会社員の副業は短時間がオススメ
すでに本業がある会社員の場合、副業は短時間に留めるのがベターです。副業をすれば収入アップが見込めますが、体を壊しては意味がありません。
会社員の副業で注意すべきポイントと、おすすめの職種について紹介します。
本業への影響が出ないようにするため
短時間の副業がおすすめなのは、過重労働によって体調を崩したり精神的に不安定になったりするリスクを避けるためです。体調や精神の異変は、本業に悪影響を及ぼします。副業を始めたために本業がおろそかになっては、本末転倒です。
大切なのは副業をする時間や曜日をきちんと定め、無理のないスケジュールを組むことです。副業で労働時間が増えるからこそ、休養をきちんと取り、体調管理に努めることが重要です。
副業前提の求人、バイト募集も増加
近年では、副業でもOKという求人やアルバイト募集が増加中です。これは、政府が副業を後押ししていることも背景にあります。
2018年、厚生労働省は従来のモデル就業規則を改訂し、副業を容認するガイドラインを発表しました。そのため、社会全体で副業推進の動きが加速し、副業しやすい環境が整ってきているのです。
会社員の副業は、『収入がアップする』『色々な仕事に携われる』などのメリットがあり、企業にとっては『優秀な人材や、多様な人材を集めやすい』などのメリットがあります。
雇用主・雇用者ともにメリットが大きい副業前提の求人は、今後も増えていくでしょう。
短時間、隙間時間でできる副業の具体例
空いた時間に、短時間で副業をするのであれば、本業がおろそかになるリスクを避けられます。短時間、隙間時間でできる副業には、どんなものがあるのでしょうか。
スキル次第で大きく稼げるライティング
短時間の副業に適した仕事として、PC一つで始められる『ライティング』があります。ライティングとは、指定されたテーマに沿って記事を書き、報酬をもらう仕事です。高単価案件を受注できれば、副業でも大きく稼ぐチャンスがあります。
ただしライティングで高収入を得るには、『SEO(検索エンジン最適化)に強い記事が書ける』『オリジナリティの高い記事が書ける』などの高いスキルが必要です。
スキル無しからスタートする場合は低単価案件が中心となるため、時給換算で数百円にしかならないケースもあります。短時間でもしっかり稼ぐには、文章力を磨き、知識の習得に努める必要があるでしょう。
在宅で作業できるデータ入力
自宅にいながら作業できるデータ入力も、隙間時間の副業として人気の高い仕事の一つです。ライティング同様に、PCがあってタイピングができれば始められるため、どんな人でも取り組みやすい仕事と言えます。
データ入力業務では、クライアントの支持に従ってデータ入力を行い、成果物を指定の形式で納品します。納品後、ミスがあれば修正し、問題がなければ業務完了です。
報酬は基本的に文字数で算出されるため、文字単価の高い案件を得られれば、高収入も見込めます。実績が多いほどクライアントからの信頼を得やすく、案件の単価もアップしていきます。
スマホでもOK。ネットで写真販売
趣味で取った写真などで報酬を得られるのが、写真販売です。スマホで撮った写真もOKなので、スマホさえあれば手軽に始められます。
仕事内容は、スマホなどで撮影した写真を販売サイトに登録するだけです。アップした写真を誰かが気に入り、購入してくれればそのぶんの報酬がもらえます。
報酬額は写真販売サイトによって異なりますが、販売価格の20~50%程度が相場です。さほどお金にならないようにも見えますが、登録する写真の量が増えれば、報酬も増えていきます。
会社員の副業選びのコツ
本業がある会社員の場合は、本業へ負担が少ない職種がベターです。
自身に合った職種なら、ストレスを感じずに楽しく仕事に取り組めます。会社員が副業を始めるにあたり、チェックしておきたいポイントを見てみましょう。
好きなことや得意なことを活用する
まず大切なのは、好なことや得意な分野の職種を選ぶことです。
副業を検討するときに、「どのくらいの報酬が得られるか」と、金額にばかり目が向いてしまうことがあります。いくら高額でも、やりたくない仕事を副業にするのは苦痛です。副業そのものがストレスとなり、本業に悪影響を及ぼす可能性もあります。
一方、好きなことや得意なことなら、楽しみながら取り組むことができます。余計なストレスを感じない分、やりがいを持ちながら長く働けるでしょう。
スキルアップにつながるものを選ぶ
副業では、スキルアップできるものを選ぶことも大切です。そのためには、なりたい将来を想定し、どんなスキルを身につけておくべきかしっかり考える必要があります。
「スキルアップできる」という意識が副業にやりがい与えて、モチベーションを保ちながら取り組めます。
まとめ
会社員の副業は、本業に悪影響が出ない範囲で行うことが重要です。そのため、収入面ばかり気にせず、楽しさや、やりがいを重視することをおすすめします。
紹介した3つの副業は、いずれも手軽かつ短時間で始めやすいものばかりです。自身のライフスタイルや今後を考えて、やりやすいものからはじめてみてはいかがでしょうか。