フリーランスが稼げる不動産関係の仕事
フリーランスの仕事は多岐にわたり、その中には不動産に関係した仕事もあります。不動産関連でどのような仕事があるのかをまずは見ていきましょう。
不動産投資
一つ目が不動産投資です。不動産投資の主な収入形態は『賃貸物件を購入して、それを人に貸し出す』という方法になります。
その際にもマンションを一棟まるごと買う『一棟買い』と言われる方法や、ワンルームから複数の部屋を購入する『区分所有』、一軒家を購入する『戸建て投資』などがあります。
ワンルーム投資であれば比較的安い資金で投資を行うことも可能です。不動産投資を行う場合は、資金と相談しながら行う必要があります。
不動産売買、賃貸の仲介
二つ目は、いわゆる『不動産屋』として不動産の賃貸や売買の仲介業をすることです。
不動産を売りたい人と買いたい人の仲介、借りたい人と、家賃収入を得たいオーナーの仲介をします。いわば不動産屋の営業マンとして働く業務です。
売買や賃貸をサポートする周辺業務
最後は、不動産関連のサポート業務です。資料の作成や請求への対応、顧客から寄せられたメールへの対応といった事務系の仕事がそれに該当します。
このように一口に不動産関連の仕事と言っても、求められるスキルがさまざまなので、どんな仕事内容かをまずは確認し、よく選ぶ必要があるのです。
不動産仲介は完全実力主義
不動産仲介の仕事は歩合制であることが多く、実力主義です。成約件数がゼロなら一銭のお金も入ってこない可能性があります。その業務内容について詳しく見ていきましょう。
業務内容
不動産の仲介と言っても、業務内容はさまざまです。物件を紹介・案内し、集客から成約までのさまざまな業務を行います。
不動産の売買も担当するのであれば、物件の査定なども担当しますので、不動産に関する幅広い知識が必要とされるのです。購入、契約成立後のアフターケアも担当します。
成績によっては高い報酬が期待できる
不動産の仲介は、扱う物件の価格帯や、成約件数によっては高い報酬が期待できます。仲介料としてもらえる報酬は、賃貸の場合は賃料の1カ月分程度、売買の場合は『物件価格の3％+6万円』です。
結果が出せずに全く報酬にならない場合もあれば、扱う物件の価格によっては、1件で数百万円という数字につながることもあります。
スキルを活かせる仕事
不動産の仲介では、ある程度の営業スキルが必要です。投資はハイリスク＆ハイリターンにもなりやすいため、二の足を踏んでしまう人も多いのではないでしょうか。
不動産に関わる仕事で安定して稼ぎたいと思った場合に、他にもどのような仕事があるのかを紹介します。
図面作成
賃貸物件の間取り図を図面に起こすという仕事があります。デザイナーとしてのスキルを持っていれば仕事につながりやすいでしょう。
間取り図のみの作成に留まらず、条件の記載などを含めて、広告全体の作成を頼まれることもあります。
報酬も1件あたり数万円と高額になりやすいです。デザイナーのスキルを活かして図面作成の仕事を行ってみてはいかがでしょうか。
物件の写真撮影
不動産を紹介する広告やWebページに写真を掲載することは必要です。しかし、全国の物件を紹介している不動産屋もあり、撮影のために各地を飛び回るのも難しいでしょう。そういった場合に、不動産屋に変わって物件の写真撮影を行うという仕事もあります。
報酬は若干低いですが、撮影に特別な技術が要求されない場合が多く、写真のプロレベルの技術を持っていなくても、簡単な撮影スキルがあれば依頼を受けることが可能です。
Webページの作成、運営
不動産会社のWebページの作成や運営を任されるエンジニア向けの仕事もあります。
サイトのデザインや、物件紹介ページのレイアウトの作成といったデザイナー向けの仕事、キャッチコピーや物件紹介の情報を記載するWebライターの仕事を募集している不動産会社もあるでしょう。
これらの仕事を1人でこなすことができるのであれば、高額報酬を獲得する機会を得られます。
まとめ
フリーランスにはさまざまな仕事があり、その中には不動産を扱う仕事もあります。特に不動産の仲介業は、成約できれば1件あたり高い報酬を得ることも可能です。
また物件の写真撮影や地図作成、Webページの制作や運営といった仕事もあり、さまざまなアプローチから不動産関連の仕事は多く存在しています。不動産に興味のある人は、働き方を考えた上で携わってみてはいかがでしょうか。
