワーポイントはプレゼンテーションソフトですが、柔軟な図形描画ができるので、フローチャート作りにも十分活用することが可能です。

テンプレートが無料で利用できる

フローチャート作りに慣れないうちは、白紙の状態から作るよりもテンプレートがあった方が作りやすいでしょう。

さまざまなWebサイトでパワーポイント用のテンプレートが無料で配布されています。必要なものをダウンロードして少し手を加えるだけでも、十分使えるフローチャートを作ることができます。

無料のフローチャートテンプレートーPowerPoint|EdrawSoft

パワーポイントでの作成方法

パワーポイントのソフトを使用する前に、まずは紙とペンを使って大まかなメモを作成しておくと、フローチャートが作りやすくなります。

白紙のパワーポイントを立ち上げたら、『挿入』タブから『図形』を選択します。パワーポイントにはフローチャートに使える図形が一通り用意されていますので、必要なものを選んで配置していきます。

このとき、図形の大きさをそろえることが、見やすいフローチャートを作るコツです。また図形の中には処理の説明を記入するので、見やすい文字の大きさになるよう調整することも必要になります。

まとめ

フローチャートはシステムや業務の流れを俯瞰して把握することができる便利なツールです。また、フローチャートを作れるということは、機能や処理の細分化という、システム開発に必要なスキルを身につけることにつながります。

フローチャートは専用の作画ツールがなくてもパワーポイントがあれば簡単に作ることができます。普段からフローチャート作りの練習をしておけば、いざというときに大いに役立つはずです。

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