タイポグラフィー動画で勉強しよう。参考動画や作り方のまとめ

タイポグラフィーはさまざまな手法を使って文字列を表現する技術です。読みやすいWebサイトにも、目を引くブランドロゴにもその技術は使われています。タイポグラフィーを動画で学ぶメリットや、タイポグラフィー動画を作る方法について紹介します。

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タイポグラフィーについて知ろう

タイポグラフィーという言葉を耳にしたことがあるけど、実際にどういう意味なのか分からないという人は多いのではないでしょうか?まずはタイポグラフィーの意味と種類について解説します。

タイポグラフィーとは

タイポグラフィーには大きく分けて二つの意味があります。一つは美しい文字を読みやすく配置することです。例えば適切なフォントが読みやすい位置に配置されているWebサイトには、人の目を惹きつけるだけでなく、相手の理解を促す効果もあります。

もう一つの意味は文字をデザインとして扱う手法を指します。街中の看板や有名ブランドのロゴ、広告などによく使われる手法です。文字をアーティスティックに使用することで、人の印象に残りやすいという特徴があります。

タイポグラフィーの種類

タイポグラフィーは文字を読みやすくする、あるいはデザインとして使うという意味がありますが、その表現方法によって受ける印象は大きく変わります。

テキストに美しいフォントを使う、フォントサイズや色を変更する、文字間隔を整えるといった表現方法を使うタイポグラフィーはWebサイトなどによく用いられます。

これらの表現方法にプラスして、動画を使うタイポグラフィーをキネティックタイポグラフィーと呼びます。静的なタイポグラフィーに対し、動的なキネティックタイポグラフィーは、文字の持つイメージをより強く印象付けることが可能です。

タイポグラフィー動画を見て勉強しよう

優れたタイポグラフィー作品を見ることも、タイポグラフィーを勉強する上では欠かせません。特にタイポグラフィー動画には音楽やセリフがあるので、クリエイターのセンスをさまざまな角度から学ぶことができます。

原型とされるキネティックタイポグラフィー

キネティックタイポグラフィーの原型と言われているのは、1959年に製作されたアルフレッド・ヒッチコック監督の『北北西に進路を取れ』(原題: North by Northwest)です。

同作品のオープニングでは斜体の文字がアニメーションによって画面の上下から現れては消えるという手法が取られています。単純な方法ですが、この作品以降、キネティックタイポグラフィーの手法が映画やテレビCMなどに用いられるようになったと言われているのです。

フォントやイメージを学ぶ

YouTubeで『KineticTypography』と検索すれば、さまざまなキネティックタイポグラフィーを動画で見ることができます。

動画のメリットはアニメーションだけでなく、音楽やセリフも使えるところです。「なぜこのフォントを使っているのか」「アニメーションや音楽にはどのような意味があるのか」などと、よく分析しながら動画を視聴することで、イメージがつかみやすくなります。

文字列で緊張感を伝える

キネティックタイポグラフィーは単に文字をアニメーションさせるだけではありません。表現方法を工夫することで、さまざまな感情を文字列だけで伝えることができるといえるでしょう。

例えば、緊迫感のある音楽と、タイミングのピッタリ合ったフォントのアニメーションを組み合わせることで、緊張感を表現することも可能なのです。

タイポグラフィー動画の簡単な作り方

キネティックタイポグラフィーはビデオ編集ソフトで簡単に作ることができます。ビデオ編集ソフトには多くの種類がありますが、一般的な作り方について解説します。

文字配置やタイムラインへの配置

まずは、キネティックタイポグラフィーに使う文字列を文節ごとに分けます。

次にデザインソフトを使って、文字の配置を決めていきましょう。それぞれの文節を画面のどの位置に配置するか決めておくことで、最終イメージがつかみやすくなります。

文字の配置が決まったら、ビデオ編集ソフトのタイムラインに文章を配置していきます。どのタイミングで文字列を表示するかを考えながら配置することが重要です。

出力とカメラアングル設定

タイムラインに文字列を配置したら動画を出力します。このとき解像度を4Kに指定しておくと、次の編集作業で解像度が低下することを抑えられます。

出力した動画を再度ビデオ編集ソフトに取り込み、カメラアングルを設定します。カメラのアングルが少し変わるだけでも動画全体の印象が変わるため、何度もチェックと調整を繰り返し、クオリティを上げていきましょう。

まとめ

タイポグラフィーはさまざまな手法を用いて文字列を表現する技術です。習得することができれば、Webサイトやロゴ、動画の製作など幅広い分野での活躍が期待できます。

アートやデザインに興味があれば、チャレンジしてみる価値のある技術だと言えるでしょう。


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