バナーデザインの相場は?クラウドソーシングの活用がオススメ

クラウドソーシングを活用して、バナーデザインを手がける人も増えています。副業としてバナーデザインを手がけた場合、相場はどのくらいなのでしょうか。クラウドソーシングを利用するメリットや、デザインスキルを上げる方法について考察します。

バナーデザインは副業向き

バナー(banner)とは、直訳すると『旗、のぼり』といった意味です。バナー画像をクリックすることでほかのページやWebサイトに移動するため、Web上の『道しるべ』に例えられることもあります。

バナーデザインはある程度のデザイン知識があれば取り組めるため、スポット的な副業と好相性です。「やってみたいけれど、伝手も実績も無い」という人は、クラウドソーシングを活用するとよいでしょう。

クラウドソーシングでは、バナーデザインの募集案件はバリエーションが多く、探せば『未経験者可』の案件も見つかります。クライアントの条件と自身の希望が合えば、すぐにでも仕事を始められるのは、大きなメリットです。

『副業向き』と言われるバナーデザインのメリットを紹介します。

案件が豊富

バナーデザインが副業向きといわれる理由の一つは、案件が豊富だということです。

近年はスマホの普及などにより、インターネットを利用する人が爆発的に増えてきました。

自社の宣伝やブランディングを行いたい企業にとってWebマーケティングは必須となり、マーケティングツールの一つであるバナーの需要も高まっているのです。

稼働時間に合わせて案件を選べる

バナーのデザイン案件は種類が多く、自身の稼働時間に適したものを選択できます。簡単に作成できるものなら隙間時間で作成可能なため、時間のやりくりは容易でしょう。

クラウドソーシングを使えば、時間に余裕があれば件数を増やし、本業が忙しい時は件数を減らすなどが可能です。本業への負担なく案件を請けられるのは、案件豊富なバナーデザインならではのメリットといえるでしょう。

短時間で作成できるものもある

バナーに入れる要素が決まっている場合は、バナーデザインにさほど時間はかかりません。

例えば、クライアントがテキストや画像を用意している場合、デザイナーはレイアウトを考えればよいだけです。Webデザインスキルのある人なら、容易に作成できるでしょう。

バナーデザインの募集には、デザイナーが一から作っていく場合があれば、細かい設定まで決まっている場合もあります。案件の内容はバラエティに富んでいるため、自身の体調やタイムスケジュールを考慮して、やりやすいものを選びましょう。

バナーデザインの相場

クラウドソーシング上には多くのバナーデザイン案件がありますが、難易度や規模によって報酬は様々です。

副業としてバナーデザインを請けた場合、どの程度の報酬が見込めるのでしょうか。

1案件あたり数千円から

クラウドソーシングで探した場合、バナーデザインの相場は一案件あたり数千円~数万円と広範囲にわたります。これは前述したように、案件によって工程数に差があるためです。

同じような案件でも、クライアントが資料や素材を提供する場合は、デザイナーの負担はごくわずかです。他方で、デザイナーにすべて丸投げされている場合は、デザイナーの負担は大きくなります。

デザイン報酬では、こうした負担が料金にダイレクトに反映されるのが一般的です。報酬額が高額なほど、デザイナーに求められる工程やスキルが高くなるケースが多いため、高額案件でも「割に合わない」と感じることもあるでしょう。

コンペ形式は報酬が高い

クラウドソーシング案件と比較して、自治体や企業が主催するデザインコンペは報酬が高い印象です。相場としては、一件5000~5万円程度でしょう。

ただし、好条件の案件には応募が殺到するため、スキルや実績の無い人は受注しにくいかもしれません。案件受注には、競争相手の少なそうなコンペを選ぶ、条件・単価に縛られない選択が重要です。

また、コンペに勝つには、クライアントの好みや傾向を把握しておく必要があります。過去の受賞作品等をチェックして、十分な対策を練りましょう。

スキルアップの方法

バナーデザインに求められるのは『ユーザーにクリックさせること』です。センスのよさや見た目の美しさは必ずしも最重要項目ではないため、バナーデザインに特化したスキルや知識は必要でしょう。

質の高いバナーをデザインするには、どのようにスキルアップを図ればよいのでしょうか。

経験と実績を増やす

よいデザインを生み出すには、なるべく多くのバナーをデザインして、経験と実績を積むことが重要です。

バナーには決められたサイズや規格があります。バナーを載せる媒体ごとにガイドラインも異なるため、媒体に合せた仕様を選べなければなりません。さらに、バナー形式には横型、縦型、スクエア型など様々なタイプがあります。バナーの形によって視認性は異なるため、求められる形に合わせたレイアウトの選択が必要でしょう。

媒体や形式が違ってもベストなデザインができるのが、バナーデザイナーです。案件ごとに望ましいデザインができるようにするには、多くの媒体・形式を経験していくのが近道でしょう。

良いデザインを見て学ぶ

サイトに埋もれないインパクトや個性があるデザインは、実例を見て学ぶと効率的です。時間があれば多くのサイトを巡り、バナーデザインをチェックしてみましょう。

よいバナーデザインは、レイアウトが秀逸だったり、配色が印象深かったりと学ぶところが多いものです。業界や商品ごとのフォルダを作って保存し、いつでも見返せるようにしておいてはいかがでしょうか。

まとめ

インターネットの普及とともに需要が高まっているバナーは、デザイン募集の案件も豊富です。小さなものやシンプルなものは作成にかかる手間暇も少なく、ちょっとした副業には最適でしょう。

ただし、デザイン案件を請け負った場合の相場は、内容により異なります。好条件の案件もありますが、実績やスキルが無いと受注は困難かもしれません。まずは低単価でもバナーデザインの数をこなすことに注力し、実績を積むことが重要です。

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