【2024年7月最新】Figmaでできることは?特徴や他のデザインツールとの違いを徹底解説

こんにちは。エンジニア、PM、デザイナーの副業・転職採用サービス「Offers(オファーズ)」のOffers Magazine編集部です。今回は、デザイン界で注目を集めているツール「Figma」について詳しく解説します。Figmaでできることやそのメリット、無料版の機能など、幅広く情報をお届けします。デザイナーやプロダクトマネージャーはもちろん、エンジニアの方々にとっても有益な情報となるでしょう。

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Figmaとは何か?

Figmaは、2016年にリリースされたウェブベースのデザインツールです。UI/UXデザイン、プロトタイピング、ワイヤーフレーム作成など、幅広い用途に対応しています。その特徴的な機能と使いやすさから、多くのデザイナーや企業に支持されています。

基本的な概要

Figmaは、クラウドベースのデザインツールとして知られています。ブラウザ上で動作するため、特別なソフトウェアのインストールが不要です。これにより、デバイスやOSの制約を受けずに使用できる点が大きな特徴となっています。Figmaでできることは多岐にわたり、ウェブサイトやモバイルアプリのデザイン、プロトタイプの作成、チーム間でのリアルタイムコラボレーションなどが可能です。

主な特徴

Figmaの主な特徴として、以下の点が挙げられます。

まず、リアルタイムの共同編集機能があります。複数のユーザーが同時に同じファイルを編集できるのです。

次に、クラウドベースであるため、常に最新のバージョンにアクセスできます。

さらに、豊富なプラグインやコンポーネントライブラリを活用することで、作業効率を大幅に向上させることができるでしょう。

メリットとデメリット

Figmaのメリットとしては、コラボレーションの容易さ、クロスプラットフォーム対応、そして直感的なインターフェースが挙げられます。一方で、インターネット接続が必須である点や、一部の高度な機能が有料プランでのみ利用可能である点がデメリットとして考えられます。しかし、多くのユーザーにとって、Figmaのメリットはデメリットを大きく上回るものとなっています。

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Figmaでできること

Figmaは多機能なデザインツールとして知られています。ここからは、Figmaでできることについて詳しく見ていきましょう。デザインの初期段階から完成まで、様々な場面でFigmaを活用することができます。

リアルタイムでの共同編集

Figmaの最大の特徴の一つが、リアルタイムでの共同編集機能です。複数のデザイナーやステークホルダーが同時に同じファイルを編集できるため、チームワークが格段に向上します。遠隔地にいるメンバーとも、まるで同じ部屋にいるかのようにスムーズに作業を進められるのがFigmaの魅力です。

ワイヤーフレームの作成

Figmaでは、直感的な操作でワイヤーフレームを作成できます。基本的な図形ツールやグリッドシステムを使用して、素早くレイアウトの骨組みを作ることができます。また、再利用可能なコンポーネントを活用することで、効率的にワイヤーフレームを作成できるのも大きなメリットです。

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プロトタイプの作成

Figmaには強力なプロトタイピング機能があります。静的なデザインに動きや遷移を追加することで、実際の製品がどのように機能するかをシミュレートできます。これにより、ユーザーエクスペリエンスの検証やステークホルダーへのプレゼンテーションがより効果的になります。

グラフィックデザインの作成

Figmaは、ウェブサイトやアプリのUIデザインだけでなく、ロゴやアイコン、イラストなどのグラフィックデザインにも適しています。ベクターツールや豊富な描画機能を使って、クリエイティブな作品を生み出すことができるのです。Figmaでできることの幅広さが、多くのデザイナーを惹きつける理由の一つとなっています。

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SNS用の画像作成

Figmaは、SNS用の画像作成にも適しています。複数のSNSプラットフォームに対応したテンプレートが用意されているため、効率的に各種SNS用の画像を作成できます。また、チームで共有して使用することで、ブランドの一貫性を保ちながら素早くコンテンツを生産することが可能です。

プレゼン資料の作成

Figmaは、プレゼンテーション資料の作成にも活用できます。スライドのようなフレームを作成し、それらを連続して表示することで、効果的なプレゼンテーションを行うことができます。デザインツールの特性を活かした視覚的に魅力的な資料を作成できるのがFigmaの強みです。

デザインの共有とフィードバック

Figmaでは、作成したデザインを簡単に共有し、フィードバックを得ることができます。URLを共有するだけで、他のメンバーや顧客がデザインを閲覧し、コメントを残すことができるのです。これにより、迅速な意思決定やイテレーションが可能になり、プロジェクトの進行速度が大幅に向上します。

Figmaの基本的な使い方

Figmaの基本的な使い方を理解することで、このツールの力を最大限に引き出すことができます。ここでは、Figmaを使い始める際に知っておくべき基本的な操作方法や機能について解説します。

アカウントの作成

Figmaを使用するには、まずアカウントを作成する必要があります。ウェブサイトにアクセスし、メールアドレスを入力するだけで簡単に登録できます。無料プランでも十分な機能が利用可能ですが、より高度な機能を使用したい場合は有料プランへのアップグレードを検討するとよいでしょう。

新規プロジェクトの作成

アカウントを作成したら、新規プロジェクトを作成します。Figmaのダッシュボードから「New File」をクリックし、プロジェクトの名前を入力します。プロジェクトは個人用やチーム用に分けて管理することができ、効率的な作業環境を構築できます。

基本ツールの使用方法

Figmaの基本ツールには、図形ツール、テキストツール、ペンツールなどがあります。これらのツールを使いこなすことで、多様なデザインを作成できます。また、レイヤー管理やグループ化機能を活用することで、複雑なデザインも効率的に管理できるようになります。

プロトタイプの設定

Figmaでプロトタイプを作成するには、まず各フレーム間の接続を設定します。例えば、ボタンをクリックしたときの画面遷移を定義したり、スクロールやホバーなどのインタラクションを追加したりできます。これにより、静的なデザインに動きを加え、よりリアルなユーザー体験をシミュレートすることが可能です。

デザインのエクスポート

完成したデザインは、様々な形式でエクスポートできます。JPG、PNG、SVGなど、目的に応じて適切な形式を選択できます。また、特定の要素だけをエクスポートすることも可能で、開発者との連携もスムーズに行えます。Figmaでできることの中でも、このエクスポート機能は非常に重要な役割を果たしています。

共有機能の活用

Figmaの強みの一つが、優れた共有機能です。プロジェクトやファイルを簡単にチームメンバーと共有でき、リアルタイムでのコラボレーションが可能です。また、閲覧専用のリンクを作成して、クライアントや外部の関係者とデザインを共有することもできます。これにより、フィードバックの収集や承認プロセスが大幅に効率化されるのです。

Figmaを使った具体的なプロジェクト例

Figmaの versatility を理解するには、具体的なプロジェクト例を見るのが最適です。ここでは、Figmaを活用した様々なデザインプロジェクトについて詳しく説明します。これらの例を参考にすることで、Figmaでできることの幅広さを実感できるでしょう。

Webサイトのワイヤーフレーム作成

Figmaは、Webサイトのワイヤーフレーム作成に非常に適しています。グリッドシステムを活用することで、レスポンシブデザインを考慮したレイアウトを素早く作成できます。また、コンポーネント機能を使うことで、ナビゲーションバーやフッターなどの共通要素を効率的に管理できるのです。

モバイルアプリのプロトタイプ作成

Figmaのプロトタイピング機能は、モバイルアプリの開発プロセスを大幅に改善します。画面遷移やアニメーションを設定することで、実際のアプリの挙動を模倣したプロトタイプを作成できます。これにより、開発前段階でのユーザビリティテストやステークホルダーへのプレゼンテーションがより効果的になります。

マーケティング用グラフィックの作成

Figmaは、マーケティング用のグラフィック素材作成にも活用できます。バナー広告、ソーシャルメディア投稿、インフォグラフィックなど、様々なフォーマットに対応しています。テンプレートを活用することで、ブランドの一貫性を保ちながら効率的に素材を作成できるのがFigmaの大きな魅力です。

プレゼン資料の作成事例

Figmaでプレゼン資料を作成すると、従来のプレゼンテーションツールでは難しかった高度なデザインも実現できます。インタラクティブな要素を組み込んだり、複雑なデータビジュアライゼーションを作成したりすることが可能です。これにより、聴衆の注目を集め、情報を効果的に伝えるプレゼンテーションが実現できるのです。

Figmaの便利なプラグイン

Figmaの機能をさらに拡張し、作業効率を向上させるのがプラグインです。ここでは、デザイナーに人気の高いFigmaプラグインをいくつか紹介します。これらのプラグインを活用することで、Figmaでできることがさらに広がります。

Unsplash

Unsplashプラグインは、無料で使える高品質な画像をFigma上で直接検索し、挿入できるツールです。ストックフォトを探す手間が省け、デザインの質を向上させることができます。キーワード検索も可能で、プロジェクトに最適な画像を素早く見つけられるのが魅力です。

Remove BG

Remove BGは、画像の背景を自動で削除するプラグインです。人物や物体の切り抜きが簡単にできるため、コラージュやモックアップの作成が格段に効率化されます。複雑な形状の背景除去も高精度で行えるため、プロフェッショナルなデザインの作成に役立ちます。

Iconify

Iconifyは、100以上のアイコンセットから無料で使えるアイコンを提供するプラグインです。検索機能も充実しており、必要なアイコンを素早く見つけることができます。さらに、アイコンのサイズや色を自由にカスタマイズできるため、デザインの一貫性を保ちながら効率的に作業を進められます。

Better Font Picker

Better Font Pickerは、Figmaの標準フォント選択機能を強化するプラグインです。フォントのプレビューが見やすくなり、フォントの比較も容易になります。また、最近使用したフォントやお気に入りのフォントを保存できる機能もあり、デザイナーの作業効率を大幅に向上させます。

LottieFiles

LottieFilesプラグインを使うと、軽量でスケーラブルなアニメーションをFigmaに簡単に追加できます。豊富なアニメーションライブラリから選択するだけでなく、カスタムアニメーションのインポートも可能です。これにより、静的なデザインに動きを加え、より魅力的なユーザーインターフェースを作成できます。

競合ツールとの比較

Figmaの特徴をより深く理解するには、競合ツールとの比較が有効です。ここでは、デザイン業界で広く使用されている他のツールとFigmaを比較し、それぞれの強みと弱みを分析します。これにより、Figmaでできることの独自性がより明確になるでしょう。

FigmaとAdobe XDの違い

FigmaとAdobe XDは、どちらもUI/UXデザインに特化したツールですが、いくつかの重要な違いがあります。Figmaはクラウドベースで、ブラウザ上で動作するため、OSに依存せず使用できます。一方、Adobe XDはデスクトップアプリケーションです。Figmaの最大の強みは、リアルタイムコラボレーション機能にあります。複数のユーザーが同時に同じファイルを編集できる点は、チームでの作業に大きな利点をもたらします。Adobe XDはAdobe Creative Cloudとの統合が優れていますが、Figmaの方がプラグインエコシステムが充実しています。

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FigmaとCanvaの違い

FigmaとCanvaは、どちらもウェブベースのデザインツールですが、主なターゲットユーザーが異なります。Figmaは主にプロのデザイナーやUX/UIデザインに焦点を当てています。一方、Canvaは、デザインの経験が少ない一般ユーザーでも簡単に使えるツールです。Figmaでは、より詳細なデザイン調整やプロトタイピングが可能ですが、Canvaは豊富なテンプレートとドラッグ&ドロップ機能で、素早くグラフィックを作成できます。Figmaの特徴は、より高度なデザイン作業とチームコラボレーションにあり、Canvaは手軽さと多様なテンプレートが強みです。

FigmaとSketchの違い

FigmaとSketchは、どちらもUI/UXデザインに特化したツールですが、プラットフォームとコラボレーション機能に大きな違いがあります。Sketchは長らくMac専用のデスクトップアプリケーションでしたが、Figmaはクロスプラットフォームで利用可能です。Figmaの強みは、リアルタイムコラボレーション機能と、ブラウザベースで動作する点にあります。一方、Sketchはオフライン作業に適しており、長年の歴史から豊富なプラグインエコシステムを持っています。Figmaでできることの中でも、特に注目すべきは、どのデバイスからでもアクセスできる点と、チームでの共同作業が容易な点です。

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Figmaを最大限に活用するためのヒント

Figmaの機能を最大限に活用するには、単に基本操作を覚えるだけでなく、効率的な作業方法やベストプラクティスを理解することが重要です。ここでは、Figmaを使いこなすためのヒントをいくつか紹介します。これらのテクニックを活用することで、Figmaでできることの範囲がさらに広がり、作業効率も大幅に向上するでしょう。

効率的な共同編集方法

Figmaの共同編集機能を効果的に活用するには、いくつかのポイントがあります。

まず、プロジェクトの構造をしっかりと整理することが大切です。フレームやコンポーネントに明確な名前を付け、論理的な階層構造を作ることで、チームメンバーが迷うことなく作業できます。

次に、コメント機能を積極的に活用しましょう。デザインの特定の部分にコメントを付けることで、フィードバックや議論が明確になります。

また、ライブ編集セッションを定期的に開催することも効果的です。画面を共有しながらリアルタイムで編集を行うことで、意思疎通が円滑になり、プロジェクトの進行速度が上がります。

デザインシステムの活用

Figmaでデザインシステムを構築することで、大規模プロジェクトでも一貫性のあるデザインを維持できます。コンポーネントやスタイルを定義し、それらを再利用可能な形で管理します。例えば、ボタンやフォーム要素、タイポグラフィなどの基本要素をコンポーネント化し、プロジェクト全体で使用します。これにより、デザインの一貫性が保たれ、作業効率も向上します。また、デザインシステムを活用することで、デザイナーとエンジニアの連携もスムーズになります。

バージョン管理の重要性

Figmaには強力なバージョン管理機能があります。これを活用することで、デザインの進化を追跡し、必要に応じて以前のバージョンに戻ることができます。重要な変更を加える前には、必ずバージョンを保存しましょう。また、バージョンにわかりやすい名前や説明を付けることで、チーム全体でデザインの歴史を共有できます。バージョン管理を適切に行うことで、大胆な実験も安心して行えるようになり、クリエイティビティを存分に発揮できます。

顧客向けのプレゼン技術

Figmaを使って顧客にデザインをプレゼンテーションする際は、いくつかのテクニックが役立ちます。

  • プロトタイプモードを活用し、実際の操作感を体験してもらう
  • コメント機能を使って、デザインの特定の部分に説明を追加する
  • ズーム機能を効果的に使い、全体像から細部まで順序立てて説明する
  • カラーバリエーションやレスポンシブデザインを示し、デザインの柔軟性をアピールする

これらのテクニックを駆使することで、顧客の理解を深め、承認プロセスをスムーズに進めることができます。Figmaでできることを最大限に活用し、印象的なプレゼンテーションを行いましょう。

まとめ

Figmaは、デザイン業界に革命をもたらした強力なツールです。リアルタイムコラボレーション、クロスプラットフォーム対応、豊富な機能とプラグインなど、Figmaでできることは多岐にわたります。ワイヤーフレームやプロトタイプの作成から、グラフィックデザイン、プレゼンテーション資料の作成まで、幅広いデザインニーズに対応できます。競合ツールと比較しても、Figmaの使いやすさと柔軟性は際立っています。効率的な共同編集方法やデザインシステムの活用、適切なバージョン管理など、Figmaを最大限に活用するためのヒントを押さえることで、さらに生産性を高めることができるでしょう。デザイナーだけでなく、エンジニアやプロダクトマネージャーなど、幅広い職種の方々にとって、Figmaは不可欠なツールとなっています。


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