フリーランスが多い職種はある?エンジニアなどIT系の割合が高め

フリーランスにはどんな職種があるのか、系統別にまとめました。また、どのような職種が多いのか、仕事の獲得経路にはどのようなものがあるのかも紹介しています。海外でも働きやすい職種や、需要が多い職種についても見てみましょう。

フリーランスの系統

フリーランスの系統は、主にクリエイティブ系・ビジネス系・職人系に分類されます。特に多いのはエンジニアやイラストレーター、デザイナーなどのクリエイティブ系です。

続いてコンサルタントなどのビジネス系、ハンドメイド作家や毛建築関係などの職人系が続きます。

クリエイティブ系

フリーランスの中で多くを占めるのが、デザイナー、イラストレーター、編集者など、何かを作り出すクリエイティブ系の職業です。特にIT系の仕事は、多くの企業で必要とされています。

イラストやデザインの作成、編集などができる場合、クリエイティブ系の仕事です。比較的、オフィスにいて作業を進める必要がないため、働く場所は自由です。

また、業務量や内容にもよりますが、働く時間も自分で自由に決められます。創作が主な作業のため、アイデアが出ないときには長時間労働になる可能性もあります。

ビジネス系

コンサルディング業務やエンジニア、ライターなど、ビジネス系の仕事もフリーランスが多い印象です。何らかのスキルや実績、経験が必要ですが、企業からの依頼も多数あります。

以前は企業に雇われていた人が多くいましたが、最近は自分で会社を立ち上げるなど、独立する人も増えています。ビジネス系のフリーランスになるには、まず社会経験を積んで何かのノウハウを掴むことが大切です。

特に、コンサルタントやスペシャリスト系のフリーランスの場合は、経験がものを言います。企業や個人から信用される肩書がなければ、なかなか依頼が回ってきません。

職人系

一人親方やハンドメイド作家、スタイリストなど、職人系のフリーランスもいます。1つのことに特化したスキルがあれば、職人系のフリーランスを目指せるでしょう。

職業によっては、会社勤めのあとに独立するケースも少なくありません。特に、スタイリストや美容師など、顧客と触れ合いながらスキルを高めていく職業などは、修行してから独立を考える人が大半です。

職人系のフリーランスは、何らかの才能や技術を持っている人が目指す業種が多いと言えるでしょう。

フリーランスに多い職種は?

フリーランスには、活躍の場が広い職種があります。エンジニアやデザイナーなどの、会社に属する必要がない業種です。

もちろん、他にもいろいろな業種がありますが、一般的に多いのはクリエイティブ系に属する職種です。必要とされる人数が多い分、活躍の場が広がります。

エンジニアやデザイナーの割合が高い

フリーランスの中で多い業種は、エンジニアとデザイナーです。エンジニアはIT系のプロジェクトを組むときに必要とされ、多くの仕事があります。

大企業の場合はエンジニアをずっと雇っておく余裕がありますが、中小企業では常に必要とされるものではありません。必要なときだけ業務を依頼する企業が多いため、フリーランスとして働く人の数も増えます。

デザイナーは、個人のデザインの評判がよければ会社に勤める理由はありません。自分で顧客をつかめるため、フリーランスとして独立するケースも多いでしょう。

海外で働きやすい職種はある?

フリーランスの中でも、海外で働きやすいのは通訳やエンジニア、デザイナーなどです。通訳の仕事は専門的なスキルが必要となり、フリーランスでも営業力があれば活躍できます。

エンジニアやデザイナーは、経験や実力が必要です。会社の勤続年数などは重視されないケースもあるため、フリーランスでも仕事探しができるでしょう。

どの職種にしても、日本企業が海外で展開しているもの以外は、ある程度の語学力が必須です。住みたい国の言語を勉強しておきましょう。

収入は職種だけでは決まらない

職種だけで収入が決まるわけではありません。どれだけクライアントや顧客のニーズに答えられるかが重要です。

需要の少ない業種でも、その中で人気になれば高収入が得られます。どちらかといえば、スキルや実力、仕事を獲得する経路の多さがものを言う世界です。

仕事獲得経路は人脈や過去の取引先が多い

フリーランスが仕事を獲得する経路は、主に人脈によるものや、これまでの取引からがほとんどです。人脈が広ければ依頼も増えて収入に繋がります。

取引をして結果が良ければ、継続して依頼をもらえることも多いでしょう。収入を増やしたい場合は、まず人脈づくりや、請け負った仕事を丁寧にこなしていくことが求められます。

軌道に乗れば、新しい仕事を獲得するために宣伝や広告を出すことも考えてみましょう。

経路により報酬額に差がある傾向

仕事を獲得した経路によっては、同じような内容でも報酬に差が出ます。フリーランスの中でも、エージェントを利用して仕事を獲得している人は、年収が高い傾向です。

また取引先との関係で仕事を獲得した場合や、人脈による依頼も報酬が高い傾向です。クラウドソーシングを利用して仕事を探しているフリーランスは、年収が低い傾向があります。

高い報酬を維持したい場合は、エージェントサービスなど、本格的なサポートが期待できるものを利用することがおすすめです。もちろん、自分の人脈や取引先と良好な関係を築けば仕事を回してもらえるでしょう。

IT系職種は需要が高い

IT系職種は、需要が多いことから比較的多くの仕事を請け負えます。1つ1つの単価は経験や依頼を受けた状況によって変わりますが、多くの仕事をこなせば収入アップも可能です。

プログラムの知識や、エンジニアとしてシステム開発ができるのであれば、フリーランスとして働くことを検討してみましょう。もちろん、個人のスキルや人脈によって収入は変動します。

1人でも十分顧客を獲得できるなら、会社に勤めているより高収入を目指せるのではないでしょうか。まずは今までの取引先や人脈で仕事が獲得できるか考えてみましょう。

まとめ

フリーランスには、クリエイティブ系・ビジネス系・職人系などの系統があります。職種によって年収が決まるわけではありませんが、仕事の獲得経路は収入との関連が大きい要素です。

自分の持つスキルによって、どんな職種が選べるのか考えてみましょう。中には会社や店舗で経験を積み、スキルを高めてからフリーランスに転身するタイプの職業もあります。

IT系業種やデザイナーなどのクリエイティブ系のフリーランスを目指すなら、需要が多い分活躍の場も広がるでしょう。

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