プログラマーの副業事情
収入の安定やスキルアップ、キャリアアップを目指して、副業を始めるプログラマーが増えているのが現状です。まずはプログラマーの副業事情に関して、業界全体の状況を確認しておきましょう。
柔軟な働き方を選択するプログラマーが増加中
パーソルキャリアの調査によると、IT関連のエンジニアの副業経験率は約40%となっており、主に収入アップや自分の能力を試すことを目的として副業を始める人が多くなっています。
特に近年は、コロナ禍をきっかけに新しく副業を始める人が多く、全体の約24％がコロナ禍による在宅ワークやテレワークなどの増加をきっかけに副業をスタートしています。
また、土日のみ副業をしていたり、副業をきっかけにフリーランスとして独立したりするなど、より柔軟な働き方を選択するプログラマーが増加中です。
出典：ITエンジニアの「副業のリアル」調査レポート｜TECH Street (テックストリート)
プログラマーが副業を始めるメリット
プログラマーが副業を始める主なメリットとしては、いくつか挙げられます。人によって副業を始める理由はさまざまですが、収入の増加やキャリアアップを目指すケースが多い傾向です。
得意分野で収入を得られる
自らの専門分野で収入を伸ばせるのが、エンジニアが副業を始める大きなメリットです。他の業種に比べて専門性が高いため案件数が多く、安定的に仕事を獲得できるのが特徴で、平日の夜間や週末など、自分で時間を選んで自由に仕事ができるのも魅力でしょう。
本業以外の収入を得られるので、生活をより安定させたい人や、将来のためのお金を貯めておきたい人などにおすすめです。
他の職種より報酬が高め
他の職種に比べて案件の報酬が高めなのも、エンジニアが有利な点といえるでしょう。多くの副業案件はスキルのない人でもこなせるもので、どうしても単価が低めになってしまいます。
一方エンジニアの副業案件は、プログラミングのスキルなど専門技能が求められるため、誰でもこなせるわけではありません。そのため、当然ながら報酬単価も高くなります。本業と遜色ない報酬を得られる案件も多いため、十分なスキルを有するエンジニアにとっては、魅力的な収入源となるでしょう。
スキルアップやキャリアアップに役立つ
案件をこなしながら、スキルアップやキャリアアップに役立つ実績を得られるのも、副業のメリットの一つです。本業ではなかなか請けられない仕事も多いので、自分のスキルの幅を広げたり、未知の領域にチャレンジしたりすることで、市場価値を高められます。
収入よりも、自らのキャリアにプラスになる点を理由に、副業をスタートするプログラマーも少なくありません。副業を通じて人脈を広げられるのもメリットといえるでしょう。
フリーランスとして独立できる可能性がある
副業を通じてプログラマーとしてのスキルを伸ばせれば、将来的にフリーランスとして独立できる可能性も出てきます。特に独立志向の強いプログラマーの場合、副業をきっかけに会社を興す人も珍しくありません。
プログラマーとして案件をこなすスキル以外にも、副業では自らの責任でスケジュールを立てて仕事をする技術が求められます。独立に必要なマネジメントスキルを伸ばしたり、他のプログラマーに案件をアサインする経験を積んだりすることもできるでしょう。
独立後も、副業案件を受託していたクライアントから、引き続き仕事を依頼される可能性もあります。いきなり会社を辞めて独立するよりも、収入面で安定しやすいのも特徴です。
プログラマーの副業はどれぐらい稼げる？
プログラマーの副業は、実際どれぐらい稼げるものなのでしょうか？人によって副業の収入は異なりますが、ここでは全体の傾向を押さえておきましょう。平均値を知ることで、副業すべきかどうかを判断する基準にもなるはずです。
案件によって報酬は異なる
副業からの収入は、獲得する案件や働き方によって異なります。高単価の案件を請けられる技能を有していれば、本業と遜色ない収入を得られる可能性もあるでしょう。一方、低い単価の案件しか請けられないならば、月に数千円～数万円の収入にとどまるケースも珍しくありません。
全体の平均を見ると、土日など週に2日程度、副業で働く人の場合、月収は10万～30万円程度が多い傾向です。週に3日以上の勤務で高単価の案件をこなせるプログラマーの場合、月収50万円を超えるケースもあります。獲得できる案件や働き方により、収入額に大きな差が出るのです。
副業案件として、どんなものがある？
プログラマーの副業案件としては、どのような仕事が多いのでしょうか？細かい内容の違いはありますが、代表的なものとして以下が挙げられます。
アプリケーションの開発
プログラマーの副業として、ゲームやスマホのアプリ開発の案件が豊富にあります。自らアプリを開発して収入を得ている人もいますが、企業がフリーランスや副業従事者にアプリ開発を依頼するケースは珍しくありません。
特にスマホアプリの案件は数が多く、報酬も高めなのが特徴です。スマホアプリ市場が右肩上がりに拡大しており、多くの企業がアプリ市場に参入しているため、相応のスキルを有するプログラマーは案件を見つけやすい状況になっています。
Webサイトの制作
Webサイトの制作も、プログラマーの副業として候補に挙がります。HTMLやCSSをはじめ、Web制作に使用する言語はプログラム言語としては難易度が低めで、さらにWebサービスの開発になると単価も高くなるケースが多いでしょう。
未経験から始められる副業案件も多いので、初めて副業として案件を受託する上でもWeb制作関連のものはおすすめです。
業務システムの開発
企業の業務システムの開発案件も多い傾向です。CRMやSFAなど、企業の営業・マーケティングを支えるシステムの開発をはじめ、運用のコンサルティング案件も少なくありません。
システム開発の経験が十分にあるプログラマーならば、設計から運用まで一貫して請け負うことも不可能ではないでしょう。プロジェクトマネージャーとして活躍する道もあります。使用するプログラミング言語によって、案件単価は異なります。
ライティング案件
プログラミング関連のWeb記事を執筆する案件も多々見られます。プログラマーとして、一般のライターでは書けない専門的な記事を作成できるので、ほとんどのライティング案件よりも高単価で請けられるでしょう。
システム開発やWebサービスの開発・運用に比べれば収入は低くなってしまいますが、同時に複数の案件を請ければ相応の収入になるはずです。
プログラミングスクールの講師
それまで培ってきたプログラミングの知識を生かして、スクールの講師をする副業もあります。業界全体のエンジニア不足の影響で、プログラミングスクールの数も増え続けているため、講師の需要も高まっている状況です。
毎週決まった時間に稼働しなければいけませんが、実務経験が浅くても担当できる場合もあるので、初めて副業に挑戦するプログラマーにもおすすめです。半年～1年間にわたって講義を担当する案件も多いので、安定した収入につながるでしょう。
プログラマーの副業案件の探し方
次に、プログラマーの副業案件の探し方を解説します。人によって案件の見つけ方はさまざまですが、以下の方法で仕事を探す人が多い傾向です。経験や実績によっておすすめの探し方は異なるので、自分のレベルに合った方法を選択しましょう。
クラウドソーシングを活用する
仕事を探している人と、副業従事者やフリーランスに仕事をしてほしい人を結びつけるクラウドソーシングを利用して、案件を探す方法があります。簡単なWebサイトの作成から、高度な専門知識が必要なシステム開発案件まで、幅広く探せるのが特徴です。
さらに、スキルシートやポートフォリオを作成して、クラウドソーシングのマイページに登録しておけば、企業側からアプローチされる場合もあります。クラウドソーシングは経験の浅いプログラマーにおすすめで、未経験からでも請けられる案件も豊富です。
副業エージェントに登録する
副業エージェントやフリーランスエージェントに登録して、案件を紹介してもらうのも有効です。おのおのの経験やスキルに応じた案件を紹介してもらえるので、自分で仕事を探す手間や時間を省けるというメリットがあります。
事前に希望する案件や働き方をエージェントに伝えておけば、自分に合った案件を紹介してもらえるでしょう。
ただし、プログラマーとして副業案件をこなすのに十分な経験やスキルがないと、案件自体を紹介してもらえない可能性もあります。その場合は、クラウドソーシングサイトなどで未経験でもできる案件を探して、実績を積む必要があるでしょう。
自分で営業して案件を獲得する
企業に自ら営業したり、SNSなどを使って案件を探したりするなど、自分で積極的に仕事を獲得しにいく方法もあります。営業力や交渉力が必要ですが、エージェントやクラウドソーシングを介して案件を得るよりも、自分に有利な状況で仕事ができる可能性があります。
クライアントから信頼を得られれば、継続して仕事を受託できる場合もあるでしょう。SNSで人材を募集している企業も多いので、こちらも積極的な活用がおすすめです。
知人・友人の紹介を利用する
プログラマーの知人や友人から紹介してもらうのもよいでしょう。エンジニアやプログラマーは慢性的な人手不足のため、さばききれない案件を回してもらえる可能性もあります。また、所属企業からの許可は必要ではあるものの、本業の取引先から案件を紹介してもらう方法も有効です。
所属企業と競合関係にならないように注意しつつ、うまくツテを利用しましょう。すでに信頼関係が構築されている相手からの紹介であれば、スムーズに案件が決まりやすいといえます。
副業で必要になるスキルは？
プログラマーとして副業をしていくには、専門的な知識が要求されます。さらに、自ら案件を獲得し、計画的に仕事を進めるために、以下のスキルを身に付ける必要があるでしょう。
開発言語の知識とスキル
ソフトウェアやアプリケーションの開発に必要な言語の知識とスキルは、プログラマーならば当然身に付けていなければいけません。案件によって求められる言語は変わるので、自分の得意な言語でカバーできる仕事を探す必要があります。
主要なプログラミング言語としては、Webサイトの開発はHTMLやCSS、JavaScript、アプリの開発ならばJavaやRubyなどが挙げられるでしょう。近年はAI（人工知能）の開発に使われるPythonも注目されています。
コミュニケーションスキル
プログラミングの副業案件を進めるには、コミュニケーションスキルも必要です。個人で仕事を請ける場合もクライアントとのやり取りが必要なのに加えて、副業に従事しているプログラマーやフリーランス同士で連携し、チームで開発プロジェクトを推進する場合もあります。
円滑にプロジェクトを進めるには、チーム内で認識のそごを起こさない工夫が必要です。各人が十分なコミュニケーションスキルを有していれば、報告・連絡・相談もスムーズになるため、連携して業務をこなせるでしょう。
営業力・提案力
自ら案件を獲得して副業を続けるには、営業力や提案力が求められます。十分な営業力があれば、自ら高単価の案件を獲得しやすくなるでしょう。相応の提案力を有していれば、既存の案件の延長でさらに仕事を得られたり、より報酬の高い案件を依頼されたりする可能性があります。
副業やフリーランスの仕事は、案件を獲得する力が収入に直結するので、クライアントに有効にアプローチする術を身に付けておきましょう。
副業で人気のあるプログラミング言語
続いて、副業で人気のあるプログラミング言語を紹介します。人気のある言語はそれだけ案件数も多いので、身に付けることで獲得できる仕事の幅が広がります。
Java
Javaは、業務システムやアプリケーションの開発に使われる代表的なプログラミング言語で、Googleが開発に使用している三大言語の一つとされています。汎用性が高くさまざまな開発案件に活用されているので、身に付けておくと副業でも多くの案件をこなせるようになるでしょう。
ただし、他の言語に比べてコードが複雑で言語以外の知識も求められるため、未経験者には若干ハードルが高い言語でもあります。
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PHP
PHPはサーバーサイドの代表的な言語です。Webサイトの問い合わせフォームや検索機能、掲示板やSNSなど、さまざまなサービスが開発でき、Web開発の分野では非常に汎用性の高い言語として知られています。
さらに、各種Webアプリケーションの開発にも使われるので、Web分野で副業案件の獲得を考えているプログラマーは、習得を検討するとよいでしょう。
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Python
Pythonは近年、特に注目されているプログラミング言語で、機械学習や高度なデータ分析に用いられています。AIの開発やIoTの領域でも主要言語として使われており、Pythonを使いこなせるエンジニアの人材ニーズはかなり高まっている状況です。
ライブラリが豊富なのが特徴で、初心者でも学習しやすいのも魅力でしょう。将来性が高いので、これからプログラミング言語を学ぶ人にもおすすめできます。
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HTML・CSS・JavaScript
HTMLとCSS、JavaScriptは、Webサイトの制作に欠かせない言語です。初心者でも学びやすいのが特徴で、他の言語に精通しているプログラマーならば、新たに習得するのも苦にはならないでしょう。Webページの見た目や挙動を設定するための言語で、副業の案件も多数あります。
さらに、PHPをはじめとしたサーバーサイドの言語と組み合わせることで、フロントエンドからバックエンドまで、Webサービスを一貫して開発できるようになり、受注可能な案件が増えるでしょう。
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副業で安定した収入を得るためのポイント
プログラマーが副業で安定した収入を得るためのポイントを解説します。以下の点を意識しながら案件を探すことで、安定した収入につながるでしょう。
収入の目標を立てる
副業を始めるにあたって、まずは収入の目標を定めましょう。どのぐらいの収入を得たいのか、週にどれぐらい稼働できるのかを考える必要があります。
目標額を具体的に決めることにより、どういった案件を獲得していくべきか明らかになるでしょう。自分の将来のキャリアや希望する収入を見据えた上で、長期的な視点で目標を立てることが大事です。
一つの案件に依存しない
安定した収入を得るためには、複数の案件を確保し、バランスよくこなすようにしましょう。限られた案件のみに依存していると、それがなくなった際に収入が大きく減少してしまいます。
常にさまざまな仕事を担当できるようにしておけば、急に案件がなくなった際にも別の仕事で補えます。収入源は複数確保しておくという意識が重要です。株式や債券のように、案件をポートフォリオのように管理すれば、収入のリスクヘッジになります。
自分のキャパシティを把握する
フリーランスとして活動しているプログラマーは別ですが、企業に勤めながら副業プログラマーとして活動する人は、本業と副業のバランスを取る必要があります。
本業と副業を同時にこなすとなると、どうしても仕事のペース配分や時間配分が難しくなってしまうでしょう。実際、働きすぎて身体を壊してしまう人も少なくないので、自分のキャパシティをしっかりと把握し、その範囲で副業をこなすことが大事です。
いきなり案件を詰め込みすぎないように、初めのうちは週に5～6時間程度の稼働にとどめておくとよいでしょう。
副業を始める際に準備することは？
プログラマーに限らず、新たに副業を始める際には、業務効率を高めるための工夫が必要です。在宅ワークをする場合は特に、仕事とプライベートが混同されてしまう可能性があるので、業務をこなすための環境作りが重要といえます。
落ち着いて作業できる環境を作る
落ち着いて作業ができる環境は、仕事の生産性を大きく向上させます。副業を開始する前に、自分なりに作業に集中できる環境を整えておきましょう。仕事とプライベートをしっかりと分けることが大事です。
レンタルオフィスやコワーキングスペースなどを利用するのもよいでしょう。月額数千円程度で利用できる施設もあります。
プログラマーの場合、基本となるパソコン設備とインターネット環境に加えて、オンラインでミーティングをするならば、Webカメラやマイクも必要になるでしょう。本業のオフィス環境と変わらない空間を作っておくと、仕事とプライベートの切り替えもしやすくなります。
スキルシートやポートフォリオを作成する
スムーズに案件を獲得できるように、スキルシートやポートフォリオを作成しておきましょう。クライアントとの面談の際に、自分のスキルやこれまで携わってきた案件をプレゼンできれば、仕事を得られる可能性が高まります。
特にエンジニアの場合は、ポートフォリオを確認して仕事を依頼するクライアントが多いので、これまでの実績をアピールできる資料を作成しておきましょう。
副業エージェントやクラウドソーシングサイトを利用する場合は、登録の際にポートフォリオの提出が求められる場合も多くあります。自分のWebサイトを作成して、そこでポートフォリオを公開しているエンジニアやプログラマーも少なくありません。
副業を始める際の注意点
副業を始める際には、これまで説明してきたポイントを意識しながら、入念に準備を進める必要があります。それに加えて、後からトラブルにならないために以下の点にも留意しましょう。
所属企業から許可を得ておく
企業によっては、社員の副業を禁止している場合もあるので、事前に必ず副業の可否を所属企業に確認しておきましょう。公式に禁止されていなかったとしても、事前に副業の許可を得ておくことをおすすめします。
企業が正式に発表していなかったとしても、暗黙の了解や不文律などで、周囲から不興を買ってしまう可能性もあります。たとえ隠れて副業をしていても、確定申告の際に露見してしまう場合もあるので、事前に所属企業の許可を取っておくに越したことはありません。
税金について知っておく
副業で一定の収入を得ると、確定申告が必要になります。会社員の場合、これまで一度も確定申告をしたことのない人も多いでしょう。給与所得は原則として企業が年末調整をしてくれるため、会社員は自ら申告をする必要がありません。
しかし、副業で給与所得以外の収入を得た場合、それが年間20万円を超えると確定申告が義務になります。副業を続ける限り毎年申告が必要になる人がほとんどなので、経費の計算をはじめ、確定申告のやり方をしっかりと理解しておきましょう。
本業とのバランスを調整する
副業にのめり込むあまり、本業がおろそかにならないように気を付けましょう。自分の許容量を超えて仕事を続けてしまうと、本業のパフォーマンスが下がるだけでなく、健康にも悪影響を与えます。
副業は土日をはじめ、本業が休みの日に取り組む人が多いはずです。定期的に十分な休息を取らなければ、どちらの仕事も満足な結果を出せなくなってしまう可能性があります。受託する案件の量や難易度をうまく調整しながら、少し余裕を持てるぐらいのペースで副業に取り組むようにしましょう。
経験が浅くても副業は可能？
ここまでプログラマーが副業をする際のポイントを解説してきましたが、プログラマーとしての経験が浅い人でも副業は可能でしょうか？結論からいえば、まったくの未経験者は難しいですが、プログラマーとしてある程度の仕事ができるならば、一度副業の案件を探してみることをおすすめします。
経験や知識を蓄えた方が有利
プログラマーに限らず、経験が豊富でスキルレベルが高いプログラマーの方が、より高額な案件を獲得しやすいのは確かです。しかし経験が浅くても、工夫次第で十分な収入を得ることは可能といえます。
プログラマーとしての仕事の経験がまったくない人は難しいですが、たとえ十分な経験がなくても、ある程度の知識があればこなせる案件も多数あります。まずは自分のレベルに合ったものからスタートしてみましょう。
副業のマッチングサイトやクラウドソーシングなどを利用しながら、徐々に経験と実績を積んでいけば、新人のプログラマーでも獲得できる案件の幅が広がるはずです。
未経験からでも請けられる案件を探す
プログラマーとしての経験が浅い人が副業案件を探すには、まずは未経験でも請けられるものを選択するのがおすすめです。
簡単なWeb制作やライティング案件などは、プログラマーとしての知識があればこなせるものも多いので、未経験可の案件を根気強く探してみましょう。大手のマッチングサイトなどを探せば、意外に早く見つかるはずです。
そこから経験と実績を積んでいけば、高額な案件も請けられるようになるでしょう。簡単な案件をこなしながら、プログラマーとしてのスキルを上げていく努力が求められます。実績を証明するためのポートフォリオも制作しておきましょう。
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まとめ
プログラマーの副業事情や副業を始めるメリット、案件の探し方を紹介しました。高度なIT人材が日本中で不足している中、収入アップやキャリアアップを狙って副業を始めるプログラマーが増えています。
他の職種に比べて専門性が高く需要があるため、経験やスキル次第では高収入を狙えるでしょう。将来的にフリーランスとして独立したり、起業したりすることも可能です。
Webサイトやアプリの開発などの案件が多く、企業の大規模な業務システムの開発者が募集されているケースもあります。経験が浅い人はクラウドソーシングサイトがおすすめで、十分な経験・実績がある人は副業エージェントを利用するのがよいでしょう。
副業を始める際には、所属している企業に副業の可否をしっかりと確認し、本業とのバランスを取ることが重要です。入念な準備をした上で、案件の獲得に臨みましょう。