副業で英語のスキルを活かすには?在宅で可能な仕事も多い

英語はグローバルな現代社会において、欠かせないスキルの一つとも言えるでしょう。英語力を活かせる副業はたくさんあります。この記事では、英語のスキルを活用できる具体的な副業について、在宅ワークを中心に紹介しますので、参考にしてください。

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英語スキルを活かして副業しよう

英語はビジネスの場でも用いられることが多いこともあり、積極的に学ぼうとする人も増えています。特に副業において、英語のスキルが仕事の獲得につながる可能性もあるのです。英語のスキルを活かした副業にはどのようなメリットがあるのかを、まずは解説します。

在宅業務も単価が高め

英語のスキルを持っていると、在宅でできる仕事の幅が圧倒的に広がります。さらに、日本語での記事執筆の仕事などに比べて、記事単価が高めに設定される傾向にあるようです。文字単価が1円を超えることも珍しくありません。

中には、1記事で数万円になるような高単価の仕事もあります。スキル次第で大きく稼げる可能性があるのが、メリットと言えるでしょう。

仕事を通して自己研鑽も可能

仕事を通じて、自分自身のスキルや知識を磨くこともできます。

例えば、海外ニュースの翻訳を通じて、日本にいては分からないような海外の情報を得ることが可能です。海外で利用されているツールやアプリケーションについて記事を通して知ることができるなど、仕事に使えるさまざまな情報を得られます。

英文のライティングやテープの書き起こしといった作業や、海外コールセンターの仕事などを通して、自分の英語力にさらなる磨きをかけることもできます。

英語を使った副業の例

英語を使った副業として、どのようなものがあるのかを紹介します。実際に仕事を探す際の参考にしてみてください。

翻訳

英語を使った副業として、翻訳は最もメジャーな仕事と言えるでしょう。海外のニュース記事やブログの翻訳、海外から届いた企業メールを翻訳するという仕事もあります。

一般的には文字単価で報酬が決められていて、芸能関係などの簡単な話題であれば単価は安く、逆に医療関係などの専門性の高い記事の翻訳や、自身の意見を交えるような翻訳記事の作成は高額になる傾向があるようです。

場所や時間を問わず、比較的自由に働くことができるのもメリットと言えるでしょう。自身のペースで取り組みやすく、本業を持っている人には働きやすい仕事です。

通訳

旅行者の付き添いや観光案内、さらに規模が大きくなると企業における会議の場での通訳や、カンファレンスの通訳なども、英語のスキルを用いた副業と言えるでしょう。

ただし、ネイティブ系の言葉をその場で翻訳しなければならないこともあるので、求められるスキルはかなり高めです。その代わり、報酬も高額になる傾向があります。

自身で働く時間を選べないことも多く、拘束時間も長くなりがちなため、スキマ時間を利用した副業には向かないかもしれません。休日や長期休暇を利用して仕事をする人が多いようです。

旅行の付き添いであれば、一緒に現地を楽しめるといったメリットもあるでしょう。

英語講師

英語講師というと、英会話教室の講師や塾講師などのイメージを持つ人が多いかもしれませんが、最近はインターネットの普及もあって、PCやスマホの画面越しに講義を行うこともできるので、比較的始めやすい副業と言えるでしょう。企業に雇われて講師になる人もいます。

英語のスキル自体は低くても仕事はありますが、会話力や人とのコミュニケーション能力に長けていなければできません。長時間人と話すために、話好きな人に向いている副業です。

給料は時間制のため、安定した収入につながるほか、他者に教えることで自身のスキルアップにもつながります。英語講師を務めた結果、自身のTOEICの成績が向上したという人もいるようです。

インバウンド向けの仕事

『インバウンド』とは、外国人が日本を訪れてくる旅行のことです。反対に、日本人が外国へ旅行することを『アウトバウンド』といいます。

インバウンド向けの英語のスキルを使う仕事としては、旅行中の通訳や、自宅の一部を宿泊施設として貸し出す『民泊』が挙げられるでしょう。こういった仕事は、仕事を通じて外国人と交流を持ちたい人や、観光地を外国の人に楽しんでもらいたいと考える人に向いています。

近年では、日本人と外国人旅行者のマッチングを行うSNSアプリ『Tripfriends』のようなものも現れていて、インバウンド向けの副業をしやすい環境が整いつつあります。

必要な英語レベルは?

英語のスキルを使った仕事がいろいろあることは、ここまでに述べたとおりですが、実際にどの程度英語ができれば仕事ができるのか、不安な人も多いでしょう。

TOEICのスコアを目安に、必要な英語のレベルについて解説します。

TOEICスコアの目安

『TOEIC』は、英語のコミュニケーション能力を測るための世界共通の試験のことです。最低10点から最高990点の間で、スコアによってどの程度の英語力があるかを判定してくれます。

初心者であれば400点台、企業の新入社員で500点台、600点台になると、簡単な英語の仕事がこなせるようになると言われています。

海外のニュースや簡単な書籍を翻訳するのであれば、600点台は欲しいところです。

通訳の仕事となると、700点台が必要になります。800点であればより専門的な仕事を受けられ、900点台になればほぼネイティブと変わりありません。英語を用いたさまざまな仕事を請け負うことが可能です。

専門性が高い業務ほど高単価

単価に関わってくるのは専門性です。一般的なニュース記事などとは違い、専門分野における通訳や翻訳には、その分野に関する知識が求められるため、専門性が高い業務ほど高単価が期待できます。

経済や金融、学会の論文のような、日本語で執筆する場合でも難易度の高い記事については、1件あたり数万円の高額報酬が提示されるケースもあるようです。

英語に関する副業の探し方

英語のスキルを使う仕事は、どのようにして探せばよいのでしょうか?仕事の探し方について解説します。

クラウドソーシングで探す

英語のスキルを活かした副業を始めたい場合、仕事を探している不特定多数の人と、求人を出している企業を結びつける仕組みである『クラウドソーシング』を利用するという方法が一般的でしょう。

クラウドソーシングでは、英語に関しては、翻訳や通訳、英文事務や英語対応のコールセンターの事務員など多数の案件が掲載されていて、自分の働き方にあった仕事を選択することが可能です。

自身のスキルを登録しておくことで、企業側から声がかかることもあります。

スキルシェアサイトの活用

自身の持っているスキルを共有・販売する『スキルシェアサイト』を活用するという方法もあります。

自分のスキルや経験を活かして翻訳や勉強方法のアドバイス、英文の添削など、自分のできることをサイトに登録しておくと、それをやってもらいたい人が申し込んできます。

別の形として、自分の時間を販売するというサイトもあります。このようなサイトを利用すれば、Skypeやハングアウトなどを使って英語の講座などを開くことが可能です。

求人媒体をチェックする

求人情報サイトで、英語のスキルを条件にした求人広告が出ていることもありますので、探してみましょう。コールセンターの仕事や塾の講師の仕事は、よく募集されています。

また、グローバルに活動する企業であれば、企業が自社のWebサイトで求人を出していることがありますので、興味のある企業のサイトを訪問するというのも、有効な方法です。

採用までには一般的な求職活動同様に、履歴書の提示や面接などが設けられるケースもありますので、あらかじめ備えておきましょう。

英語力以外に必要なスキル

英語のスキルだけがあっても、仕事に結びつかない場合もあります。英語力以外にどのようなスキルが必要なのでしょうか?

コミュニケーション力

特に、通訳や講師などの仕事においては、コミュニケーション能力は必須と言えます。旅行者や生徒との対話やコミュニケーションが円滑に行えなければ、ビジネスとして成り立ちません。

人と話すのが好きでなければなりませんし、相手がどんな点に疑問を抱いているのか、困っているのかを察知する能力が求められます。また、求職活動においても、コミュニケーション能力がなければ採用されることは難しいでしょう。

自身で積極的にコミュニケーションが取れるように、普段からスキルを磨いておく必要があります。

翻訳する分野に関する知識

例えば、金融系企業の社長のインタビューを書き起こして日本語に翻訳するといった場合、金融系の知識は不可欠となります。知識がまったくないと、誤訳や曖昧な表現が増えてしまうでしょう。

これは、通訳に関しても同様です。観光スポットのガイド兼通訳の仕事をするのであれば、観光地に関する歴史やおすすめスポットなどについてある程度知っておかなければ、相手を楽しませるガイドはできません。

通訳ガイドに関する資格試験でも、観光地における一般教養や歴史に関する問題は多く出題されます。その分野についての基本的な知識があるかどうかも踏まえた上で、仕事を探すようにしましょう。

まとめ

通訳や翻訳、英語講師など、英語のスキルを活用する仕事はいろいろあります。比較的高めに報酬が設定されている仕事も多いですし、その分野に関する専門的な知識があれば、さらに高額報酬に期待が持てるでしょう。

最近では、クラウドソーシングやスキルシェアサイトも増えていて、仕事を探しやすい環境にあります。

自身がどの程度の英語力を持っているかは、TOEICを参考にするのが一般的です。募集概要にTOEICの点数について記載している求人も珍しくはありません。そして、実際に仕事をするなら、コミュニケーション能力や分野についての知識など、英語以外のスキルが求められることもあります。


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