【Unity&バックエンド採用】Offersコンシェルジュを活用し、VPoE業務に集中できた恩恵とは

幼児や小学生の家庭学習の必要性が求められている今、企業や団体がICTを活用した学習コンテンツの開発に注目している。ファンタムスティックは子ども用の学習アプリやデジタル教育コンテンツの開発に強みを持っているが、コロナ禍による社会ニーズに対応するためには短期間での採用が必須条件だった。そこで今回は同社の採用における考え方、そして「Offersコンシェルジュ」を活用した背景について、VPoE菅氏に話を伺った。

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複業採用はあらゆる面でバランスが良い

まずは御社や菅さんについて教えてください。

ファンタムスティックは2010年に設立し、今年で10年目を迎えた会社です。事業は子ども向けの知育アプリの開発や学習サービスの開発、受託開発を行っており、社員の構成は1/3が正社員、それ以外は業務委託と派遣社員の方です。私は6年前にエンジニアとしてジョインし、3年前にVPoEに就任しました。

菅さんがエンジニア採用をはじめたのはVPoE就任後からでしょうか?

それくらいの時期だったと思います。当時はコアメンバー採用が前提でしたので、正社員のみ採用していました。採用媒体を使ってダイレクト・リクルーティングをしたりなど、正攻法のやり方をしていましたね。

正社員以外の採用活動はいつ頃から始められたのでしょうか?

1〜2年ぐらい前だったと思います。やはり正社員でスキルの高い人を採用するとなると、ダイレクト・リクルーティングのためにリストを作成したり、スカウトメールを一通ずつ作成・送信したりなど、相当な労力が必要なわけですよね。

それで派遣エンジニアを募集していた時期もあったのですが、こちらが派遣会社にお金を払っても、働いてくれている当人にはそれが全額渡る訳ではないですし、僕としては納得がいかなかったんです。

それで採用コストや求めるスキル、人物像的にバランスが良いのは何だろう.....と考えたときに、ふと「複業やフリーランスの方を採用した方が良いのでは?」と思ったのがきっかけです。

現在も複業人材を積極的に採用している背景について教えください。

コロナ禍によって受託案件(BtoB)の需要が増加していることですね。全国の子どもたちが学校に行けない状況が続いたことで、教育業界全体がICT教育により力を注ぎはじめてきました。

弊社ではこの分野で知育アプリ開発の実績がありますし、ARに関する動きをメディアに取り上げられる機会があったので、教育業界の各企業の目に触れる機会が増えてきたと思います。受託案件(BtoB)の売上は1〜2年前と比較すると、5倍にもなりました。

それはすごい!

ただ、この特需に対応するため正社員を採用するのは、入社までのリードタイムも長くなってしまいますし、経営的にもリスクが高いと思うんです。その点、複業であれば採用までのリードタイムも短く、「お互い合えば続ければいい」というスタンスですぐに進められるのは大きなアドバンテージですよね。

コンシェルジュが採用活動を全面サポート

「Offers」を導入された経緯を教えていただけますか?

端的に言うと、コンシェルジュが採用活動をサポートしてくれる「Offersコンシェルジュ」というサービスがあったからです。

以前は候補者を探すとき、2週間ほど時間を取って集中的に採用活動をしていたのですが、さすがに今は2週間も業務から離れることができないので、採用活動にかかる時間をなんとか削れないかと考えてたんです。

そこでいろんな方に相談をしていた際、「Offers」を紹介してもらって、「なんかおもしろそう!」と思ったのがきっかけではじめました。

「Offersコンシェルジュ」にはどんなことを依頼していますか?

主に候補者のリストアップをしてもらってます。コンシェルジュに「社内にこんなプロジェクトがある」「こんなスキルセットの方が欲しい」といったことを伝え、それを元にコンシェルジュに探してもらってます。

あと、スカウト文面のたたきも作ってもらってます。文面をゼロから作るのって時間がかかるので、すごく助かってます。他にも面談日の調整など、できる限りコンシェルジュに巻き取ってもらっています。

「Offersコンシェルジュ」を利用して良かったのはどんな点でしょうか?

VPoEとして本来やるべき業務に集中できていることでしょうか。先ほどの繰り返しになりますが、採用活動をする際、通常業務の時間を削らなければなりません。ところがその採用活動のネガティブな面をコンシェルジュが代行してくれるので、本当にありがたいですね。

それに「Offersコンシェルジュ」の利用料金が、採用者の年収ベースではなく、コンシェルジュの稼働時間ベースで決定されるのは良いと思いました。年収ベースだと、採用する方のスキルに比例して報酬が上がるので、そこは気にせず採用を検討できるのは良いと思います。

導入2週間で1人採用、1ヶ月以内に稼働開始

すでに採用実績があると事前に伺っていますが、具体的にどんな方を採用できたのでしょうか?

Unityエンジニアとバックエンドのエンジニアの計2名です。

Unityエンジニアは31歳のフリーランスの方なのですが、ゲームの開発など豊富な経験の持ち主でした。「Offers」の利用開始したのが2020年5月中旬ですが、2週間後には採用決定し、その1週間後くらいには、受託案件(BtoB)に参加していただきました。

バックエンドのエンジニアはその後に採用できました。この方は25歳という若さなのですが、誰もが知るメガベンチャーに在籍されていて、GO言語とインフラに関する知識は、私を含め社内の誰よりも間違いなく詳しいと感じました。

面接はオンラインのみで完結したのでしょうか?

そうですね、全てオンラインのみで完結しています。私もずっとリモートワークしていますし、オンラインでのコミュニケーションにも特に不自由さは感じていません。

面接で何か工夫はされているのでしょうか?

いえ、特別なことは何もしていないと思います。候補者の方の経歴やスキルの確認、実際にお任せしたい業務内容などを一通り説明させていただくなど、いわゆる普通の面接だと思います。

ただ他社と異なる点としては、面接の最後に雑談を30分くらいすることですかね。私はゲームが好きなので、候補者の方がゲーム好きであれば最近プレイしているゲームの話などして、ビジネス以外の人間的なコミュニケーションも大切にしています。

やはり複業とはいえ、互いに仕事を進めていく仲間になるので、そこは大事にしていきたいですね。そして最後に弊社で稼働してくれることが口頭合意できた際には、その場ですぐにクラウドサインで締結するようにもしています(笑)

その場でクラウドサインを送ることでスピード採用が実現できているんですね!複業の方を採用するメリットはどのようにお考えでしょうか?

やはり正社員採用に比べて、稼働までの期間が圧倒的に短いことですね。まずは試しにやってみて、その後はお互いに都合が悪ければ契約終了できますし、お互いもっと一緒にやりたければ稼働時間を増やすなどの広がりがありますよね。その第一歩を踏みやすいのはメリットとして大きいなと。

相互理解を経て、稼働日数を拡大

実際、複業で入られた方の稼働が増えた事例はあるのでしょうか?

先ほどお話したUnityのエンジニアがまさにそうです。この方は最初、受託案件(BtoB)を依頼させていただいたのですが、当初は週2日の稼働でした。この案件が終盤になってきたとき、自社オリジナルアプリの開発プロジェクトが動き始めたんです。

このプロジェクトのフロントもUnityだったことと、この方の実際の働きぶりを見て「もっと依頼したい!」と思って相談したら即OKいただき、今は週4日で稼働してもらっています。

このようにまずはお試し的な感覚で仕事を一緒に進め、相互理解などをしながら稼働時間を拡大していけるのは、複業採用ならではの魅力なんじゃないかと思います。

稼働時間の拡大は、最初から想定していたのでしょうか?

いえ、結果的に週4日に拡大したという表現が正しいと思います。

最初の面接では、スキルは問題ないように思えましたし、ご本人も「できます」と言ってくれたので、早々にアサインする必要があった受託案件(BtoB)を依頼させていただいたんです。これで弊社のことも知ってもらい、その後のことはあとで考えるでも良いのかなと(笑)

それで受託案件(BtoB)での働きぶりを見て、スキルの確認や仕事に対する向き合い方など、面談では把握できないことを知ることができ、「この人なら任せられる!」という確信に変わったんです。

それにコンシェルジュのおかげで採用工数を削ることができたので、リアルタイムでこの方の働きぶりを把握できたのも良かったと思います。採用活動にどっぷりと時間を使っていたら、もしかしたらここまでの確信を得ることができなかったかもしれません。

最後に、今後の御社の採用に対するスタンスを教えてください。

今は複業の割合が多くなってきてるので、マネジメントする正社員を増やしていきたいという思いはあります。とはいえ、スキルが高い方を正社員として採用するには、いろんな高いハードルがあると思うので、当面は複業の採用が先決かなと考えています。

ちなみに、複業やフリーランスの方でハイスキルな方を採用する目的は、人員不足を解決するためなのですが、実はもう一つ目的があるんですよ。

もう一つの目的ですか?

はい。それは、社内の技術力向上です。

例えば、複業の方に書いてもらったコードを、社内のエンジニアにレビューしていただいているんです。「とても良い!」「良いけど、ここは懸念がある」などの判断をする訓練をすることで、社内エンジニアの成長にも繋げていきたいと考えています。

当然、自分たちよりもスキルが高ければ吸収していきますし、同時に複業の方の稼働状況も管理することでマネジメントスキルも向上させています。今後も正社員と複業、フリーランスのバランスはしっかりと考えつつ、採用を進めていきたいですね。

インタビュー:佐藤剛史
執筆:讃岐勇哉
編集:佐藤剛史

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