【インタビュー】神奈川県藤沢市の豊富な起業支援についてご紹介。

観光スポットの江の島や慶應義塾大学のキャンパスがあることで知られている、神奈川県藤沢市。今回は、そんな神奈川県藤沢市の創業・起業支援のご担当の方に創業・起業支援のプログラム内容や活用事例について、藤沢市産業労働課の篠原様にお伺いしました。

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神奈川県藤沢市にはどんな起業支援があるの?

神奈川県藤沢市(担当者)

▲今回ご協力いただいた篠原さん 

神奈川県藤沢市(まちの風景)

神奈川県藤沢市は、いすゞ自動車や日本精工などの工場、また武田薬品工業などの研究開発施設も立地する工業都市であるとともに、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスなど4つの大学を持つ学園都市、江の島・湘南海岸を有し年間1,900万人の誘客がある観光都市といった顔があります。

そんな藤沢市で創業・起業する魅力として、よく挙げられるのは下記のような点です。

  • 東京から1時間以内という交通アクセスの良さ
  • 温暖な気候に支えられる住みやすさによって、仕事の合間にサーフィン、など創造性豊かな働き方が可能であること
  • 優秀な人材が多く集まる土地柄で、そういった人材を確保しやすい

神奈川県藤沢市の具体的な創業支援プログラムは?

神奈川県藤沢市(イベント「スタートアップツーリズム・ネクトン」)

藤沢市には、様々な創業支援のプログラムが用意されています。下記に代表的なプログラムを紹介します。

特定創業支援等事業の実施

藤沢市は、創業・起業支援に早くから取り組んでおり、創業支援等事業計画の国の認定も平成26年3月から受けています。

この計画の中で、特定創業支援等事業と位置づけた支援プログラムを受けた方は、会社設立時の登録免許税の軽減や信用保証の特例などの優遇措置を受けることができます。藤沢市では、関係団体が運営する創業セミナーやビジネスコンテスト、インキュベーション施設を支援プログラムに位置づけています。

創業支援資金の融資制度

2020年4月から、藤沢市独自の創業支援資金「キュンとするスタートアップ」を開始し、市内の金融機関とも一体となって創業を支援していくこととしました。運転資金や設備資金について、特定創業支援等事業を受けていなくても(一定の条件あり)、貸付利率や信用保証料率が優遇されます。

また、市から信用保証料(100%、上限20万円)や貸付利子(年1.8%以内、2年間)に対する補助を受けることができます。

コミュニティビジネス支援事業

ビジネスの手法により、地域資源を活用して地域課題の解決に取り組む事業(コミュニティビジネス)については、創業時における事務所等の改装工事費(最大40万円)や賃借料(1年間、最大75万円)の補助(基本補助率40%。加算あり)を行っています

また、このビジネスは、性質上小規模なビジネスモデルとなるため、事業者同士のネットワークづくりや相談体制の充実(個別相談や専門家による事業診断)にも取り組んでいます。

創業・起業を支援するイベントは開催されるの?

神奈川県藤沢市(イベント「湘南ビジネスコンテスト」)

藤沢市では、次のようなイベントを開催しています。

創業セミナー

藤沢商工会議所が実施する、「独立Navi(8月~10月頃、4回講座)」及び「湘南創業塾(2月~3月頃、5回講座)」では、各分野の専門家を講師に、ビジネスプランの策定について実習形式で学ぶことができます。

受講されることで、創業実務ノウハウを幅広く習得するとともに同じ起業を志す参加者や支援機関(藤沢商工会議所、協力金融機関、専門家等)とのネットワーク構築につながります

湘南ビジネスコンテスト

日本一の手厚い支援を目指す「地域応援型」のビジネスコンテストとして藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町エリアで創業(予定含む)される方を対象にしています。

令和2年度で第21回を数え、ビジネス大賞として50万円のほか各賞を用意しています。書類審査を通過したファイナリストは、11月に開催される公開最終審査に向け、専門家から充実した個別指導やプレゼンテーション技法の講座を受けることができます。

女性・ママ起業家応援事業

神奈川県藤沢市(イベント「女性・ママ起業家応援事業」)

湘南エリアには、女性・ママ起業家も多く、彼女たちを支援する団体も存在します。

市はこうした支援団体と連携して、女性が起業家として生き生きと輝く姿を「魅せる」ことで、多くの方が創業に理解と関心を持つようなイベントを年に複数回開催しています。

令和元年度は、5月と8月の2回について、市役所本庁舎を会場としました。いずれも土曜日の開催で3,000人の動員となり、当日は小さいお子さんや女性の方で大盛況となりました。

神奈川県藤沢市に創業・起業支援の施設や相談窓口はあるの?

神奈川県藤沢市(まちの風景)

藤沢市の創業支援等事業計画では、藤沢市に加え、藤沢商工会議所、(公財)湘南産業振興財団の2つの経済団体が連携・協力し、藤沢市の産業拠点施設である「藤沢商工会館ミナパーク(藤沢市藤沢607-1)」を中心にワンストップ創業相談体制を構築することを目指しています。

会議所では経営指導員が、財団ではインキュベーション・マネジャーが各々の強みや経験を活かして相談や支援を行いますので、市としては適切な橋渡しを行っています。

シェアオフィスやコワーキングスペースはあるの?

藤沢市の公的インキュベーション施設としては、(公財)湘南産業振興財団が運営する「湘南藤沢インキュベーションセンター」と(独)中小企業基盤整備機構が慶應義塾大学および県・市と連携して運営する「慶應藤沢イノベーションビレッジ」があります。前者は、個室と共用オフィスがあり、後者は個室となっています。

また、最近では民間の施設も開設されており、昨年度実施した「スタートアップツーリズム事業」では、藤沢駅近辺にある「NEKTON FUJISAWA」(コワーキングスペース)や「me-labo」(個室)といった施設を創業に関心のある方にご紹介させていただきました。

実際の創業事例について

神奈川県藤沢市の支援プログラムを活用したIT関連の創業事例を紹介

病院検索サイトや動物病院検索サイトを運営されている「カルー株式会社」は慶應藤沢イノベーションビレッジにラボを開設し、施設退去後はそのラボを辻堂駅前に移転されました。

また、ITサービス事業を皮切りにBBQ場などの店舗運営を展開する「株式会社デジサーフ」は湘南ビジネスコンテストでの支援を受けており、現在、創業者は同コンテスト審査員の一人として起業家育成のエコシステムづくりに貢献していただいています。

もう一例、内閣府「女性のチャレンジ賞」を受賞された小林コトミさんが立ち上げた「株式会社Manabelle」が開発した女性就労支援のアプリは、湘南ビジネスコンテストで提案したアイデアが高く評価されたことがきっかけになっています。

その他の支援プログラムを活用した創業事例は?

慶應藤沢イノベーションビレッジが大学と連携した施設だけあって、特色ある企業が多いイメージがあります。

自動で階段を昇り降りできる、やわらかなソフトロボットで注目を集める「Amoeba Energy株式会社」、微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)の発明者が起業した「株式会社微酸研」などが挙げられます。湘南藤沢インキュベーションセンターの支援企業では、ウェアラブルデバイスを開発する「株式会社アイオーフィット」が、これからの時代にマッチする企業の一つだと考えています。

食品分野では、湘南ビジネスコンテストにおいて「有限会社NORMA」が地元産の調味料「鵠沼魚醤」を提案し見事に大賞を受賞されています。本当に多種多様な事例があると考えています。

神奈川県藤沢市の創業・起業支援の情報をもっと知るには?

神奈川県藤沢市の創業・起業支援の問い合わせ先は?

神奈川県藤沢市の創業・起業支援についてご興味のある方は、下記にお問い合わせください。

藤沢市役所経済部産業労働課

  • 電話番号:0466-50-3530
  • FAX:0466-50-8419
  • E-mail:fj2-indus@city.fujisawa.lg.jp

その他の藤沢市の起業支援に関連する情報源

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