コロナを経て気づいた、個人で複数の仕事を持つ重要性。不確実性の高い世界に対応できる力を!

はじめまして。株式会社M-Ink.代表でデザイナーの磯邉(@Pinkymika)と申します。小会社の代表で、デザイン業務を中心としたお仕事をやらせていただいております。

最近はこれまでの経験を活かして専門学校の非常勤講師をやらせていただいたり、夜間土日はMBA社会人学生だったり、いろいろなことをやらせていただいております。

突然舞い降りたコロナという危機がきっかけで、これまで平和だった日々になんとなく将来が不安になったり、足元が揺らいでいる人も多いのではないでしょうか。皆さんにとって有益な情報になるかわかりませんが、自分の経験が少しでも皆さんのQOLを高める一助になれば幸いです。

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副業が本業に?社内起業からの独立

卒業後、デザインから離れる

学生時代はギャラリーやテレビ局に勤めながら作品制作や展示にあけくれる日々を過ごしていました。幸いなことに多数のギャラリー展示を行わせていただき、いくつか賞もいただきました。

とはいえ、将来のこととかちゃんと考えてなくて、結構ふわっと生きてました(笑)が、作品制作だけは夢中で...。

ただ、一度アートの世界から離れたくなって、ご縁あった渋谷のベンチャー企業に入社、IT系のコンサルティング業務をメインでやってました。半年くらい経ち、もう辞めようかなと思っていたころ、当時の社長が新規事業を立ち上げるからお前責任者やれよ、みたいな感じで、今思えば社内起業みたいな感じでスタートしました。

起業がきっかけでデザイン業界に戻ることに

自分が勉強してきたデザインとかを活かせるような事業だったので、結局自分から離れても戻された感じだなあ、と。

とはいえコンサルタントの業務もしばらく並行しながらやっていたので、相当しんどかったです。今このご時世となっては大きな声では言えないくらい稼働していました。

真夜中終電なくて毎日タクシーで帰ったり。それでもすごく楽しくて...やっぱり何か0からつくりあげることが割りと好きなタイプなんだと思います。運良く割と早い段階で軌道に乗ることに成功して、その後独立させていただくことになりました。今思えばそれが自分の転機になったと思います。

元々美大で勉強してたので、アートとかデザインがめちゃめちゃ好きだった。けど仕事からは離れようと思ったのに、結局戻された。運命みたいなものを感じました。ああ、自分はこれで生きるしかないなって。と同時に、当時は独立なんて微塵も考えてなくて、ベンチャー企業だったので、第二新卒の自分と歳が1つしか変わらない社長を見ながら、絶対ヤバい人!って思っていました(笑)

今では尊敬してる方の一人です。

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独立するといろんな仕事にチャレンジできるようになる

▲M-inc (http://www.m-ink.co.jp/

独立してからは、しばらくはとても辛かったです。

「好きなことで生きていく」って、オンとオフがぐちゃぐちゃになって、自分にはあまり合わないんじゃないかなと後悔していた時期もあった気がします。精神的につらい時期が1年くらい続きました。

それでもなんとか続けてこれたのは好奇心旺盛だったのと、周囲が応援してくれたから。あと前の会社に対して独立させてもらったし意地みたいなものもあったかも(笑)。

自由にチャレンジできる環境

会社の代表を名乗ってると、いろんな話がくるんです。もちろんその人それぞれの個性次第だと思いますが、自分の場合はなぜか珍しい仕事がよく舞い込んできて嬉しかったです。

すべて自己責任だけど、好きなだけチャレンジできるのが独立することの強みかなと思います。

デザイン中心の業務をこなすことが多いですが、そうじゃない仕事にもチャレンジできるし、業界を絞ることもしなくていい。もちろん相性が悪くて単発で終わる仕事も多々あるけれど、数年後にまた声かけてくれるみたいなのって、嬉しいじゃないですか。

任せていただけるのは自分のスキルやヤル気次第だけじゃなくて運的なところもあると思うのだけど、そういったご縁をいただけるときは本当に独立してよかったと思います。なので、副業というか、意識しないでも副業やってる感じですね。

コロナ禍で気づいた「お仕事ポートフォリオ」の重要性

コロナによる苦境

いくらいろいろなことにチャレンジができるとはいえ、やはり独立して仕事するって大変です。特に去年今年とコロナが起こって、こんなに経済が止まる事態になるとは想像していませんでした。

自発的に会社や仕事を辞めることはなんとなく想定していたのですが…。

外的要因で強制的にストップをかけられると金銭的なことはおろか、精神的にしんどくて。特にデザインやアートって、芸事で、「生きるための優先順位」から後回しにされやすいから、存在自体を否定されているような錯覚に陥ってくる。

自分のような、食べなくてもアート見ていたい!って人、かなりマイノリティーだなと再認識しました。とはいえ稼がなくては食べれないので、本当に困ったときに「仕事ください!」ってお願できる先輩とか、本当にありがたいなと思いました。

選択肢を持つことの重要性

同時にそんな時、自分の中で「お仕事ポートフォリオ」みたいなものを持っていると、そういった緊急事態に対応しやすくなると思いました。できることは何でもやってみる。今これがだめなら、あっちをやろう、みたいな。

どんな時代も、自分の力だけではどうにもならない事態って全体に来るんだと私は思っているので、どうしてもだめな時は、別の業界に身を置いている先輩や仲間に相談するとか、これまでの自分のスキルセットを再整理して新しいことにチャレンジしてみるとか、そういったことが柔軟にできる体制を常に意識したほうがいいなと本当に思いました

ちなみに自分はコロナがきっかけで新しい仕事にチャレンジすることができました。「仕事」だけれど、これまで自分に不足しているスキルを補うためにチャレンジしたイメージ。大学院の先生はこういうチャレンジを「コンパスターン」といってたかな。

自分が今持ってるスキルと、足りないスキルを掛け算してスキルアップしていくイメージだと理解しています。

副業という概念がなくなる未来

なので、いろんな業種・業界の仕事を受けていると、もちろん軸足はデザインとかクリエイティブなことですが、何が本業なのかわからなくなってくるというのが実際のところです。

例えば、今年になって、これまでの実績をかっていただき専門学校の非常勤講師をつとめることになりました。教育ってすごいクリエイティブなことだと考えているのですが、職業は?と聞かれると「先生」になる。職業が違うと世間的に見たら副業に見えますよね。他の職種もしかりだと思うのですが、こうやってこれからどんどん色々な事をしていく人が増えるんじゃないかなと思います

農家が冬に出稼ぎに行くみたいな?やりたい仕事が常に存在しない職種の人は特にそうなるんじゃないのかな…。これからますます技術が進歩して、絶対に安定とはいえない世界がやってくるほど、「何にでもなれる力」みたいなのが必要になってくると思うんです。その一歩が副業という選択肢なのかもしれません。

「個々人の多様化」(イントラパーソナル・ダイバ-シティ)の重要性

アカデミックな経営学の理論だと、こういう自分の中に複数のスキルなどを持ち多様になることを「イントラパーソナル・ダイバーシティ」というそうです。

ダイバーシティというと、組織における女性の社会進出とか、LGBTQとなどの性別的なことが言われがちですが、個々人の中にも多様性を持ちましょうというニュアンスだと理解しています。終身雇用や安定的な未来が見えないこんな時代だからこそ、いろんな環境変化にアジャストできる力が必要になっているのかもしれません。

とはいえ自分は環境変化に対応することが絶対に良いこととは思いません。環境が変わってもゆずれないものがある人もあると思います。が、逆説的ですがこういった価値観で日々過ごしていると、精神的につらいことが起こった時になんとなく心に余裕ができることもあるかなと感じます。かく言う私も、すぐに変化に柔軟になれるタイプの方ではないと思います。

そんな時には、いろいろな価値観があることを意識するだけでも、新しい世界が見えることがたくさんあるかなと思います。


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