Offers導入のきっかけは人事仲間から。ペイミーが複業人材を積極採用する理由とは?

2021年5月にOffers導入し、情シスとデータ分析系のハイスキル人材の採用に成功したペイミー。そんな同社では経営陣が交代したばかりの第二創業期を迎えており、今後はプロダクト開発をさらに積極的に推進していくとのこと。今回はOffers導入の背景やエンジニア組織体制、今後のプロダクト開発における方針を同社取締役の関根氏に伺った。

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Offers導入のきっかけは人事仲間から

まずはOffersを導入されたきっかけを教えてください。

他社人事からの紹介です。CTO候補になるリードエンジニアの採用方法を相談したとき、「Offersはハイスキルのエンジニアがたくさん登録していて、返信率もかなり高い」という話を聞き、Offersに興味を持ちました。

それに弊社でもいきなりの正社員採用ではなく、まずは複業(業務委託)として迎え、ゆくゆくは正社員化を検討していただきたいと考えていたので、Offersはぴったりそうだと感じました。

複業(業務委託)を経ての正社員化が、御社のスタンダードになるのでしょうか?

いえ、実は今回が初の試みです。いきなりの正社員採用は嬉しいのですが、ハイスキルなエンジニア採用は非常に競争率が激しく、採用方法は常に工夫する必要があります。

また、コロナ市況の中、今後の市場環境がどのように変化していくか見えにくい時代でもありますので、候補者にとっても複業(業務委託)でペイミーのことを十分に知っていただいた後に、正社員を検討していただく方がベストであると考えました。

技術顧問と共に採用推進

御社のエンジニア組織についても教えていただけますか?

ちょっと特殊なケースかもしれませんが、正社員が1名で、残り7名が業務委託です。日々のコミュニケーションはSlackでテキスト中心ですが、毎日15分程度の朝会を実施しています。年齢は20代〜30代が多く、お金の困りごとを解決したいと考えているメンバーが多いです。

エンジニア正社員が1名だけですと、採用と開発の両立が大変では?

正社員のエンジニアにはできるだけ開発に集中してもらっていて、採用面に関しては「技術顧問」に依頼しています。具体的には、採用要件やJD作成、面談まで含め顧問に入っていただき、最終的な相性は正社員のエンジニアに判断してもらっています。

技術顧問はどんな方なのですか?

大手事業会社、上場前のベンチャー企業での経験を経て、スタートアップのCTO、ミドルベンチャーでのCTOをご経験、現在は独立されています。フェーズや事業領域を広く理解されていることから、候補者の方のスキルセットを迅速に把握し、Paymeではどんな業務内容をご依頼するのかを的確に提示いただけています。

まだまだエンジニア採用経験が浅い組織なので、初回の面談から入っていただき、ミスマッチが起きないようにご協力いただいています。

当初と異なるポジションの人材をOffersで採用

今回Offersで採用成功できた方を教えてください。

Offers導入時は、将来のCTOとなるリードエンジニアを募集しようとスカウト配信や面談など進めていたのですが、同時に進めていたエージェント経由で先んじてそのポジションが採用できました。

そこで、リードエンジニアに次いで採用ニーズが高かった情シスやデータ分析系の人材の採用をOffersで開始しました。

なるほど!ではまず情シスの方について教えてください。

本業はSIer勤務でAWS環境のSRE経験が豊富な方です。弊社のオフィス移転にあたって、オンプレからクラウドに移行するプロジェクトが立ち上がりまして、こちらをスポットで手伝っていただきました。

そのプロジェクトは完了したと思いますが、いかがでしたか?

コミュニケーションもすごく丁寧な方で、プラスアルファの提案をしてくださったり、技術顧問も含めて社内からの評価も高く、非常に満足しています。

当初はスポットだけの依頼だったのですが、プロジェクト完了後も、継続的に情シスまわりの依頼をさせていただいています。仕事ぶりが本当に期待値以上で、正社員としてうちに来て欲しいくらいですね!

データ分析系の人はどんな人でしょうか?

大手企業のデータ基盤グループでマネージャーをされている方です。超大規模データを本業で取り扱ってる方なので、弊社に興味を持っていただけるか不安だったのですが、面談をさせていただき、ペイミーにすごく興味を持っていただけました。

ただ、他社さんで複業が決まるかもしれないタイミングだったので、一時期ペンディングになったのですが、「その後いかがでしょうか?」と先方からご連絡をいただき、依頼させていただく流れになりました。

何かポジティブな印象があって、またお声掛けくださったんですね。

そうなんですよね、すごい嬉しかったです。ペイミーでもデータは経営の意思決定における重要な要素です。どの数字をどうやって抽出していくかなど、事業を成長させていく基盤をさらに強固にしていただくことを期待しています。

ちなみに面談ではどんなことを?

カジュアル面談の設定時に、候補者向け資料を事前共有するようにしています。

notionにプロダクト概要やミッション・ビジョン、組織図、開発環境、開発ロードマップなどが集約されている

あとはなるべく率直に実態を伝えるようにしています。いい会社だなと思っていただきたいので、社内事業を隠すことなく、人間味が出るような感じで、カジュアル面談をさせていただいています。

他社さんに比べて何か特別なことはしていないのですが、「雰囲気が柔らかくてよかったです!」みたいな感想は、面談していただいた候補者様からはよくいただいています。

スカウト返信率の高さと、UIの使いやすさ

Offersを使っての感想を教えてください。

登録者のプロフィールが充実していることと、反応率、返信率が高かったのが印象的でした。登録者の方の対応も雑な返信ではなく、返信が丁寧というか、誠実な方が多いように感じました

それに今回はハイクラスの人材に絞っていたのですが、これまでの採用媒体ではなかなか出会えない、もしくはスカウト返信すらいただけないような方とも面談できたのは嬉しかったです。

スカウト検索などの使い勝手はいかがでしたか?

私は非エンジニアなので、あまり技術的な詳しいところは分からないのですが、候補者のスキルがスコアリングされていたりするので、検索はしやすかったです。

Offers媒体資料より抜粋。各スキルが可視化されている

当初のリードエンジニア(CTO候補)の採用では、「Pythonにめちゃくちゃ詳しい方」が要件でした。

ただ、OffersのPythonスコア70以上の方になると、機械学習系に興味がある方が多いのが分かるので、私たちが求めてる要件とご本人の希望にズレがあることも分かりましたし、採用要件の変更をする参考にもさせていただきました。

あとは採用の進捗や歩留りの確認をしたいとき、管理ボードがすごく見やすいところにあったのは個人的にはすごく好きでした。

ペイミーは第二創業期、新たな取組みにもチャレンジ

最後に、今後のペイミーについて教えてください!

スマホ1つで、いつでも自分の給与を確認でき、好きなタイミングで給与を早めに受け取ることができるPaymeは、2021年4月時点で導入企業は700社・利用者数は14万人を突破しました。

そして2021年の初めには経営陣が交代し、現在は文字通り「第二創業期」というフェーズでして、今後はさらにプロダクトに力を入れて、どんどんアップデートさせていこうとしています。

【関連リンク】

新経営陣に突撃。第二創業の裏側と意気込みとは。

そしてPaymeは「給与即日払いサービス」という表面的な部分だけでなく、FintechやHRtechの側面もあるので、後は勤怠や給与まわりなど、お金に関わる領域にもどんどん伸ばしていくアップデートが多くなると思います。

もちろん、そこには複業・業務委託の方のさらなるサポートが必要ですし、これからも採用は強化していきたいと考えています。候補者の方にとっても、ペイミーの今のフェーズをがっつり関わっていけるのは、すごく面白いのではないでしょうか。

ありがとうございました。

インタビュー:佐藤剛史
編集:佐藤剛史

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